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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

嫁が焼き魚に塩を降ってくれない


ブログのネタがなくて困り果てた挙句、僕は近所の中華屋に行った。

行ったところ、なかなか興味深い話が隣で飲んでる二人組の間で出てた。

 

聞けば、嫁がとんでもなくどんくさいらしい。中でも食事については味も肉もない野菜炒めやら、塩を振らない焼き魚…それを指摘して本通り作ってもらっても「肉じゃがの煮込み足りない奴」が出て来るのだという。

 

努力を認めてあげたい・むしろ本を読むようになって改善の傾向にあるから旦那はその場では文句言わないそうだが、飲み友達と中華屋では愚痴ってるのだという…。

 

惚気話含めた愚痴という、極めて「リア充爆発しろ」な内容を僕は肉汁で爆発しそうなほどジューシーなワンタンをスープの中から取り出し、食事にがっつくふりをしながら聞いた。

 

僕は一人暮らしが長いことと、食事そのものが好きな事がある。

身の回りに味音痴も下手な人もいなかったせいもあって「料理下手」は人から聞く想像上の生き物でしかない。

 

しかし、料理下手について聞いていると共通点は見えてきたからその話はしたい。

 メシマズ嫁のメソッド

…面白かったのはその二人組には嫁以外に共通の女友達がいて、惣菜屋の孫で料理上手な人がいるのだという。

 

嫁の飯がまずくてお不快な男は「誰々さんの方が料理うまいよ!」みたいに比較して嫁を批判していると、聞き手の男はすかさず、「でも、誰々さんはウェイパーとかああいうのをけっこう使うよ」と指摘した。

 

その女は正しい!僕も目分量で料理する時は、めんつゆや味の素のお世話になるし、主婦や彼氏持ちの女の子に話を聞くと「めんつゆ」「白だし」などの名前はよく出て来る

 

僕が「料理下手」がわからない理由は根本的に「料理なんか何回も作れば、おおよその火加減はわかるし、味音痴もめんつゆ・味の素に頼れば、それらしいものはできる」と思ってるからだ!

 

ところが、旦那は語る。

「嫁はそういうできあいの調味料を使うのをよしとしない」

と。

 

料理下手には大雑把に2種類の料理下手がいる。

1つは俺がふわふわパリパリで油控えめなチャーハンを頬張る横で男が語ってる「手の加え方が足りない」人のケース。

もう、1つがマンガ、アニメなどでよく見かける「不要な創意工夫を加えて、料理そのものを劇物に変えてしまう」人。実在する例で言えば、「ビストロ大泉」がそれに当たる。(※ハナタレナックスやローカル放送でスープカレーを作ってる時には意外とまともなものを作るのに、なぜか水曜どうでしょうでは謎のやりすぎ料理を作る)

 

共通していることは「料理が下手なのに、下手な自覚さえなく一生懸命に我流で味付けをしてしまう…」ところ。

困ったことに下手な自覚がないから、激辛だったり、塩気が足りなくて食べにくかったり、歯ごたえが無かったり…言い表しようもないようなものを作ってくるのだ!

 

何に対しても言えることだが、「下手な人は完成図を思い描くことができない」ことが多く、この場合はまさにその典型だといえる。

 

そりゃグルメレポーターが寿司を握れるわけではなく、ラーメン屋になって開店前の朝に出勤して仕込みをするような事ができるわけではない。

ただし、自分が作ってるものの美味しい・まずいがわかることは大事な資質だ!

 

「目分量」や「長年の勘」という言葉があるが、アレらは計量と試行錯誤の賜物であり、何もあてすっぽうではない。

「適当」「いい加減」なんて日本語があるが、本当に「ほどよい」ところがわからない人の「適当・いい加減」と想像力が働いた上でのいい加減は全く違う!

 

下手なら下手なりにめんつゆや本に頼るべきだ。特に完成図がちゃんと描けない人が料理をつくる場合はそれは徹底すべきだ。

 

絵を描く人がうまくなる方法を説く時も一番多いのは「模写」か「数を重ねること」が挙げられ、なにも始めからクリエイティブに新しいものを作ってるわけじゃない。いきなりそんなところに挑戦したら無理だし、案外求められてるものはベタベタでも、マネや手抜きが入っても完成させることだったりする。

 

何を挑戦する人にもそうだが、自分から難易度を上げる縛りプレイをすることもない。できもしない、気付きもしない料理を出してくるぐらいならそりゃ、めんつゆを使って手早く仕上げる人のほうが評価される。

 

そこをわかってないと家事をこなすのって難しいのよね…。

 

お母さんの凄さとは冷凍食品やめんつゆを駆使してでもお弁当や夕飯をほぼ毎日作ること!自炊してみるとわかるけど、これが意外とめんどくさい。

 

しかも、主婦の辛さって、味覚が結婚当初は夫と合わず、時が過ぎると息子と合わないんだ。 

 

 野菜だけミネストローネの思い出

 料理が下手ではないけど、突拍子もない物を作ることが年に10回ぐらいあった僕の母の話を少しさせてくれ。

 

我が家で最も不評だった料理は「ミネストローネ」である。母がちょうど熱心にパートを始め、僕は僕で中学生の食べ盛りな時期によく出たメニューなのだが…このミネストローネ、肉類が一切入ってない「精進料理仕様のミネストローネ」なのである。

 

本人はカロリーオフだ何だと喜んでたが、典型的なジャンク舌の父と、典型的な食べ盛りの僕にしてみれば、奇っ怪な料理の筆頭だった。

 

 野菜スープともウィキペディアで紹介されてるのは間違ってない。だが、母が作るのはガチの「野菜汁」で、ベーコンの油の香りもなければ、コンソメっぽい風味の生会いガチのトマトスープにショートパスタが入った「もたれるけど、食べた気にならない謎の汁」なんだ!

 

長らくミネストローネに対して偏見を植え付けられたのは言うまでもなく、僕はあるテレビ番組で鶏肉を煮込んだり、ベーコンを刻んだりしてるところを見るまで、母の作ったミネストローネがミネストローネの正しいあり方だと思ってたので、

「日本の禅寺行くよりも、イタリア料理のほうが絶対精進料理だ!」

と思ってた時期が僕にはある。

 

そんなことを中華料理屋の鶏がらが効いたワンタンスープをすすりながら、僕は思い出すのだ。

「我流でアレンジする前に原型を食べさせて下さい><頑張るのは嬉しいけど、食べる側としては美味しいもの・完成図からちゃんとなんだかわかるものを食べたいです><」

と素直に思うのだ。比較的料理がうまい母だって我流アレンジに走るとこれだ。料理が下手な人ができあいの調味料を拒否したり、本を見なかった日にはもう目も当てられない料理ができるのは考えてみると必然なんだよ…辛いけど。

 

 ヤマキの秘伝めんつゆレシピ 毎日使える万能110品

 ちょうど良さそうな本があったので、もし良かったら参考にどうぞ。少なくとも主婦とかできる彼女さんって、良くも悪くもめんつゆ使いなイメージがあるので、僕の考える中では「これぞ女子力」だと思います。

 

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