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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

Wikipediaの「パラドックス」の項目が面白いとオレの中で話題に

楽しいWikipedia まとめはうす

新しいWikipediaの楽しみ方を提案してくれる人がいたので、その話を書いてみたい。

「よって全ての人はハゲである」(結論)

ネタではなく、大真面目にこういう文章がWikipediaに出てくる項目がある。

 

それが、「砂山のパラドックス」という項目だ。

砂山のパラドックス - Wikipedia

 

例えば、「ハゲ」という言葉は曖昧に使われる事が多い。

薄毛ではげている部分が目立つ人を「ハゲ散らかしてる」なんて言い方をする場合もあるし、ミリ単位の丸刈りをハゲと呼ぶこともある。

 

これを論理的にすると「髪の毛がないのもハゲで、一本でもハゲ」となる。

 

おそらく、ハゲという言葉を使っている人は「頭部全体が毛髪の色に覆われて、頭皮が見えない状態」なのだろう…。

 

だから、禿げてる人に髪の毛を2本足そうが3本足そうが「ハゲ」であることには変わりない。(ハゲという言葉はアバウトな印象論でしかなく、明確に本数で定義されてないし、できる言葉でもない)

 

しかも、「論理」の世界だと印象なんて数値化できない概念は無視されるため、何本になろうが明確にハゲじゃないと言い切れず、

「よって、全ての人はハゲである」

という謎の結論に至る。

 

…さらに、面白いのはその不毛な「論理的矛盾」に対する解決方法がやたらと凝ってるところになる。

 

見出しだけでも見てみよう。

2解決策

せっかくだから、一番簡単なやつだけでも読んでみよう。

自明な解決策

自明な解決策は、砂粒が何粒集まっても「砂山」にはならないとすることである。言い換えれば、「砂山」という言葉は検証可能な明確な条件を備えていないから無意味だとするのである。この考え方をつきつめれば、メレオロジー虚無主義 (mereological nihilism) に到達する。

バートランド・ラッセルなどの他の哲学者は単に、あいまいな概念には論理を適用できないとする。

…( ゚д゚)「無意味」「考えるだけムダ」と言うだけで、こんだけのことを言わないといけないのだから、哲学とか論理学とは相容れない。

 

ちなみに、Wikipediaの「パラドックス」というカテゴリは他にも面白いのがあるので、読んでみてください。

Category:パラドックス - Wikipedia

 

他に紹介されたのはこれかなぁ…。

ヒルベルトの無限ホテルのパラドックス - Wikipedia

 

パラドックスの内容[編集]

客室が無限にあるホテルを考える。現実にある客室が有限のホテルの場合には、「満室である」ということと「もう1人も泊められない」ということは同値である。しかし「無限ホテル」ではそうはならない。無限ホテルが「満室である」としよう。この場合でも次のようにして新たな客を泊めることができる。

 

(中略)

n 号室の客を n + 1 号室へ、…と順番に移す。客室は無限にあるのだから誰もあぶれることはない。新たな客は1号室に泊めればよい。新たな客は1人どころか、複数でも、(可算)無限でもよい

 

?????

 

f:id:TM2501:20151211044618j:plain

 

論理的には正しいのかもしれないし、多分正しいんだろうけど、まるで頭がついていかない…。

 

 

ちなみに、高校の数学の授業で出てくるパラドックスも見つけたから、紹介しておこう。

誕生日のパラドックス - Wikipedia

これは、誕生日が同じ奴が集団の中にいる確率についての話。

1年は365日あるのに70人も集まれば99%は誕生日が同じ人がいて、23人集まれば50%同じ人がいる。

 

なんで「高校の数学に出てくる」と断言できるかというと、計算する根気さえあれば、高校1年の数学ⅠAで習う組み合わせ(nCr)や階乗(n!)をつかって求められるため。

また、僕の高校時代には教科書に書かれていたことに加えて、数学の先生が「どうだ面白いだろ」としたり顔に説明してたのを覚えてたため。

 まぁ、僕の学校はバカだったから、良くて僕と同じ「へー」で、悪い人は「早く弁当食いて―」で、誰一人「面白い」とは思ってなかったけどね。

 

 

この記事も、論理学や数学は「ハイスペックなのにどうしようもなく頭でっかちな人がスペックムダなことしてておもしろい!」と言う人しか読めないんだろうなぁ…。

「学問で突き詰めたからこそムダな問い/解決策が生まれる」という事例を最後にもう1つだけ紹介して終わりにしよう。

鶏が先か、卵が先か - Wikipedia

 

これについて大まじめに考えた人が各方面にいるせいで、Wikipediaの項目がえらいことになってる。

 

 

バカバカしさがわかりやすいのは「神学」の項目だから、神学の部分を引用してしまおう。

ユダヤ教キリスト教の教典は、神による世界の創造について触れ、それと共に鳥の創造についても述べている。その創造神話では、神は鳥を創造し、それらに産み殖やすよう命じたが、卵については直接の言及が無い。創世記の第一章によると、

19夕となり、また朝となった。第四日である。 20 神はまた言われた、「水は生き物の群れで満ち、鳥は地の上、天のおおぞらを飛べ」。 21 神は海の大いなる獣と、水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造し、また翼のあるすべての鳥を、種類にしたがって創造された。神は見て、良しとされた。 22 神はこれらを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、海の水に満ちよ、また鳥は地にふえよ」。[9]

創世記を文字通り史実と解釈すれば、鶏が卵より先ということになるだろう。

ヒンドゥー教の教典の場合、プラーナ文献[10]ダルマ・シャーストラ[11]において、神がプルシャ(原人)から鳥(およびその他の生物)を創造したと記されている。しかし「卵」に鶏以外の卵まで含めるならば、ヒンドゥー教の神話にはいわゆる人間が宇宙と呼ぶものを生んだ「宇宙の卵」が記されている。その意味でこの超越的卵は、鶏やその卵をも含む全ての生物の前にあった。この卵はブラーフマンダ[12]と呼ばれる。原初となる卵はリンガ (Lingam(男根像)としても表現される。

 

 

なんで、こんな屁理屈みたいなものを読み解くために、必死に聖書読み解いちゃってんだよ!!

 

 創作やりたい人は一家に1つぐらいこういうのを持っておくと、そのまんま作品のネタにできるからオススメ…かも。

 

 

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