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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

リアルではブロック・ミュートできない”苦手な人”と良好な人間関係を築く3つのステップ

寄稿 オピニオン

Twitterにはブロック機能やミュート機能があります。
自分の気に入らないリプライや、見ていて不快になるつぶやきをシャットアウトするための機能です。
インターネットは基本的には余暇で楽しむため場所。だから、無用な消耗を避けるためにブロックやミュートは有用な機能だと思います。

 

ところが、リアルではネット上と違って、簡単に他人をブロックやミュートすることができません。
同じ部活内で反りの合わない人や、どれだけウザい上司でも、辞めさせたり、部署異動することはで簡単ではありません。

 

 

紹介が遅れましたが、今回「かく言う私も青二才でね」に寄稿させていただくことになりました、あきさねゆうと申します。
普段は「荻窪サイクルヒット」というブログを書いています。
簡単に自己紹介をさせてください。

 

中学・高校と男子校に通っていました。
異性との交流は全くなく、同年代の異性と会話した時間は中高6年間でほとんどありませんでした。
一言で言えば『全くイケてない』生徒でした。

 

大学も理系の大学に進学しまして、オタク的な趣味を持つ男子に囲まれながら4年間過ごしました。
たまたま地元のファミレスでアルバイトを始めたことで、いわゆる女子高生や女子大生と呼ばれる人種や、ウェーイ系の男子学生、主婦、舞台俳優、体育会系、会社員、フリーターetc、、、これまで全く関わったことがない人たちと仕事をしていました。

 

就職した会社は手前味噌で恐縮ですが、誰もが名を知る大企業です。
50歳以上の非常に出世した人たちから、うだつのあがらない中間管理職、残業まみれの先輩社員など、ステージも様々、性格も様々な人たちがいる職場で3年ほど過ごしました。

その後も営業職に転職したりしながら、今に至ります。

老若男女、性格、バックボーン、本当に様々な人たちと一緒に過ごすことができました。

 

全くイケてなかった中高6年を過ごした後、大学のサークルでは部長を務め、アルバイト先ではバイトリーダーとして会社から表彰され、就職した大手企業では2年目でプロジェクトのサブリーダーに抜擢され、営業時代は部内トップ成績を残しています。
それなりに社会に適合した生活を送れていたのではないかと思います。

それは、あらゆる人とコミュニケーションを取る力を身についていたからだと思っています。
全くイケてなかった自分でも、それなりになることは出来ました。

 


なので、コミュニケーション能力は天賦の才ではなく、後天的に身につけられる技術だと思っています。

今回は、自分に合わない人や苦手な人とも円滑にコミュニケーションしていくため、既に円滑な関係を築けている人とはより深く良好な関係を築くための、自分なりのコツをお話したいと思います。

表面上仲良くするだけではなく、何かしらの理由でちゃんと仲良くなって、共同作業を行う必要がある場合には、特に威力を発揮するのではないかと思っています。

人に期待しすぎないこと

ネット上の人格は、往々にしてその人が見せたい側面だけを見せて、見せたくない側面は見せないことによって出来上がっていること多いです。
自分の好きなブロガーさんでも、Twitterでフォローしている人でも、その人が言うこと・やることの80%くらいのことに対して好意を感じるのではないかと思います。

 

ところが、リアルでのコミュニケーションでは、その人の良い部分も良くない部分も全て見えてしまいます。
残念ながら世の中に自分にとって完璧に合う人間なんて、そうそういません。
何かしら気に入らないことや許しがたい部分が見えてしまいます。
それは全体の10%とか20%とかではなく、80%とかそういうレベルで存在することだと、個人的な経験からは思います。

 

なので、「この人いいな」「この人とならうまくやれそう」と好感を抱いたとしても、それは全体の20%にすぎません
その人の好きな部分や許せる部分が20%しかないのにもかかわらず、ネット上と同じ感覚で、あたかも80%あるものだと思っていると、
時間が経つにつれ、その人の気に入らない部分や許しがたい部分がどんどん露呈してガッカリすることでしょう。

 

なので、まず第一に人に期待しすぎないことが肝要です。
最初から、人の気に入らない部分や許しがたい部分は少なくとも80%は存在するという前提をもって、人間関係を築いていくことが大事です。
元々苦手な人であれば、その割合はさらに多くなることでしょう。

合わなくて当然、という場所から人間関係を構築していくのです。

まず自分が変わること

80%の部分が気に入らない相手と人間関係を築いていくためにやりがちなことは、立場やルールを利用した相手をコントロールするコミュニケーションです。
「先輩の言うことを聞け」「ルールだからやめろ」と言葉にせずとも、圧力をかけられた経験はないでしょうか?

