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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

フリーゲーム「スポンサーガ」は準備と予備知識が勝負を握る詰みゲーだった

ゲーム-週刊フリーゲーム ゲーム ゲーム-ADV ゲーム-リソース管理 ゲーム-経営SLG ゲーム-やりこみあり ゲーム-難易度高め

…すごく難しいゲームにあたった。

いや、むずかしいゲーム自体は色々してきたが、僕が難しい物にあたったことがない「経営シミュレーション」でこんなに手こずるとは思わなかった。

 

・ゲームの概要

勇者になりそこねた主人公が、勇者崩れ時代のやりきれなさを払拭すべくスポンサーとしてお金の力で冒険者たちを支援する道を選ぶ。

 

主なゲーム画面はこんな感じ。

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見た目はよくあるシミュレーション。任務が来てそれを冒険者に割り振っていく。

だが、シナリオが驚くほど渋くて、濃ゆい。

例えば、主人公の顔も「勇者崩れから商人に転身、商人として身を立てたあとで儲かりにくい稼業を始めた」という設定だけあり、こんな感じ。

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※左下のひげのおじさんがこのゲームの主人公です。

 

このゲームをプレイするかどうか悩んでザラ読みしたゲームレビューには「お金のちからで世界を救おう」というタイトルまでついてたが、全然世界を救う顔じゃない(笑)

 

ダウンロードはこちら。(画像もこちらから頂きました)

 世界も救うけど、別に正義の味方ではないよ

勇者時代の不甲斐なさを払拭するためにこの稼業を始めたものの、主人公本人は徹頭徹尾商人であることを貫く。

そのため、「カネさえ払われれば、世界を救うことも、戦争に加担することも、秘密の取引だって手伝う」という傭兵のようなスタンスでゲームが進んでいく。

 

だから、発言も態度もあくまで商人。

あくまで目的はカネなので、勇者のように自発的に世界を救ったりしない。

 

そこがキャラクターとしての渋さとストーリーの(ある時は貧民、ある時は教会、ある時は王と立場や目的に応じた発言・依頼が入ってくる)複雑さにつながっている。

会話が微妙に噛み合ってない(噛み合わせようとしない)キャラクターの存在がお互いの言い回しや個性を際立たせている点が面白い。

 

正直言って、このゲームは難しい。理不尽で時間もかかる。

 

だが、引き込むような渋いキャラクターとストーリー構成、(結局は攻略サイト必須になるほどの)情報不足ゆえの手探り感、経営シミュレーションという経営すること自体の面白さが強調されがちなゲームでは異例の高難易度…など、このゲームにしかない要素があるからついつい時間を忘れてやりこんでしまう。

 

攻略サイトを見ても詰むレベルの難しさ!

経営シミュレーションというジャンルに限って言えば、今まで僕がプレイしたゲームの中で最も難しいゲームだと言い切りたい!

 

むずかしい理由は主に3つ。

1、ただ任務をクリアすればいいというものではなく、資金難でもアイテム不足でも詰む・詰まる危険がある。(破竹の勢いでクリアしていくこともできなくはないが、むしろ時間をかけて遠回りしてでも安全策を取るべき)

2、任務に適任のキャラクターや必要なアイテムがぼんやりとしか明かしてもらえない。攻略サイトを見ないでプレイすると効率的なプレイは2周目以降でなければ無理。資金を浪費したり、効率が求められるところで失敗してクリアできない可能性あり。

3、かなり前から準備しておかないとクリアできないステージもあり、プレイ時間のかなりの部分がパーになることもある。

 

1度2度で、あるいは詰みセーブなしでクリアしたい人から見れば、攻略サイトを見ないと明かされないものが多すぎるため、クソゲーと言われても文句が言えないほど難しめのゲームバランスだ。

 

例えば、任務の中には「もう一度復活するから後回しでもいい任務」や「絶対に失敗するからリソースを投資してはいけない任務」もあり、これらが初見殺し・効率プレイへの妨害になる。

 

情報がないままプレイすると手探りゆえのブラフに遭う。

仮に攻略サイトを見てブラフを回避し、効率プレイに努めたとしても、終盤に備えた準備ができる状態にしておかねば、このゲームをクリアすることは難しい。

 

だから、プレイ時のワクワクを大事にしたかったら2回は詰む必要があるだろう。

1度目は攻略サイトなしで行けるところまで行く。2回目は場当たり的に攻略サイトを読んでゲームのイベントを楽しみながらプレイ。

 

…でも、これじゃ詰む。効率的にプレイしていたらレベルを上げないキャラが急に必要になって「どうしてレベルを上げておかなかった(レベルの高い冒険者を勧誘できる状態にしておかない)んだ!」という事態に陥って詰む。

 

かと言って、ゲーム自体の楽しみを無視して攻略サイトに載ってる「ゲームオーバーになりそうなところ」を一通り読んでから挑むと任務のタイトルや必要なアイテムなどがネタバレになる。

 

確かに、見た目はどこにでもありそうな、最近のゲームファンもソーシャルゲームで見慣れた「クエストを淡々とこなしていくゲーム」に見えるかもしれない。

また、それだけでも資金繰りの楽しさ、資金繰りの末にプレイを楽にする楽しさがあり満足できるものは多い。

 

ところが、このゲームはその先に踏み込んでる。

経営シミュレーションでは異例の理不尽なまでの難しさと、情報不足。理不尽なゲームでも続けたくなるような秀逸なシナリオと増えていく冒険者。

 

ドツボにはまります!でも、ドツボだとわかっててもクリアしたくなるゲームです!

 

 

「社長として冒険を支援するゲーム」という意味でDMMのかんぱにガールズが近いかな…。経営系のゲームは色々あるけど、戦士を後方支援するゲームとなると意外と限られるのよね…。

 

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