かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

男の子は、一度オタクを通らせた方がいい。その方が「オタク文化」を美化しないから


少し前に、あきさねさんとご飯をした時。

あきさねさんは多少ガンダムを嗜む程度で、がっちりオタクというわけではない。

身なりにも気を使っているし、ロードバイクという健康的な趣味もお持ち。

オタク的なことも、ファッションも、ロードバイクも、野球も、グルメもイケる。

 

彼の会話の中に、「子ども時代にオタク的なものとどう向き合えばいいか」を考えるヒントがあったから紹介したい。

 

「最近のラノベはつまらなくなった」と早く言わせたほうがいい

でも、そんなあきさねさんとその日に盛り上がったのは「このライトノベルがすごい!」の初期作品について。

世代的に言うと「ブギーポップは笑わない」が懐かしくて、「ドクロちゃん」が発売された時に、

「それまでは萌え萌えじゃなかった、ラノベに萌え萌えコテコテな作品が出てきて距離を置くようになった」

とか。

 

…一方、僕は「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~」と歌い始めた妹がいた。
ライトノベルの入ったのはキノの旅からだけど、ラノベラノベとして意識して読み始めたのは妹オススメの涼宮ハルヒシリーズから。(僕がオタクになるとかならないとか言ってる時期に、妹の部屋の奥にはBL本があったのはここだけのお話)

 

その後、オタク化してアニメを見て…と辿って、大学時代に「神様のメモ帳」をアニメから入り、原作を読む。その時に

ライトノベルってダメになったなぁ〜」

と思った。なので、あきさねさんよりも7年ほど遅い。

 

これは、一度ライトノベルにハマったら誰でもかかる中二病みたいなもので、むしろ、ラノベつまんないね」と言い出すぐらいが、1つの趣味を小さく一周できた証。

 

ちなみに、ビジュアル的にもアニメ・マンガ・ネットの知識にも、あきさねさんがロードバイクで逃げ出すほどのオタクだけど、あきさねさんの方が子どもの時に一度キチッとオタク臭い道を通ってるのよね…。

そして、面白いことにあきさねさん本人はそんなにオタクっぽいことをしたくてラノベを読んでたわけでも、ガンダムを嗜んだわけでもないけど…多趣味の中の1つでしかないけど、一度はきちっと通っているから、自分が卒業した趣味の人とでも話が盛り上がることができる。

 

オタク的な趣味に無尽蔵にハマる人もいるが、たいていは一度

「最近のラノベつまんねーなー」

「結局、深夜アニメのテーマってこうだよね。オタクってこういう話好きだね」

となれば、冷める。

 

冷めてしまうと、その人がオタクに育とうが育つまいがオタク以外の関心事に時間とお金を投資する。

 

それを気長に待てば済む話だ。

中学時代からの2ちゃんねらーや、ブックオフを庭のように扱ってきたオタク、引きこもってゲーム廃人をしてたライターも知ってるが、そいつらはオタクなこともわかりつつ、今やオタクであることにこだわってさえいない。

 

それどころか、最近の子と、最近のアニメと合わなすぎて「俺はオタクなのか?」とか質問されることさえあるほどだ…。

 

中折れ帽で金髪の痩せ柄の友達にそんなことを聞かれた日には

「それ、中身?外見?」

と聞き返すしかない状況に陥るのだ。

 そもそも、なんでオタク的なものは取り上げられる?

僕の見解を語る前に「これだ」と思うものを見つけたから引用しておこう。

 

 

 

…僕の親もそうだからわかる。

いや、むしろ子どもの頃から暗記人間で、鉄道やミニカーに始まってた時期や、図鑑で虫を覚えたり…までは許してもらえていたから、僕のうちよりも過激な親がいることに驚きを隠せない。

好き嫌いがはっきりしている上に、意見の食い違いを認められない人だったから、すごく苦労したのをよく覚えてる。

 

ただ、これって「精神的に子離れできてない」人だよね…。

「子離れ」というよりは、この場合は「自我を尊重すること」か。

親が思う子ども像に当てはめる家庭で、子どもの好奇心を制約してはいけない

とでも言ったほうがいいのかな?

