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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

ナンバーワンやオンリーワンの花になっても、花屋には勝てないと教えてくれたSMAPとジャニーズ事務所

オピニオン くねくね

SMAP問題について話してみようと思います。

ちなみに、タイトルはこのツイートが元ネタです。 

 

SMAP結成と1歳違いで僕は生まれた。

それだけに、SMAPの謝罪会見はカルチャーショックな光景だった。

彼らは小学生の時から一貫してトップアイドルであり続け、彼らの代表曲「世界で一つだけの花」の歌い出しでもある「ナンバーワンよりオンリーワン」は、ぼくらゆとり世代を象徴する言葉であり続けた。

 

特にファンではないので『夢を与えてもらった』覚えはない。

しかし、『当たり前のようにいる存在』『当たり前のように輝いていた存在』だった。

 

ナウでヤングな人達は、AKB48を『国民的アイドル』という。…笑わせるな!

ヘビーローテーションする芸能界でまぐれ当たりした程度の小娘が国民的だと!?バカも休み休み言え!!

何が悲しくて総選挙なんだ!?総選挙するなら解散ぐらいしてみろってんだ!

 

いいか?『国民的アイドル』と呼べるのはSMAPだったり、郷ひろみだったり「いることが当たり前」「輝いているのが当たり前」「アイドルとして振る舞うことをもう見慣れてしまってあざとさ、格好つけとも思わない」ほどの領域の人だけだ!

 

でも、その『アイドルとして輝いてて当たり前』な人が…

 

まさか、こんな姿でテレビに出るなんて。

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https://twitter.com/sprGK/status/689086040758431749

 

この写真が『国民的アイドル』だなんて言われて、誰が信じる?

 

特に、草彅くんの顔は『過労がたたってうつ病になった人』だと言われたって俺は信じる自信があるね!そのぐらいにはアイドルの顔じゃない!!!

 

しかも、ナンバーワンでかつオンリーワンな彼らが謝罪している原因が、89歳になる副社長であり、一族経営に凝り固まった所属事務所のお家騒動だそうな…。

 

 

ほんとだよ!

「芸能人とはいっても所詮は、芸能事務所所属のサラリーマンだよ」

なんて方便が通らないほど、前時代的なパワハラでモラハラで生々しい話だよ!

 

しかも、その被害者が『国民的アイドル』というからカルチャー・ショックでしかないよ!!

だが、野球ファンはこのカルチャーショックを10年前に経験!

「揺るぎない」と思われてた輝きが、現場とは関係ない老人達の謀略・古い体質に引きずられて現役世代が割りを食うのは何もアイドルだけじゃない。

 

芸能界に並び、『子どもたちに夢を与える仕事』と言われるのがプロスポーツの世界。特に、SMAPの中居くんも大好きなプロ野球はその筆頭的存在だ!

彼らもまた揺るぎないヒーローであった。 

 

その野球の世界も球団経営陣と選手が真正面から衝突する事件があった。

いつもユニフォームでしか見かけない・お願いされる側の選手たちがスーツを着て人にお願いする立場として会見に臨む姿が連日報道される…時期があった。

 

いわゆる『球界再編騒動』だった!

『人気のないパ・リーグの球団を中心に合併させて、当時2リーグ12球団あった球団を1リーグ8チームの1リーグ制しよう』 

 という、信じられない構想があった。

 

 この構想で主導的に動いたのが巨人軍のオーナー、ナベツネこと渡邉恒雄氏。

ジャニーズ事務所程ではないが、当時のナベツネも齢80に近づいたご老体だ。

 

その人を中心とした野球球団の経営陣の暴走に対して、選手が反対。

当事者だった近鉄バファローズのみならず、各球団の代表選手が集まる「選手会」がオーナー達と対峙する事態になった。

 

そして、選手会を代表した古田敦也選手は当時にはすでにプロ野球随一の名選手だった!

それだけの選手が、80近い老体からたかが選手が」と眼中にもない態度で取り合う気がないことを表明されたことが野球ファンを激昂させた!

 

連日報道された野球選手達の姿は、SMAPの謝罪会見に匹敵するほどのカルチャー・ショックだった。

・オフシーズンでもないのに連日スーツ姿で登場し、会議や会見をする野球選手

プロ野球70年の歴史ではじめてのストライキに突入。

・最も野球が見たいはずの野球ファンによるストライキ支持、熱狂的な署名活動

思い出しただけでも異常な光景。そして、泣きそうで喉が痛くなる程の悪夢だ。

 

きっと本気でSMAPが好きな人も、このできごとを思い出すたびに泣きそうになることが続くだろう。

でも、本当に辛いのはこれからだ!

SMAPの今後を心配する声が聞こえるように、10年前のプロ野球界もこの1度の戦いで終わらず、ネチネチとした「権力の爪あと」が至る所に残った。

 

特に、楽天の創設1年目は壮絶さを極めた!

選手とファンの努力で形だけでも新チーム設立はしたはいいが、一軍選手の大半を近鉄を吸収したオリックスに剥ぎ取られ、実質的な二軍チーム。

結果は、50年ぶりとも言われる記録的大負!

これが選手やオーナーのせいでもなく、ファンが望んだ新球団誕生であることは言うまでもない!

 

若手実業家ですら老人や体制的な権力に冷や飯を食わされる国

ここまで読んだ人はこんなことを考えたかもしれない。

「結局、構造上はサラリーマンであることが問題だ。自分でビジネスを興せばいい!花とはサラリーマン、だから花屋である経営者を目指せばいいんだ!」

 

…いや、タイトルの「花」「花屋」はそんな生やさしい意味じゃないよ。

摘み取られる側と、摘み取る側という絶対的な関係。

摘み取る側になんかちょっと社長になったり、一儲けしただけじゃとても回れるものではない!

