読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

「正しそうだが、お前がすべきではない」話が多すぎやしないか?


結局のところ、正しいか間違ってるかじゃない!

説明する過程、実行する過程を見て「その人が本当に自分の言ってることをできるのか」を判断するしかないから、正しい意見だって言い出す人によっては通らないことがザラにある。

 

典型的なのはマネーの虎であり、最近の例で言えば安倍法案や新国立競技場問題であろう。

 

マネーの虎の中には出資者から罵倒されたビジネスモデルが後々大成功を収めたことから「出資者に見る目がなかった」という声がある。

しかし、オタクに逆風があった時代に抱きまくらブームや自作の抱きまくらに抱きつくデブのキモオタを見て「こいつに出資したい」と札束をポンと出せる人間の方が稀有であり、狂気であることをネット民達は未だに理解してない。

 

安倍法案問題もやまもといちろう氏は安倍法案の意義について「シーレーンを守らないと日本の経済や電力に関わる」という話をしてる。

「80%の国民が説明不足」の安保法制ですが、政府が公式にちゃんと説明したら大変なことになりそう(山本一郎) 

僕が中学校の時、小泉政権ではすでに議論されていた基本事項でさほど新しいお話でもない!

 

しかし、自らの政党が推薦した憲法学者にも反対され、反対されると逆ギレ。「そうでない人もいる」と議員なのに議会の外で駄々をこねる、議論を否定する安部総理の態度を見て「この人の提案なら聞き入れたくない。」と生理的に受け付けない人の気持ちもわかる。かく言う私も「今の政治が暴走するぐらいなら現状維持の方が」と感じる次第だ。

 

こんなかんじで、「正しそうだが、お前がすべきではない」という理屈よりも手続き、もっと感覚的に言えば「その人が持ってる清潔感」が賛成・反対を左右するのではないだろうか?と感じることが増えた。

 

その話の中でも僕が最も「正しそうだが、お前がすべきではない」と感じたのが、この問題である。

 てめぇの不始末になんで1億7000万も払わなきゃならんのだ…?

東大生飲酒死亡:両親が提訴 「むちゃ飲みに警鐘を」

毎日新聞の記事を見るとどうして「むちゃ飲み」にいたったかがわかりにくかったので、経緯に詳しいJ-castを引用してみてもらおう。

 

東京都内の隅田公園で場所取りを兼ねたコンパを行った。約40人が参加し、亡くなった当時2年生の男子学生(21)は、そこでコンパ長を務めた。

   コンパでは、参加者が車座となってフォークダンス「マイムマイム」を歌い踊り、一区切りしたところで誰かが中央に出て焼酎「大五郎」をラッパ飲みする「マキバ」というサークルの伝統行事をしていた。参加者は、大五郎のうちアルコール度数が最も高い25度の焼酎を飲んでいた。残った焼酎は、コンパ長が飲み干すのが慣例になっていたともいう。

   男子学生は、21時ごろから大量に焼酎をあおって計1.1リットルも飲み、1時間ほどして意識を失い昏睡状態になった。

 

「東大コンパで泥酔死亡」責任は誰に? 「両親が1.7億円賠償請求」めぐり論議 

確かにイッキ飲み、泥酔事件は忌むべきだ。また、つまらない若気の至りで我が子を亡くしたり、犯されたりした親御さんの無念を思えば、「多額の賠償・制裁的な措置もやむなし」と思う。

僕も、大学一年生の子が飲まされて亡くなったと聞いたら「遺族は取れるだけむしり取れ」と言い、明治大学系インカレサークルの集団泥酔事件ではその手口の卑劣さに烈火のごとく怒った!

 

ところが、今回の件については同情する気が湧かず、遺族がかわいそうどころか恥知らずにさえ見える。

飲ませる側にいた人がてめぇで飲んでいながらの不始末を他人のせいにして「億単位の金を払え」と言うのがほとほと理解できない。

 

そもそも、サークルの嫌われ役だからコンパ長だったのでは?