 

もう1つのパターンとしては

ちゃんとした人間はオタクになんかならない

みたいな事を平気で言ってくる種類の人。これがけっこう厄介。

 

暗殺教室という映画化・アニメ化されたマンガでも題材にされるが

親が子どもの人生を、【強くてニューゲーム】だと思い込んで、子どもを勝手にカスタマイズしてくる親

というのがいる。

 

それ自体は悪いと思わない。

ただ、少年野球で子どもをエースやキャプテンにしたい親は子どもが野球に打ち込めるように人一倍サポートするし、中高一貫校からいい大学へと進学させたい人は親が人一倍努力してる。

ところが、フリスビードッグの要領で「それ、あっちへ走れ」とか言ってみたり、「下請けを買い叩けば仕事が上がってくる」ぐらいの要領で雑に押し付ければうまくいくと思ってる親の下で育ってしまったから…一言ある。

 

「黙ってれば、お前が大学時代に旅行でご一緒した爽やか慶応ボーイが育つと思ってんの?」

…お前(母)の旦那(父)はギークなのに?お前の学歴、結果的にアレなのに??

 

女の人の方が「こうでないと困る」みたいなものがすごく強くて、それが子どもに押し付けられる割に、バックアップが一切ないと…大変なことになる

 

特に

「親がサポートしていることが当たり前の分野で子どもだけでなんとかやり切らないといけない」

という習い事や勉強の話ではね。

 

そして、努力を実らせるサポートはしないくせに

中学になったら

「アニメは卒業しろ(同級生がアニメで盛り上がってる時に取り上げられる)」

高校になったら

芥川賞を全部読め(同級生は活字離れが進んでるなか、僕は僕で他の本を読んでたが、認められず)」

大学では

「夜型生活が不健康になるので、今の飲食店のバイトを辞めて、朝のコンビニバイトに切り替えなさい。さっさと仕事やめろ」

と言った感じに枠にはめられる。

しかも、言い出すタイミングが最低だったことから、フィクションやテレビで「空気の読めないバカ女・おせっかいおばさん」を見かけると、胃がキリキリするようになってしまった。

 

そんなこんなで、こっちが楽しみきってない・深く楽しむ前に、何かに気づく前に、趣味やライフスタイルを取り上げられる。

 

そうなると、大学時代にやっとの思いで一人暮らしした時に

「やったー!アニメ見放題、ゲームやり放題、一度好きな作品のDVDを集めたりとかしたかったんだよねー!!」

とかなんとか言って振りきれる。せき止められてた水が一気に流れ出すように。

大学生からオタクをやると、アニメが青春の大事な思い出になる

オタク的な趣味を一度やってたら、

ラノベなんてつまんねーな」

「オタクアニメはすぐ明朝体テロップを入れたがる」

「男ってロボット好きだよね」

ぐらいの冷めた感情で済んでたかも。

 

済んでなかったとしても、いい意味でオタク的なことを学び終えてるから在学中にクリエイターに…みたいな風に動ける。

が、大学生からハマるとなかなかそういう方向転換も難しい。

 

ところが、僕のように大学生時代にハマると

狼と香辛料いい!!ホロかわいいよホロ」

エヴァ的な演出最高!!GAINAXのアニメ一通り漁る!!」

「オタクって14歳の女の子と、17歳ぐらいの垢抜けてない女の子好きすぎでしょ!?でも、女の子のピークってそこだよ」

という過程を一度通過しないとアニメから距離を取りづらくなる。

 

しかも、今さらハマったから知識的には大したことないから、個性としても、何かに活かすにしても…中途半端。

 

でも、オタクをキャラにしたり、レペゼンしてる感じが出てしまうのはそういう人。

子どもの頃からオタクができた人と違って、僕みたいに大学生から本格的にオタクができるようになった人は「俺の人生が始まった」「僕は自由になれた時、アニメがそこにあった」みたいなメンタリティでオタクをやるから…オタクはいいものだと言いたがる。

 

僕にだって、他の趣味もあるし、色んな事もしてますよ?

でも、アニメやマンガを自分で選んでいる時に、面白くて泣いている時に、誰かに押し付けられたものじゃない、自分の人生を生きてる気持ちになってしまうね…。

 

いや、申し訳なさそうに言わないぞ!

俺の人生だ。俺が生きてると思う瞬間を突き詰めたいと思って何が悪い!!

 

 

 経験上、オタクはモテ趣味だと思います。

もし、「オタクはモテないからダメ」という親の意見があるなら俺は反対。

男女共通の話題の趣味が見つからない人はオタクを選択肢の1つに入れてもいいと思うよ?

 

オタクがモテないのではなく、コテコテのマシンガントークやオタクアピールがモテないだけで、オタク趣味をとっかかりに仲良くなるには適してると思います。

 

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