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ズルズルと続けてしまう「ぷよぷよクエスト」の魅力

ゲーム ゲーム-スマホゲーム

幾つかスマホの人気ゲーム…特に、パズルゲームをやってみた中で一番しっくり来たのがこのぷよぷよクエストだ。

「いい意味でスマホゲームっぽくない所」が好きだった。

 

 

無課金で一人でやり込めるフェアさとカードに愛着が湧く所が良かった

薦める前に断っておくが、3つやった中で単純なゲームの面白さでは一番ぷよぷよクエストが劣ると思う。
モンストもパズドラもスマホならではの斬新さや動きがある楽しいゲームだ。それらの方がヒットするのは単純なゲームの面白さから言えば、当然のことだと思う。

 

でも、僕はそちらよりもむしろ、ぷよぷよクエストにハマった。

理由は僕が『ある程度のところまではやり込み、やりこんだ上でそのゲームがどんなものかを評価したい』と考えてゲームをしてるからだ。

 

私はゲームは続けていく面白さ、使い勝手に着目してこそ、ちゃんとしたゲームレビューができると考えているため、ある程度の長さをこなした上でそれでも面白いゲームこそ、評価したい!その観点だと…ぷよぷよクエストはとても優秀だ。

 

くどいようだが、単純なゲームの面白さでは一番始めに「あー大したことないな」と感じてしまうゲーム性だ!

 

それでも、やり込みたくなるのはぷよぷよの世界観がちゃんとあって、それを楽しみきろうと思ったらきっちりとレベルを上げきらないといけない」と言うゲームの構造が人気のスマホゲーの中ではとても斬新だった。

パズルやカードゲームを活かしたシンプルなゲームが多いスマホゲーは世界観をかっちり作ると説明がくどくなり、テンポの良さが失われる。そのため、世界観がないかスマホならではの手軽さを捨ててしまうかの2択になるがぷよぷよクエストは世界観と手軽さの両方が両立されている。

 

しかもキャラゲーなのに、特にかっこよくも美人でもない「ぷよぷよらしいキャラ」がボイス付きで優遇されてる所が好きだ。

自分のよく使ってるキャラだと「ブラックタイガー」がそれに辺り、彼は上半身が虎・下半身がエビで低い声でしゃべると言うなんともおっさん臭いキャラだ。…成り立ちからしてオヤジギャグだし!
しかも、ブラックタイガーが他の美人カードを差し置いてボイスがダウンロードできるという、ぷよぷよクエストの路線が最近のなんでも美少女にして擬人化する世界を生きてる僕から見るとロックに見えて仕方がない!

 

しかも、スマホの人気ゲームでこの路線を行った手軽なゲームがいないから余計に輝いて見える!

まず、パズドラのキャラクターはかなり無頓着にコラボした他作品のキャラクターが全部ぶち込めるような構造。絵柄からして全然違うものが同じパーティーの中にいることはザラ。
モンストもミリタリーから歴史上の人物、世界の神様の擬人化に、モンストのオリジナルキャラまで全部同じゲームの中に登場する「うま煮」みたいな作り方で世界観が形成されてる。敢えて救いがあるとすると、絵柄やコスチュームの方向性を調整してくれてることぐらい。

 

だから、キャラクターや世界観に「愛着がわかない」のだ。

ゲームとして優秀だから、序盤にハマる・爽快感がが、ゲームに飽きてしまった時に先がないのだ。


愛着がわくキャラクターや世界観をソーシャルゲームになってもきっちり維持して、それでいて見覚えのないキャラクターをスマホ向けに増やしてるから僕のように友達の家でしかぷよぷよをやったことない僕でも入れる。


それだけでも、大きな差別化だ。だが、そこはセガのお家芸だから、もう一歩踏み込んだことをしてる。
色んなキャラを出して、ぷよぷよの位置づけを明確にしておきながらも「レベルを上げないとデッキのコストが拡張できないのでカードが使えない・進化させるとカードのコストが上がって使えなくなるから進化させられない」といういじらしい状況をゲームの中でわざと作り出すところにある。

 

進化させると強くなるのはもちろん、ボイスと絵柄が変わるキャラが多数いるため進化させられないが、進化させたかったらゲームを進めないといけない。

「カードを使うコスト」と言う発想自体はパズドラもやってることでありふれたアイデアではある。ただ「好きなキャラを使いこなしたいからやりこむんだ」と言う動機付けに結びつける力が全然違う。


考え方としては、スマホゲームよりもブラウザゲームである「艦隊これくしょん」に近い。

ぷよぷよクエストは艦これは意外と似てる?

