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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

よく勘違いされるけど、「オタク=内向的」ではありません

アニメ

オタクに関する偏見は色々あるが、オタクの知り合いがいない人によく勘違いされるのが「オタクは内向的」というイメージだ。

もっと断言するならば、オタクだから友達がいない・いても内輪の趣味で固まるから人間関係が更新されないという風に思ってるような読み物も多い。

 

典型的なのが、このマイルドヤンキーを定義するために用いられた図である。

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マイルドヤンキーの筆者の原田曜平氏の定義では「オタクは友達を新規開拓しない」というカテゴリーに入ってるが…自分の周りのオタクライフを見てるとぜんぜん違う。

 

「外向的なオタクという例外もいる」という話ではなくむしろ、「内向的な部分しか持ってない人がオタク趣味を続けていくのは辛いと思う。辛くなった結果、口下手で人見知りかもしれないが、外向的にはなる」のだ。

この観点でオタクの生態を語ってみたい。

 

 

そもそもオタクとはなんぞや?

オタクというとマニアやサブカル系のように「普通の人が見ないニッチな作品を追いかけるイメージ」があるが、それは違う!

例えば、オタクにもそうじゃない人にもNARUTO忍たま乱太郎、あとはエヴァみたいな人気作はある。かくいう僕もハガレン刃牙が大好きだし。

 

でも、大きな違いは作品への情熱や掘り下げ方が尋常じゃないのがオタクだ!

例えば、エヴァ初号機の3Dモデルを用いて作品の考察を映像化してみたり。

例えば、NARUTOのアクションシーンを充実に再現する外人コスプレイヤーが出てきたり。

例えば、とらのあなという同人誌ショップに行くと忍たま乱太郎のBL同人誌が!

 

お題をあるとそれをダシに新しいコミュニケーションを生み出す人が知られてないだけでオタクの世界にはたくさんいる。

普段の会話では口下手で目立たなくても、自分の得意分野の話や媒体での表現力がものすごく高い人がいる。

 

実はオタクとはそういう人のことを指すのである!

 

多分、オタクでない人が見ても「かわいいね」「いいね」としか言わないであろうネタに「萌えとはなんぞや」「初音ミクが世の中を変えた」というお題で一晩語れる・自分の解釈を絵や動画にしてしまう・作品や作家の情報を集めてその話については一家言持つ、夢中になってる間に勝手に持ってしまうのがオタクだ。

 

確かに「オタク=お宅」が由来のようだが、実際には「得意な表現・ツールが家にあるだけで、別に友達がいない人でも、外から出たくない人でもない」のだ!

 

ここで有名なエンジニアの言葉を借りてみよう。

ネットにははてなTwitterニコニコ動画やPixivのようにお題に対してテキストや動画などを使って、新しい考察や作品を生むサイトの文化がある。それは学校や職場の人間関係とは違う匿名同士でも繋がれる文化だ!

逆に現実の人間関係と近いSNSmixiFacebook、LINE)にはこういう文化は少なく、作品や創作よりもむしろ自分の話や周りとの内輪での話が多い。

 

ネットは「現実の人間関係を持ち込んで活用するもの」と考える人には、匿名で自分の得意なテキストやイラストなどの技術を使ってコミュニケーションを図る人の気持ちがわかってもらえないが、むしろネットにのめり込む人は「普段の話術よりもむしろ、ネットを経由した特異な表現を持ってる人」だ。広義にはこういう人をさしてオタクというが、彼らが何も現実で何もできなかったり、現実にネットを持ち込んで遊んだりしてないわけではない。

 

アニメオタクだけではない広義の意味の「オタク」とはむしろ外向的に、知らない人とコミュニケーションを取る。そのコミュニケーションを図るためにたくさんのアニメを見たり、ネタを覚えたりしてその場に馴染んで友達を増やす人は多い。

 

なぜそうなったかは後述するが、たとえ自分の好奇心から見始めたアニメ、やり始めた創作だとしてもオタク同士が集まった時には普段を見て表現してきたこと、考察してきたことはコミュニケーションとして活きる。「むしろ作品やハマってるものを熱く語れないと辛いのがオタク趣味の社交」と言ってもいいんじゃないかな?

 

いずれにしろ、「オタクが内向的」と定義する人はオタクが活発にコミュニケーションを取ってる同人誌即売会やオフ会、あるいはネット上でのやりとりを知らないだけ。

もしくは、毎日人と会ってあんまり中身のない話をべらべらするのが社交的だと思ってやがるから話がおかしくなる

 

他者とのコミュニケーションもある。ただ、やり方が違うだけの話だ!

 

隠れオタク文化の延長線上に…

なぜオタクが「知ってる人同士の会話はそれほどでなくとも、知らない人同士では外向的なのか?」という話を少し。

 

むしろ、オタク趣味は能動的で外向的じゃないと続けるのが難しい。

典型的なのは高坂桐乃俺の妹がこんなに可愛いわけがない)のように「オタク趣味はバレたくないけど、オタクの話ができる友達が欲しい」と思った人だ。

 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 電撃文庫

(※ストーリーやキャラ付けに納得いかないところはあるけど、オタクライフの問題点をあれこれ指摘してるという意味では良作。あとイラストはすごいいいです) 

 

 

 

オタク趣味は周りからの反応が冷たいこともあり、ある時期までは隠れてオタクをするのが一般的だった。

でも、隠れていても自分の趣味であり、興味の対象であるため新しい情報や一緒に共有する友達が欲しくなるため、別の人脈を開拓する必要があった。

 

その名残か、それともオタクがインターネット文化と噛み合ったせいかネット・リアル問わず、「趣味が一緒以上なんの繋がりもない人同士の交流の場」がオタクの周りにはやたらと多い。

 

ネットがない時代から同人誌即売会はあり、その最大のイベントであるコミケぐらい待機列が長いと隣の人とダベって時間を潰したり、特に混雑してないと趣味の合うサークルさんとあれこれ喋ってみたり…おおよそ内向的とはいえないアグレッシブなオタクが見られる。

 

むしろ、外向的な部分、友達をつくろうとネットやリアルのオフ会・即売会にさん明かしてないと自分がオタクとしてもっと深い話をしたい時、相手を開拓できないか、白い目で見られることの方が増え、作品から熱が冷めると同時にオタク趣味が足かせになってしまう。 

 

確かに一人でもできる趣味だが、長続きするような人は自分の興味のある話をよりディープにできる仲間を見つけられる人、発言や表現を評価されるほどやり込めた人がどうしても生き残っていく。

 

非オタクの人にはあんまり知られてないことだが、結局はアニメもマンガもコミュニケーションであり、口下手で目も合わせられないオタクが熱心に語ったり、自分なりの表現をぶつけに行く場所はあるんだ!

自分の満足の行くオタクライフを求めて行った結果、オタクはより外向的で浅く広いながらも友達も作るようになる!

 

家にいても友達はできるし、人とは話せる時代だからね…まぁ、そうでない時代からオタクというコミュニティーの中に友達がたくさんいた人はいるかと思うけど。

 

 コミックマーケット 87 カタログ

 僕が言ってることの一端を知りたい人は年末のコミケに遊びに行ってみてください。 

ちゃんとカタログを買ってマナーをきっちり守った上での話ですが!

 

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