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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

フリーゲーム「積層グレイブローバー」で中二病を満喫した!

ゲーム-週刊フリーゲーム ゲーム ゲーム-作者別-カナヲ ゲーム-RPG-ノベル要素多め ゲーム-やりこみあり ゲーム-キャラゲー

めちゃくちゃ面白かった。

 

それでいて、最近では「中二病」は悪い意味で揶揄されがちだけど、この作品はむしろ中二病だからこそ面白く、盛り上がるポイントに!

 

ゲームの概要

積層都市の下層のスラム街で墓荒らしを稼業とする人達の物語。

さる目的で別の層からやってきた主人公「テトラ」が目的を成し遂げるために墓荒らしとして積層都市の中でも危険で人も住めない深い層へと潜っていく物語。

 

ダウンロードはこちら

積層グレイブローバー:無料ゲーム by ふりーむ!

作者サイトで登場人物など詳しいゲームの情報も見られる

積層グレイブローバー|てりやきトマト

 

ゲーム画面はこんな感じ

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キャラも豊富。しかも、ほぼ全員を操作する機会があるので、色々試してみると良さげ。

邪気眼な気分を呼び起こしてくれる世界観/キャラ 

燃え/邪気眼/中二/バトルマンガっぽい妄想…色んな言い方ができるが、このゲームに含まれる要素は「心の奥底に眠る中学二年生の男の子要素」が呼び覚まされてしまう。…笑い事じゃない。実際に、見てみてほしい。

 

・下層のスラム街

・瘴気が迫ってくる地下層での墓荒らし

・主人公は自分のアジトに暮らしていて、セーブすると「拠点」と出て来る

・ドーピングアイテムが買えるお店があり、そのうち1つはこっそり売ってる

・弱肉強食のスラム街を力だけで生き残ってきたチンピラ

・肩に刺青を入れた姉御肌の女

・ストリートチルドレンの双子がいて、姉は不自然なほどの笑顔

・フードを過ぶった正体不明の女

ゲーム開始後20分程度で分かる情報ばかり羅列したが、「心の中の中二男子」を呼び起こされないだろうか?

 

しかも、これだけ凝った設定を持ったキャラが全て手書き!しかも、デフォルトの立ち絵以外にもシーンに応じて表情がつくシーン、タッチを変えてマンガっぽい表現、線を太くして荒々しいタッチのイベントバトル版も…。

 

イラストだけじゃない。コンセプトを再現するための本気度がとにかく高い!

「こういう中二男子っぽい妄想いいよね」とファッションでやるアニメ/マンガが増えたり、男の子がやった方が絵になるキャラを女で描いたり…(ヾノ・∀・`)違う違う

 

最後の最後まで中二病全開で、だからこそ(あまりにも中二すぎて)先の展開が予想できないほど展開が絡まっていて、それでいて予想を越えて行くから面白い。

 

しかも、何がすごいかというと「その中二病っぷりがイラストやシナリオはもちろん、ゲームシステムやイベントとして落とし込んでる」徹底ぶりがすごい!

 

局面によって使えないキャラ、使えるキャラ

あまりいうとネタバレになるからざっくりとしか言えないが、スラム街にいる墓荒らし達の中で一緒に冒険してくれる人は8人ほどいる。

ただ、エンディングまで一貫して「8人全員から選べる」わけではない。多くても3人の中からしか選べない。

 

ステージを進んでいくと仲間になるキャラ、逆に使えなくなるキャラがいるため、エンディングまでにほぼ全員使える・エンドを迎えてもやり込みとして使わなかったり使い足りないキャラを楽しむことができる。

 

中二病要素について紹介した際、キャラの特徴についてアレコレ述べたが、「登場人物だけはじめに並べられ、クリアしないと一緒に出かけられない」というゲームの仕様がより一層プレイヤーの妄想や邪推を加速させる。

 

また、妄想を加速させるような事件が起こったり、キャラクターと親密になってキャラと会話するとさらなる中二成分…もとい愛着が湧いてゲームの世界にどっぷりはまれる。「振り回されてあれこれ考え込む」という方がこのゲームらしいか。

 

振り回してくるのはキャラやシナリオ、好感度システム以外にもこのゲーム独自の「モード」のせいも大きい。

 

グレイブローバーというゲームには2つのモードがある。

1つは普通のRPGのようにレベルが上がったら、絶対に下がらないモード。

もう1つが作中の設定を具現化した「ダンジョンから帰ってくるとレベル1に戻ってしまう」モード。これは墓荒らしに出かけた下層には瘴気が舞っていて、それを吸っているため、ダンジョン内ではレベルが上がりバトルや墓荒らしのスキルが使えるようになるが、戻ってくると普段通りに戻ってしまう」というこのゲーム内の設定からできているモード

 

後者のこのゲーム独自のモードでプレイすると、スキルや冒険のために事前にレベルを上げるための「ドーピングアイテム」を集めることになるため、資金繰りがシビアになり攻略が難しくなる。

一見ムダに思えるような仕様だが、資金繰りがシビアになることで墓荒らしをよりこまめに行う墓荒らしらしくになる。しかも苦戦することでキャラとも親密になって台詞が聴きやすくなったり、色んなアイテムを駆使するためどっぷりとスラム街に浸かることができる。

 

ゲームの世界観がよく固まってるからこそできた仕様であり、何を魅せていきたいかが明確だからこそ楽しめる仕様だ。

 

このゲームならではの変わった特徴は墓荒らしで手に入れる「お宝」に関するものもある。

お宝だけは他のアイテムと違って、作中のキャラと自ら価格交渉して売りさばく「ディール」を経て売ることで高値をつけることができる。

ただ、金額よりもどちらかと言うと演出面から生まれた機能で、台詞や特殊能力を使った駆け引きがいい意味での中二成分になっていて面白い!

 

このゲームについて「いい意味での中二病・中二だからこそのキャラに癖があり、シナリオが読めず、面白いゲームシステムを採用されてる」と説明してきた。

ところが、このゲームの凄い所は前作もプレイしているとさらに思う所が出て来る。

 

前作はほのぼの系経営SLGを作った人!

実を言うと、僕が作者のゲームをプレイしたのは2作目。

 

前にゲーム「はじめての宿屋さん」という作者の処女作(?)をプレイ済。

 描き下ろしの立ち絵つき、宿屋さんというユニークなコンセプト、人件費がかさんでなかなか黒字化できずに悩むというリアリティ…。ある程度評判になったゲームをグレイブローバーを作る1年前にすでに作ってる!

 

しかもだ!そこから作風を大幅に変えて、前作では物足りないと感じたような部分を色濃くゲームのコンセプトに合った形で今まで見なかった新しいゲームとして作りこんできたので「これが同じ作者か!」と驚いた。

 

前作をやっているからこそこのゲームで作者の幅の広さ、ゲームについて考えぬく発想力に気づけて、それが興味深かった。

ぜひとも過去の作品もやった上で、プレイするのを推奨したい。経営SLGの良作として語り継がれてる作品で他のゲームにはない凝り方をしてる作品でもあるので、そちらとセットでやって欲しい。

 

そうすると作者のパワーアップぶり、作品に対する作り込みがわかってより楽しめることだろう

 

 

 なんか、僕が思ってた形ではない所・作風ではないところでデビューなさってたので、貼らせてもらおう。

 あと、この作者さんはカンパできるから、良かったらなってみてね♪

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