艦これもまた「ゲーム性がすごく面白いかというとそうでもないが、キャラクターの魅力がずば抜けているからゲームを長く続けてレベルを上げたい・改造して新しいイラストを出したい」と言う種類のゲームだ。

 

キャラゲー」と呼ばれても文句が言えないほどキャラが立ってるし、キャラの魅力でゲーム内の多少の理不尽や飽きが来る気持ちを我慢しながらプレイするゲームだ。

そして、僕はキャラゲーとしての完成度なら艦これに勝るとも劣らない(評価基準次第で勝てる)だけのクオリティをぷよぷよクエストは持ってると思う。

 

もちろん、商業的な成功やプレイヤー・ブームの定着具合から言えば、艦これの方がずっとすごいと思う。

特に艦これの最大の発明は「特注家具職人」「ドック拡張キー」「二人目以降のケッコンカッコカリ」と言ったゲームする上で「なくても困らないアイテム」をキャラの魅力で課金させると言う制度…さらに言えば艦これは課金した事自体が報われやすいゲーム設計になっている」ということだ。

目当てのカードが手に入るかわからないガチャのために課金するよりもずっと艦これの課金は費用対効果が良く、ゲーム自体を楽しくすることにもつながるからとてもうまい仕掛けだ

 

ゲーム自体も斬新だし、轟沈する事や艦娘のデザインに反映された細かい設定もものすごいと思うが、他のゲームに応用できそうでできない偉大な発明は「課金するポイントを大きく変えたところ」だと私は言いたい。

 

逆にぷよぷよクエストは上級者や特定のキャラが欲しい以外は特に課金するところがない(と言っても過言ではない)ので、むしろ収益に関するシステムだけを見てるとちょっと心配になるほどだ。

ぷよぷよクエストの凄さはと言うとキャラクターの多様性艦これがプレイヤーに課していたレベリングの過程をシンプルにして敷居を下げたことにある。
スマホゲーを語る上で大事なことはユーザーの中に「主婦やそれほどゲームをしたことのないOLさんがかなりの割合で混じってること」を前提に論じないといけないところにある。

 

ぷよぷよは美男美女からおもしろキャラ、かわいい動物系キャラまで色んなキャラがいるため、自分の好みでデッキが作れるというところが長所であり、美少女だらけのゲームにはオタク臭く感じるような人でも敷居が低くできるようにマイルドに慣らされている。(男性ファン寄りではあるが、艦これほどコテコテではなくバランスを取ろうとしてる)

 

また、レベリングのためのアイテム集め、経験値集めが楽が他のゲームに比べて楽で、次々とお気に入りのキャラを囲い込めるようになっている。でも、やりこみプレイをしないと進化したキャラを使わせてもらえない寸止め感を維持することで、プレイし続ける動機を作ってる。

 


さらに、モンストやパズドラに比べたら斬新さはないが、パソコン・スマホパズルゲームで全消しや10連鎖以上が決められる稀有なゲームでもあるのでゲームとしての楽しさは決して低くはない。むしろ、キャラ目当てに始めてゲーム自体に慣れていくとどんどん連鎖ができるようになってゲームにもはまっていく構造。序盤は大したこと無いゲームだと思うけど、キャラ目的でハマっていくうちにパズルのコツも掴んでどちらも楽しくなれると言う変わった楽しみの順番担っている。


そして、トドメはキャラクターによる力の差をゲーム内でも反映させることでキャラを強化したらその通りゲームがうまくいくからやりやすいゲームだと思う。しかも、轟沈しないし…。

艦これの良さでもあり、クセであり、求道的な部分な「毒」の部分を抜きつつ、艦これ的な良さ(キャラクターを活かした持続性のある単純作業系ゲーム)に仕上がってる。



世にあふれるスマホゲーほどキャッチーではなく、気づきにくいようにオタクの文法を盛り込みつつ、かと言ってどこにも媚びないで「我々はぷよぷよ!ソシャゲーでも最近の萌系でもない!スマホにはなったが、ぷよぷよであることをやめたわけではない」というあのバランス感覚!

最近、こんなゲームが表舞台に出る機会が減ったので、善戦し続けてるぷよぷよクエストには頑張って欲しい。

 

 

 

 

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