この事件を初めて見た時に僕はこんなことを言ってる。

 

 …ここでは、行為があったかどうかが重要じゃなくて「アルコールハラスメントで異性や後輩をおい潰すシステムがあるサークル」であることが今回の問題。

 

いわゆる「ヤリサー」まで過激なところじゃなくても、「女の子をほろよいさせてガードを下げよう」ぐらいの話は合コンでもデートでもよくある手口だ。加減さえわきまえていれば、悪いことではないと思う。

ただ、男と女が同じ量のお酒を飲むように設計された場所は例外なく「女の子に強めに酔ってもらう(解放的になってもらう)ことを想定した場所」だと断言してもいい。そして、加減を知らぬ会合であれば、かなり危険なことになる。

 

 なぜなら、酔ってるか命に危険があるかどうかを判断する指数「アルコール血中濃度」は体重を飲んだお酒に含まれるアルコールの量で割る。

 

例えば、体重50キロの女子大生と、体重65キロの男子大学生が飲むとしよう。(大学生の標準体重がおおよそこのぐらいだそうです)

今回の場合は25度の焼酎で酔いの違いを見てみよう。

 

体重50キロの女の子の場合

1合目→0.1% 酩酊初期(そろそろ自分が飲んだお酒の量がわからんようになってくる)

2合目→0.21% 酩酊期(千鳥足。同じことを何度もしゃべるなど。)

3合目→0.32% 泥酔期(立てなくなる。意識がはっきりしない。)

4合目→0.42% 昏睡期(死の危険あり。揺り動かしても動かない・大小を垂れ流すなど大変危険な状態)

アルコール血中濃度を計算してみましょう 酒は、なによりも、適量です。 サントリー

アルコール血中濃度と酔いの状態 酔いってなに? 酒は、なによりも、適量です。 サントリー 

 

もう一度言うが、酔いの目安となるアルコール血中濃度は「飲んだお酒の量÷体重」で計算する。だから男でも小柄なら酔いやすく、これ以外にも遺伝やお酒への慣れなどの要素に酔ってはもっと早く酔いつぶれる人もいる。

 

ただ、単純な体格差だけでも、女性が「酩酊」立てなくなっても、同じ量を飲んだ男性はまだ千鳥足程度には動ける。

 

だから、男女問わず

・全員にキツい飲酒を強要する

・それも酔いが回りやすい一気飲み飲酒を強要してる

時点で「(性行為やセクハラ目的で)泥酔させるのが目的」だったと考えた方が自然であろう。

 

今回の場合、亡くなった大学生は「コンパ長」として飲ませる側に回ってたのにもかかわらず、「私は被害者です」と言うから大笑いである。

小柄な子や女の子なら数杯で泥酔するようなお酒を一気飲みさせて、よくもまぁ「私は被害者です、1億円払ってください。相手取ります」なんて…恥知らず以外のなんだ!

 

一気飲みも過剰な飲酒も良くないし、それをフォローしない周りも良くない。

でも、自分が酔わなかったら介抱するフリしておっぱいでも太ももでも触ってたであろう、一歩間違えてたら後輩を死亡事故に追いやってたであろうことをやらせる側の人が言ってなんの説得力がある?

 

まして、2年生にもなって場所取りにコンパ長という貧乏くじでサークルの制裁目的・ナンパ目的の文化を知ってて、それでいてそのグループから貧乏くじを引かされてた人だろう?

それだけ空気が読めない子であり、下心があった当人が自分の行いのためになくなったことがなんで他人のせいなんだ?

 

 恋愛したいなら一人で相手探したほうが手っ取り早かったであろう。

パワハラ目的で組織の仕切り役なんかやってたなら、因果応報。

仲間がいないと何もできない人だったとしたら…そこが限界だったんでしょ?

 

東大行っても、自分の非を認めて行動が改められない当人、子どもの失敗を直視できない毒親がセットで今の社会を渡ってくのは無理だと思うなぁ…。

 

「大学生のイッキ飲み」という比較的被害者に優しい分野でのお話だから「行動力のある親」という印象を世に与えてるが、よく読めば「この人と他の被害者・同じ意見の人を一緒にしてほしくない」という部類だ。

 

 何を言ってるかじゃなくて、誰が言ってるかをよく見ないと本当にずれる。

 

人間は感情的であり打算的だ。感情を突き通すためなら言葉も正しさも道具のように扱われちゃう。自分の立場が損してまでフェアなことをきっちり言い続ける人は少なく打算に基づいた嘘や方便なんか簡単に言う。

 

それを見抜くリテラシーのほうがずっと重要なんだろうなぁ…と思いますよ。