 

そもそも、僕が見てきた「時代」は若い起業家達もまた、いじめられていた。

 

それも球界再編騒動に続く物語の一つ、「権力の爪あと」の一つはイケイケドンドンな若手起業家が逮捕された話だった。

 

そう、ライブドア事件だ。

当時のライブドア社長だった堀江貴文氏が「球団買収します」「テレビ局買収します」とか色んな所に(買えるから名乗りを上げたと本人は言ってるが、)喧嘩を売ってるようにしか見えないことばかりしてたら…逮捕された。

濡れ衣でこそないそうだが、過剰な報道で吊るし上げられ、異例の重い罰を被った。

 

…ちなみに、逮捕までされた堀江氏はかなり特殊だが、mixiニコニコ動画2ちゃんねるも…日本初の若手起業家が興したウェブサービスはネガティブな部分ばかりを叩かれ、若い人が集まるITベンチャー達は常に悪として晒され、圧力をかけられ続けた。

 

上から目線に、何もしない人達は言うだろう。

「反抗的な態度の若者が悪い。大人の振る舞いを知らない奴が悪い」

比較的年寄りたちに従順だった三木谷浩史率いる楽天でさえ、二軍や戦力外通告の寄せ集めのチームしか持たせてもらえなかった事実があるのに、どの口が言うの?

 

ちなみに、ネット叩きはなぜか外資系のSNSが参入してきた時期にピタッと止まる

ほぼサービスが変わらないはずのFacebookTwitterが参入時には大手を振って歓迎したが、それ以前に日本で興ったネットは叩いてるのだから、いよいよなにがしたいかわからん!

 

にもかかわらず!にもかかわらずだ!!

 

潰すことに加担したマスコミやその動きを支持してたおじさま方が

「日本にはスティーブ・ジョブズのような、アメリカの実業家のようなチャレンジ精神溢れる人達が出てこない」

と、おっしゃる。

 

いや、てめーらが潰してんだろ?

正直、よく知らないんだろ?

 

また、ある場所では

「最近の若者は小さくまとまりすぎてる」

「素直過ぎて、逆に物足りない」

「日本にばかり縮こまってないでもっと世界を見て欲しい」

自分達もろくにできてない無理難題を掲げて『最近の若者は』と、くだを巻く。 

 

違うだろ!君らが若い芽を摘み取ってるんだろ?

君らもわかってんだろ?若い人が夢を見ても、成し遂げても簡単に潰されることを。

 

そりゃ、萎縮するさ! 

 

どこで大成するにも最も神経質な仕事が、棺桶に片足突っ込んだ老人のご機嫌伺い!

たとえ頂点を極めた人でさえ彼らに逆らえば、絞りに絞られて地上波で公開謝罪/ルールを変えてでもいじめられる/最も酷いと逮捕と来やがる!

 

そんな状況で「少年よ大志を抱け」だと!?

大志の先にあるものがことごとくろくな目に遭わないところを見たら、だれも人前にも出ないよ!頭のいい人ほど素直で受動的になるよ!

 リターンあってのリスクでしょ!砂上の楼閣だとわかってるものに誰が努力するの? 

 

好きも嫌いも関係ない!

ただただ理不尽でしかないものを「機会の平等」「夢がある話」とか言えるわけ無いでしょ?報われるべき人が報われないことが哀しくて、辛いんでしょうが!

平等なんて幻想 死以外の約束など 交わせはしない

 

人間(ヒト)は皆 運命の哀しい奴隷だというのに
その奴隷が 奴隷を買うなど 笑えぬ喜劇だ

 

ホント平等なんて幻想だよ!

それがSMAPだろうが、古田敦也だろうが、老人の奴隷でしかない。

どれだけ頑張ったってなれるものは、奴隷達の英雄でしかない!!

何かを摘み取る花屋ではなく、いつか摘み取られる綺麗な花でしかない!

それを夢だ、輝きだと言って持ち上げて信じて育ってきた人がたくさんいること自体、「笑えぬ喜劇」だ。

 
この国に生まれて「少年よ大志を抱け」と言われて、小学校の卒業文集に『(父のような)一流のサラリーマン』と書くと親や先生まで含めた全員に失笑されるのだから、「笑えぬ喜劇」だ。

 

しかし、この歌…。

いや、歌どころかこの時のSound Horizon自体が笑えないほど皮肉が利きすぎて怖い!

なぜなら、この作品だけSound Horizonに参加した宇都宮隆さんは一世を風靡した後、お金に困って詐欺を働いて逮捕された小室哲哉と一緒にTM NETWORKというバンドの一員なのだ。

笑えぬ喜劇だ!

 

でも、何よりも笑えないのは、この歌の歌い出し。

なぜなら、僕が今まで見てきてきたSMAPの歴史を2行で説明してるんだから!

あの日の少年には 空を征く鳥が何よりも自由に見えた 

嵐女神(シエラ)の気紛れで 為す術もなく地に堕ちるというのも知らずに

Sound Horizon Lyrics - Moira/奴隷達の英雄 

  

 

 6th Story CD「Moira」(通常盤)

 SMAPのCD買っても、ジジババがつけあがるだけで胸くそ悪いので、今回引用してお世話になったサンホラのCDを勝手に宣伝します!

 

ちなみに、引用してた曲は舞台のDVD(Sound Horizon 6th Story Concert「Moira」~其れでも、お征きなさい仔等よ~LIVE DVD)に収録されてる方がクオリティが高くて好きです。舞台で動き回る雑音も色々入ってますが、それを補って余りあるほど劇中の叫び声がかっこいいので、是非とも聞いて欲しいです。

 

 

メルマガやってるよ〜。

女神は戦わない者には決して微笑まないそうなので、戦ってみようかな…と。

お先に、青二才します。