かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

マンガ「初情事まであと1時間」は最強の恋愛バイブルである!!


僕が知る限り、これ以上恋愛に参考になる本はないと思います。

  

タイトルからして、ヤバそうだけど…タイトルとは別の意味でヤバいです。

作者の画力と作風の都合上で、「会話劇」中心となっていて、会話劇によって、お互いの心が一つにつながって行くさまを何パターンも描いています。

 

概要

1話完結の短編集で、初情事まで1時間の会話をマンガに落とし込んだ作品です。

 

 すごくリアルで「俺かよ」とオタクたちが言いたくなる作品もあれば、リアリティがないような設定なのに「そうだよね、恋愛ってこういうことだよね」という納得に落とし込んでくることもある作品。

 

 

リアリティのある短編としてはこの2つ。

 

1つはインターネット「演奏してみた」マンが、演奏きっかけで女友達ができてしまう話。

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これ、音楽だからクズ感満載だけど、ブログでもYouTuberでもこういうことってあると思うんです。

ネットを飛び越えて実際にお会いする可能性はともかく、実生活でモテない人が創作物きっかけで、縁が増えることはあると思うんです。

 

もう一個が、オフ会きっかけで地方都市で会った二人が成り行きでホテルに…ってやつかな。

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ここまで露骨じゃないけど、こういう状況ってたまーにあるんですよね。

仲良くなりすぎちゃうというか、全然その気じゃなかったのに色んなアクシデントが重なって欲が出てしまうようなシチュエーションなること。

 

そういう時の「お互い友達でいたいけど、大事だから深く繋がるのもありだと思ってる状況」から流れていくさまを描くのはすげーリアル。

 

全然リアルじゃないものも1つ紹介すると…「宇宙人に拉致される」という笑っちゃうようなネタもあります。

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コレは遊びすぎでしょwww

 

敢えて画像は省くけど、王道として「幼馴染」とか、「先輩後輩」とか、「王子と王妃」なんて題材もあります。

 

題材に問わず言えるのは、

「人間の恋愛感情が最も高ぶっている瞬間を濃縮・抽出したマンガである」

ということ。

 

だから、恋愛が一番楽しい瞬間、相手のことが一番愛おしい瞬間、相手に最も真摯に向き合おうとしている時間がキチッと圧縮されていて、素晴らしいと思いました

いい意味でリアル、いい意味でフィクション。

こういうのが読みたかったんです。

一度、「ただ楽しいから」「ただ好きだから」「その場に居合わせて、意気投合してしまったから」とか、そういう子どもみたいだけど根源的な感情とリアリティに立ち返ったものが読みたかったんです。

 

フィクションの絵空事で終わらない、自分の恋愛体験を掘り起こしてくれる思い出や緊張感をうまく言語化してくれた作品が読みたかったんです。

 

ブサイクで飾らない…でも、それをさらけ出して認め合うから美しさを帯びてくるそういう話が読みたかったんです。

  

めくりながら、読み終わって、気持ちいい読後感を感じながら、そんな幸せを噛み締めてます。

 

合理的に考えることで「恋愛を楽しめない自分」になってないか?

そもそも、現代人は恋愛を合理的にやりすぎ。

 

もちろん、相手を選ぶ時にお金も顔も周りの評判も大事だよ?
人付き合いには無難でマニュアル通りな「失礼のない態度」は存在するよ?

 

恋愛に「年収何万円以上」とか、「イケメン」とか「胸が大きい」とか色々要望言う人いるけど、そんなお客様みたいなものじゃないでしょ?

恋愛は受験戦争みたいに、成績のいい順番にいい相手をゲットして、良い待遇になる…ってわけでもないでしょ?

 

お互いが恋愛の参加者で、(自分で自分を)試し試されてるもんでしょ?

 

だから、自分が勇気を出して本音をさらけ出さないと相手と心で通じ合うことなんてできない。

そりゃ、「口説き落とすノウハウ」はあるのかもしれないけど、ノウハウで恋愛できる人は残念ながら別枠で「ノウハウでヤれる女」「ノウハウでちやほやしてくれる男」が需要と供給が一致しているだけ。大多数には関係ない。

 

恋愛はしんどいし、面倒くさいけど、自分の深い奥底の部分がキチッと相手に伝わった時に、時間も忘れるほど楽しい、ぶっきらぼうな人さえ自然に笑顔が出る時間がある。

 

なのに、その楽しい時間の感覚をすぐに忘れたり、現実に立ち返ったり、先のこと考えて不安になったり…。

 

案外、気があって、偶然の出会いがあって、ほんのちょっと素直になれば、誰とでも繋がれるところを、打算や嘘や他人や情報に振り回されて、むき出しの恋愛ができなくなってる。

 それも、真面目に恋愛の本とか、人の意見とか聞いてしまうほど、恋愛そのものの楽しさや、相手への尊敬とはかけ離れた「いらない情報」ばかりが入る時代になってしまってる。

 

そのことがとても悲しく、同時に「恋愛の楽しさとか、相手のことが好きな気持ちをキチッと言葉にしてくれている作品が希少で尊い」と感じる。

だから、この本を多くの人に読んでほしいと思うのです。 

 

好きな子ができたらこのマンガを読もう

僕はこのマンガを読むきっかけは、好きな子が久しぶりにできてデートするのがきっかけ。

 

あまりにも、自分にはもったいない出会いで、偶然に過ぎない出会いを前に「失敗したくない」「会ったら絶対がっかりする」「関係が続かなくて絶対に悔やむやつ」とか合う前からすごく凹んでた。

 

その時に、友達からこのマンガがいいと聞いて、読んでみることにしたわけだが…タイトルのゲスさに反してすごくよかった。

 

自分が、むき出しに恋愛してた時、どんなこと言ってたか、どんなこと考えてたか、どんな姿勢で相手と向き合ってたかをキチッと思い出すことができて、好きな子をまえにして、「ネガティブなことを考えすぎず、むしろポジティブにいい関係を築いていくにはどんな話をしたらいいかな?」と考えていく時にすご~く参考になった。

 

確かにスペックが高い人の方が恋愛は有利だよ?
お金がなくて、老けてて、ビジュアルもよくない人は恋愛は不利だよ!

 

でも、それは「チャンスの数」であって、チャンスが少なくてもモノにできるかどうかは強いメンタルを持ってるかどうか。

そして、よくある恋愛本には「チャンスの数を増やす方法」ばかりが書いてあって、メンタルを強くして、勝負に行く方法は書いてない。

 

このマンガを「最強の恋愛バイブル」だといい切るのは、読むとメンタルが強くなるから。

 

むしろ、恋愛で不利な人は気持ちでも負けたら何も残らない。

だから、恋愛で不利な人が読んでもキチッと効果が出る部分に、フィットしていくこのマンガはすごい。

 

娯楽としてもすごいし、実際の恋愛を前に気持ちを整理できるのもすごい。

すごいすごい言ってばかりだと頭悪いけど、本当にすごいからすごいしか言えない。

 

すごい本見つけちゃったなぁ…。

 

 

 

 

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マンガ「マネーフットボール」はサッカーの夢の大きさが伝わるマンガです 

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