 

イメージとしては、いわゆる体育会系や縦社会のようなコミュニケーションです。

なぜ、相手をコントロールしようとするかと言うと、それが最もラクなコミュニケーションだからです。

 

人間は基本的には変化を嫌う生き物です。
本能が今の状態をキープしようとプログラミングされているので、自ら進んで変わることに潜在的に恐れを感じます。

 

ゆえに、相手の80%の気に入らない部分を、0%に近づけさせようと「あれするな」「これしろ」とコントロールするのです。

相手をコントロールしている側はラクでいいのですが、コントロールされる側にとっては、これほどストレスに感じることはありません。

 

コントロールされる側は、自分を守るために、相手の言うことを聞き流したり、別の場所で発散するなどして、何とか凌いでコミュニケーションをとることになるでしょう。
これでは良好な人間関係とは程遠い状態です。

 

良好な人間関係は、お互いにストレスに感じることが少ない状態のことを指すと思います。
お互いの80%の気に入らない部分を減らすことで、ストレスが軽減されるわけですが、
そのためには、まず自分から歩み寄るコミュニケーションが大事だと思います。
自分が30〜40%ほど歩み寄ることが出来れば、お互いの気に入らない部分は40〜50%に抑えることが出来ます。

 

しかし、これでもまだ40〜50%は気に入らない部分が残る上に、自ら30〜40%歩み寄ること自体が相当なストレスだと言えましょう。
だからこそ、お互いに歩み寄ることが最も重要であると思うのですが、その第一歩は相手を変えようとせずに「まず自分が変わること」であるのです。

 

相手の理解できない部分を、精一杯理解に努めること

具体的な例をあげたいと思います。

 

ファミレスでバイトしていた時の話をします。
わたしはフロアで厨房で作られた料理を配膳して運ぶポジションで働くことが多かったです。

注文を受けてから全ての料理を一定時間内に提供しなくてはならなかったため、このポジションの人は何がまだ出ていないのか状況を把握して、厨房のクックの人に伝えてスムーズなオペレーションになるようにすることが重要となります。

 

ある時、本来もう作られていてもおかしくない一品料理が出ていなかったので、クックの人に確認しようと思いました。

 

大半の人は「○○まだですか?」とクックに尋ねます。
この「○○まだですか?」って言葉は、そこそこイラッとする言葉です。
一方的に「作るの忘れてるんじゃないの?」「早く出せよ、オラッ!」と言われているような気持ちになるので、クックとフロアの間の空気感も悪くなってしまいます。

 

わたしは、クックの人の気持ちを考え、仕事ぶりを観察してみました。

 

一品料理系の場合、たいていレンジで最終加熱する際に置き忘れていることがほとんどだということに気付いたので、「レンジの中に○○ありませんか?」と聞くようにしました。
この言葉なら「あなたが作り忘れているとは思っていません、ただ忙しいオペレーションの中でレンジに置き去りにしている可能性があると思いまして」というニュアンスでクックの人たちの仕事に敬意を持ちながら、やんわりと伝えることが出来ます。
するとクックの人は、「ごめん!教えてくれてありがとう!」と言って、気持ちよくレンジの中から提供してくれます。

 

さらに不思議なことに、クックの人たちは「今、○○は最終レンジ中だからあと20秒!」「次につくるのは××で合ってる?」など、向こうからこっちの知りたい情報を積極的に教えてくれるようになりました。

わたしが、クックの人たちの仕事について一生懸命理解に努めた結果、クックの人たちもフロアの仕事を理解に努めてくれるようになったのです。

 

これこそが、相互に歩み寄るコミュニケーションの一例だと思います。

大半のフロアの人も、わたしと同様に、クックの人の仕事ぶりは見えていたはずです。
そこからもう一歩踏み込んで、相手のことを理解しようとすることが非常に大事です。

相手はなぜそうするのか?
相手はなぜそう言うのか?
相手はなぜその声のトーンなのか?
相手はなぜそのような表情をするのか?

情報はいくらでもあります。
1%でもいいから、相手が何を考えているのか理解に努めてみることが大切です。

 

しかし、考えたところで正解は分かりません
正解を求めて考えすぎると病むので、そうなったら直接相手に聞いちゃいましょう

「先ほど、○○と言ってましたが、××ということですか?」と聞けば、
「ああ、あれはこういう意味でね…」という感じで、認識のズレを修正する感覚で理解が進むと、結果として相手も自分への理解が深まります。
ただし、なぜなぜ問答で尋問のようにならないよう気をつけましょう笑

 

このやり取りに応じてくれない人は、かなり手強いですが、それでも粘り強く根気よく理解に努めていくほかありません。

そのため、明日からすぐ効果が出るようなコミュニケーション方法ではないと思います。


長い時間、多くの回数を重ねていった先に、初めて成り立つ泥臭いコミュニケーションです。

ゆえに相互理解する過程では大いにストレスを感じると思いますが、相互理解が深まった先のコミュニケーションは実にストレスフリーです。

わたしはこのコミュニケーション方法を、人に応じて程度を変えて実践しています。

本当に親しくなりたい人には、なぜなぜとよく聞きます。
仕事上の付き合いを円滑させるだけで十分な場合は、相手の行為に一定の理解を示すくらいにとどめておきます。(仲良くなりすぎてもめんどくさいので笑)

 

ただし、100人いたら100人と相互理解を深められるとは思いません。
それでも、わたしの感覚で言えば、本当に無理!って人は100人中2〜3人くらいです。
ほとんど人と、ある程度良好な人間関係を築くことができると思います。

 

ここまでの話をまとめると、

良好な人間関係を築くコツは、相手に期待しすぎず、まず自分から相手のことを理解に努めること

です。

 

一筋縄ではいかないと思いますが、1%ずつでいいので良好な関係を築いていきましょう。

 

 

 

 

 

 

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