かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

接待ゴルフなんかできなくてもいいから、1つぐらい接待の定番を趣味に入れとけ!!


バリバリの接待をして二日酔い気味にネットを開くとこんなニュースが話題になってた。

「社会人ならゴルフくらいやれ」に批判相次ぐ 無理強いすれば「ゴルハラ」になる可能性も | ニコニコニュース

ツッコミどころ満載なニュースだ。

 

接待ゴルフの文化はゆるやかに衰退していきます。

ネットでは「バブル世代の常識・ライフスタイルの押し付けをそのまま書き込んで炎上する」ことがよくあるが…大半は「釣り・煽り」である。

 

例えば、収入1000万円以上じゃないと結婚ができないとか言ってる女性はせいぜい5%しかいない。*1
一番多い500万円以上も、20代男性でそれだけ稼いでいる人はサラリーマン10%しかいない。
30代で40%弱なので、サラリーマン男子は30過ぎないと「安心して結婚できる男性として世の女性に認められていない」という空恐ろしい事実がデータで浮き彫りにされている。

しかし、ネットを見ていると年収500万円を夢見る20代女性に現実を教える記事よりも、5%の大バカを皮肉ったネット発のコンテンツばかりが存在する

 

ゴルフ接待という見出しも似たようなもの。

ゴルフの競技人口はここ10年で500万人減ってて*2、しかもプレイヤーの大半は50−60代だったころから2015年に団塊の世代が年金暮らしに入ってお金がなくなったこと*3で、ゴルフ接待が当たり前の業界も年齢層もかなり限られてきている。

昔からあった文化だからゴルフ接待をするフィクションやニュースや、ゴルフ離れを皮肉るコラムは見たことあるが…身の回りでゴルフ接待をしてる・出かけてきた話は見たことない。

 

「ゴルフ接待できないとダメだ」みたいなことを言ってるのはおっさんか、おっさんが多い職場の人か…でも、大半はネット民で、「時代錯誤乙」って言わせてアクセスを稼ぎたいだけの釣り・煽り。

だから、大半の人はゴルフなんかできなくたっていい。

 

でも、「社会人なら接待ぐらい」という主張には僕も納得はできる。

でも、社会人なら接待の引き出しは広い方がいい。

昨日はそれを痛感した1日だった。

 

というのも、この僕が出版社の人と川崎競馬場に行った。

僕は「馬」には全く興味がなかったから、僕一人だったらこの会合は絶対に成立し得なかった。

 

しかし、「かけたことはないが、馬に興味があった馬ウォッチャー」がその場に一人混じっていたから、「競馬雑誌も作っている人」と川崎で競馬を見に行く話になって、宴会が成立し、僕も川崎在住だったことからその集まりに巻き込んでいただけた。

 

繋いでもらった後は、お店を探したり、盛り上げたりするところでは僕のスキルも生きてきた。

 

川崎でお店を探すとなれば、日頃川崎のメシ屋の紹介記事を書くために街を歩いている僕の取材力が活きてくる。

川崎歩き カテゴリーの記事一覧 

 

そのサーチ能力を活かして、お店を幾つかピックアップ。

 

その中から馬ウォッチャーの人に提案していくと「牛タンいいね」という話になり、味のある牛たん屋さんに決まる。

熟成牛タンともつ鍋のお店 しげ吉 川崎本店(川崎/居酒屋) - ぐるなび

 

「酷い店だったら俺は帰ってやるんだ!いや、実際に帰ったこともあるんだ」

 みたいなことをズバズバ言ってる相手に楽しく会食していただけたから、このチョイスは間違ってなかったようだ。

 

そして、そこを選んだのは、川崎で一番オシャレな「チネチッタ通り」から2本外れたところにあるから。

映画館があるチネチッタは地元のデートスポットで、その通りだけは再開発事業されているからおしゃれタウン。

でも、映画館の前身は戦前にまで遡るほど、繁華街として歴史のある一帯。

そのため、チネチッタから通りを外れると創業50年の中華屋があったり、レトロな看板の飲食店やホテルがあるお店がちらほら。

 

そのコントラストが川崎らしくて面白い!!

