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【英語版もあるよ】フリーゲーム「ムラサキ」は繰り返せば繰り返すほど泣けるシューティングゲームだった!

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魔王物語物語、いりす症候群!などで有名な「カタテマ」というサークルさんの新作シューティングゲーム「ムラサキ」をプレイした。

 

各地で話題になってるからフリーゲームファンの間では「なんで今まで紹介しなかったんだ!遅すぎるんだよ!」と怒号が飛んできそうだが、それはレビューを読んでそれでもそう思った人が僕に文句を言って欲しい。

 

・ゲームの概要

世界は今にも爆発しそうだった。がんばろう。(※公式より)

 

ゲーム開始画面はこんな感じ。

f:id:TM2501:20141208231812j:plain使用キャラはこの2人。青髪の方が海里。服装が全体的に赤いのが沙月。

 

この2人の両方をそれぞれ操作してゲームをクリアしていく。

 

ゲーム進行

シューティングゲームなので、避ける動作も確かに多いが、パズルゲームのように「同じ色のブロックを当てて、画面に溜まった弾幕を消す」のがこのゲームの進め方。これは公式サイトにあるゲーム画面を使って説明しよう。

f:id:TM2501:20141208232642p:plain赤や青のブロックを自分が発射する攻撃で当てて、多くのブロックを同時に爆発させると、相手に大きな攻撃ができる。

 

自分が敵に対して直接攻撃することもできるが、ダメージが少ないから基本的にはブロックに当ててブロックが爆発する力を利用して相手を倒すのが基本だ。

 

ダウンロードはこちら

ムラサキの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

 

有料になっちゃうんだけど、英語版もあります。

 

 

 「カタテマ作品の集大成」と言える工夫の数々

斬新なところがとにかく多いゲームだが、その斬新さを支えてるのはその前に同サークルで作られてきた「魔王物語物語」や「いりす症候群!」での演出やゲーム設計がムラサキに見事に反映されてるからだ。

 

だから、ムラサキだけではなくカタテマ作品全般もやることをオススメしたい。

カタテマ

 

話を「ムラサキ以前のカタテマ作品の発明」に戻そう!

 

まず、(動いたままの同色の)ブロックを当てて潰していくというパズルゲームは「いりす症候群!」での発明だ。

 

「パクリだ」「手抜きだ」と言いたいのではない!

 

むしろ、ムラサキのパズルゲーム要素に馴染んだ人にこそ

「もっと難しいが、いりす症候群!もやろうよ。絶対に面白いし、ストーリーもいい!何より、ムラサキする時に楽になるぞ!」

「オタク的なゲーム・同人作品の楽しみ方は過去の作品まで遡って作者の進化の過程・工夫や世界観まで引っくるめて楽しもうとするからこそ面白いんだ!!」

と言いたくて書いてる。

 

そして、いりす症候群!やムラサキの属するパズル・シューティングというジャンルは「ゲームにストーリーを反映させにくい」ジャンル。

 

 それを可能にした発明が同サークルの「魔王物語物語」に出てくる「物語をゲームに対して外付けにする」という方法だ。

ゲームの本筋以外に、ストーリーをじっくり読む場所を確保して、ストーリーとRPG要素を同時進行的に、アニメやマンガで言うところの回想シーンを挟むように機能させてストーリーに複雑さを、そしてストーリー自体をじっくり読む時間を作っている。

 

ムラサキの場合は条件を満たしてクリアすると読める「コレクション」という場所に「物語」が外付けされている。

f:id:TM2501:20141208234830p:plain

音符マークで音楽が聞けるほか、星マークでは人物紹介や設定、ゲーム独自の用語などが説明されている。

 

しかも、このゲームの嬉しい所はそんなにシューティングゲームの腕が高くなくても「繰り返し練習すれば、大まかなストーリーは把握できる程度に埋めさせてくれる」ことだ。

 

最大の発明は「繰り返しを前提としたシューティング」

このゲームの大きな発明はストーリー性優先でシューティングゲームが作られてること。

 

まずは、1面ごとに終わってくれるからプレイ中もクリアした後でも手軽に楽しめる。

次にクリアだけなら割と簡単。ただ、物語を集めようと思うと効率プレイ・覚えながらこなしていく要素が加わる。

そのクリアのために腕がクリアごとに少しづつ上がっていく所が素晴らしい。

 

ゲームのクリア方法も斬新だ。

 

特に顕著なのが「ダメージを与えて倒せばいいってもんじゃない」という敵が複数いること。

これはとにかく目の前の敵を倒しまくるばかりで、ガンガン弾を撃って、避けていれば単純にクリアできる作品が多いシューティングゲームというジャンルの中では実は斬新な試みだ!

 

もし、ゲームの攻略に困ったらあえて正面から倒さずに泳がせてみたり、倒してる時に的に生じてる変化などもよく見てみると「あ、ここをこうするのか!」という気付きがあるので、実践してみるといい。

 

これはゲームシナリオを攻略するコツでもあるが、先ほどの設定集を埋めるときにも「簡単なステージで高得点を取る」という条件があるため、その際にも「わざと泳がせてまとめて消す」ということをやると点数が上がる。

 

このゲームについては6面以外はシューティングゲーム風のパズルゲームだと思っていて、弾幕自体を避けることよりもパズルのような大量連鎖、綿密な計画でいい得点を出していくのがクリアのコツだ。

 

コレクション欄を埋めていて気づいたことは話の内容がわかると同時に、「一見、ぶっ飛んでいるようにも見える作中のBGMやセリフの演出」に気づき始めると、繰り返しプレイをするごとに泣けてしまって、何度も何度も用事がないのにプレイしたくなるところが素晴らしい。

 

特に終盤の演出が素晴らしく、繰り返していくと5面をクリアした後の敵キャラの戦いを終えた後のちょっとした動きにジワッと涙したくなるようになるところがすごい良かった。

 

操作できる部分もすごいが、操作する側は制作者が作ったモノを受け取るだけになる部分(音楽、演出、ストーリー)などがしっかりしてたから、プレイの合間・終わった後に立ち尽くすように、じわりじわりと感動を噛み締めてた。

 

いいゲームはね…余韻があるんだよ。

その、余韻がね…格別にいい作品だったよ。 

 

 音楽をテーマにしてる作品だから、サントラが出たのは嬉しい!!

 

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