だから、チネチッタから入っていって、通りを外れると「中年がイメージするあの川崎」に変わっていくところを楽しんで欲しくて、あの場所を選んだ。

カラオケのレパートリーは広めに持っといたほうがいい。

その後、行ったスナックでは「みんな1曲歌おう」という話になった。

 

しかも、僕がトップバッターで歌うことに。

僕は音外し芸も、脱ぎ芸もできない。
ましてや「よく知らない流行ソングを入れて、皆さんに歌ってもらう」なんて高度な気づかいか音痴芸か区別のつかないようなこと、思いつきもしなかった。

 

ただ、こういう時には絶対に「おら東京さいくだを歌えばいい」というのを知ってる。

いや、さだまさしの「関白失脚」でも、Mr.Childrenでも、B'zの「ウルトラソウル」でも、スピッツの「チェリー」「ロビンソン」「愛のことば」なんかでもいいと思う。

要するに「みんなが知ってそうな曲」という落としどころを持っていれば、接待で極端に白けずに済む。

 

だけど…ネタ感があってツッコみやすいのが「おら東京さいくだ」だから、ほぼ100%それを歌う。

僕はニコニコ動画を見ているうちに歌えるようになったが、そんなことを知らない人達に「昔の曲なのによく知ってるね」とか言われて、その場が盛り上がれば儲けものだ。

 

別にカラオケがうまいわけでも得意なわけでもないが、漠然と「落としどころ」と「何が面白くてカラオケをやりたがるのか」を理解していると自分にコミュニケーション能力がなくても、それらしい空気で回れる。

 

それ自体は直接お金にも仕事にもならないけど、チャンスを増やしてピンチから救ってくれる。

 

接待はなんで必要?

それは時間をかけて話さないと本当に必要な情報が出てこないからです。

 

 でも、時間をかけてる間ガチガチにスーツを着て面と向かって話すのはしんどいし、何を言ったか監視されてると言いづらい。

そこで、飲み屋に行くとか、ゴルフをするとか…なんか場が繋がること…楽しく喋りやすい空気にするなんかが必要なんです。

 

だから、準備する側は「喋りやすくなる仕掛け(話の引き出し、共通の趣味、その場が和む店選び)」を、参加している時は「途切れないように次に繋がる芸(ネタ、やり方、気配りなどなど)」を持っておくと結局楽なんです。

 

会社内でそればっかやってる会社は、クソですよ?

喫煙室や居酒屋が事実上の会議室になってる会社からはすぐに飛び出すべきだと思いますよ?

上司が部下にあれやれこれやれとかやる(接待させる)会社なんかパワハラで潰れたらいいと思いますよ?

 

ただ…知らない人とたくさん会う仕事・社外の人とチームを組んで仕事をする仕事にはそういうことも必要なんです。

上手に盛りたてる作法も、逆に相手がおごりやすい状況を作る作法も。

 

別にそれは飲みでもカラオケでも麻雀でもゴルフでもなんでもいいんです。

でも、1つぐらい「相手と喋りながらできる共通の趣味」を見いだせると話がつながりやすいし、そういうところでしか出てこない情報が出てくる場所にいる。

 

そればっかりの会社はクソだと思う。

でも、人間は話しやすい場所に行ってこそ、本音が出るようにできている。

だから、いい情報・いい機会を得たかったら趣味を広げたり、自分の趣味の中でも周りに合わせる部分を持っているのは大事なことだと思うんですよね…。

 

 

 

接待という発想は嫌いじゃないんだけど、形骸化したマナーとセットになってるのが本当に嫌だ。
そういうのを毎日のように言われて心を病んで会社辞めた身としては、 デキる人を尊敬しつつもできない人が吊るしあげられるなら「学者もサラリーマンも飲み会で選べばいいのに」って気持ちにしかなれない。

 

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