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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

アイドルの恋愛禁止は「美少女ゲームで主人公の顔が描かれてない理由」と同じだろ?


結論から言うと、「アイドルの恋愛禁止」と言うのは「ノイズになる情報は我々が遮断したので、安心して妄想して下さい」という程度のものなわけ。

 

実写でも、二次元でも自分が女の子を愛でたい時には男の存在は邪魔なわけ。もし、艶やかな表情や仕草を示唆したい時は女の子同士で絡み合ったり、男は映さないで女の子が悶える所だけを描くかないと…頭の中でつながらない。

その選択肢はゆるふわに女の子同士をいちゃつかせるか、自分を模した男性と恋愛させるか(美少女ゲームの主人公や艦隊これくしょんでいう「提督」が典型)なのだが…アイドルを自分が独占してると思い込むのは難しいので、「女の子同士」でというアプローチが取られる。魔法やファンタジーな設定が許されれば、女の子が男も演じるという役割で恋愛や性を描いて、清らかな感じを残しながら色んな表情を見ることができるが…二次元はそこら辺が万能*1だけど、実写でそれをしようと思ったら絵になる役者や設定が必要だからアイドルはやっぱり男を排除するような文言を付けるしかなくなってしまう。

 

媒体なんぞ関係ないよ!アイドルの恋愛禁止は「男というノイズを排除して、その子に癒やされたり、メロメロな人が妄想する自由を与える」ためのシステムだから、別に本当に恋愛してても…いいのよ?

 

ましてや、「世界の峯岸みなみ」みたいに坊主にしたり、恋愛したからアイドルグループを追放したりなんかしなくてもいいんだよ…。

 

ファンイベントで、プロデューサーが「重大な契約違反があった。2人はファンと交際していた」などと脱退理由を説明し、相手の実名まで暴露した。その上で、運営側が823万2400円の損害賠償を求める内容証明書をファンに送付していた

 アイドルと交際したファンに運営会社が損害賠償請求  アイドルと交際したファンに運営会社が損害賠償請求 (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

 一応、オリコンチャートにも食い込んだことのある有名なアイドルらしいけど…なんとも男心がわからない、プロデューサーがいたものだ。賠償金目的の訴訟だとしても、イメージが悪くなって最後に困るのは会社なのにね…。

アイドルの恋愛禁止はカジュアルなぐらいでいいよ!

「名目上恋愛禁止」とか「進んで恋愛の話は開示しない」ぐらいでいいのに…と消費する側の年齢層・性別の立場で言えば思うのだ。

 

それをAKB48峯岸みなみさんみたく、泣きながら丸刈りにしてしまうと海外の報道機関まで「なんだこれ?」と食いついてしまう結果になり、AKB48の公式チャンネルで出てきた話なのにあまりにも痛々しい。

それゆえ、「コレはアイドルなのか?」「道義上許される話?」と普段アイドルなんかに没頭しない人同士の議論に持ち込まれて、女の子に妄想を押し付けながらちやほやしてる場合じゃなくなってしまう。

 

ここまで読んでて、男性ファンは妄想を押し付けることを前提で語るのは「視野が狭い」と思われるかもしれない。

もちろん、「音楽やライブで一緒に熱狂したい」「アイドルだけどトークが凄い面白いから、恋愛してもファンで居続けます」と言う人もいるとは思うよ?

 

だけど、芸能界の他の仕事の人にあるような「下積み」が少ない分、芸がある人が付けた付加価値に従うしかないわけだ。

 

具体的には「アイドルとして売り出してる以上、みんながちやほやしたくなるような立ち位置にいないといけない」と言うポジションであり、その位置づけを守るための恋愛禁止であり、男性ファンからの愛情を嫌な顔せずに微笑み返すのが…本質的なお仕事なのだ。

 

「キャバ嬢みたいな言い方をするな」と言われそうだが、「歌や踊りよりも若い女の子が何かしている姿がかわいくて応援してしまう。それに嫌な顔せず付き合ってくれるともっと嬉しい」という男の願望を糧にしている時点で本質的には同じものだよ?

 

言い方を変えれば、「もっとアイドルはダーティーでいい」と言うスタンス。

アイドル本人が裏ではダーティーでいいし、「本当はプロデューサーとデキてるんだろ?」と邪推される幅も含めて楽しんでる所もあるぐらいだから…面白い。恋愛禁止という謳い文句は「本人に本当の所を喋らさないことで妄想を掻き立てる機能」としても機能してるから面白い。

 

だから、男の方も男の方で、自分が妄想したい相手を見ている時には妄想したい要素以外のところには目をつむって楽しむ。

例えば、いい子で初心そうな部分だけを見て「部屋に大きいぬいぐるみがあって、甘い香りがするんだろうなぁ」と見てもないことさえ想像しながら楽しむわけ。本当は、その子の部屋からはうまい棒の臭いしかしないなどそんな情報は要らない!

 逆にモテそう女の子だと思ったら、どれだけ恋愛禁止だと言っても「この前バラエティで一緒に出てた芸人さんと実は抜き差しならないんだろ?」と邪推と邪推のシナリオの中で浮かべているであろう女の子の顔を買ってに考えてしまう。 本当のことは知らないし、知らないから妄想を楽しめてる。

 

彼氏がいることがわかっても、フリーであることがわかってもアイドルを頭の中では自分のものにしてしまう妄想が成り立たない。だから、建前上は「恋愛禁止」という建前が存在する。

 

本当に恋愛してたからって「丸刈りにして涙ながらに謝罪する」とか「アイドルをクビになる」とか切実な社会性が混じったら、もうメタな気持ちでしか楽しめない。

「ああ、これじゃあアイドルじゃなくて政治家だ。総選挙のために握手して、不祥事には丸刈りで謝罪。…コレのどこに若さやみずみずしさを楽しむ要素がある?学生服っぽいあのファッションはアイドル版のスーツであって、決してかわいいから着てる衣装でもなんでもないじゃないか」

と10代の女子には決して抱かないような重苦しい空気が流れてしまう。

 

つまるところ、アイドルに求めてることってすごく残酷で

「本当のことは知りたくないし、勘ぐるのが楽しいから黙っておいてくれ。ただ僕らの愛情を受け止めて、その場では微笑み返してくれ。」

という身勝手な要望と、それに答える女性の間で成り立ってる。

その要望を踏まえた上でカジュアルに恋愛禁止があって、時々大真面目に悩んだ女の子が丸刈りにしてしまう事件があって、その事件でさえプロデューサーが期待してた「サプライズ」だと思わせてしまう腹黒さがあるから、あのアイドルは面白いのかな?と悔しいけど、思ってしまう。

 

ましてや、「恋愛しただけでアイドルを脱退させて賠償金を取る」なんてジョークにもファンを喜ばせることにもならず、邪推する楽しさも見いだせない。その辺が2流・3流のプロデューサーなんだなぁ…と件の事件を見る。

 

少なくともアイドルの子に対して「使い捨てのコマ」ぐらいにしか思ってない印象を受けたね…もっとどうにかして売り出し続ける方法やこんな形で悪名轟かない収め方があっただろうに…。

 

興ざめである。

 

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こんな缶バッチ、どこで使えと言うんだ… 

 

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→僕が大真面目に音楽系記事を書くとこんな感じ。林檎さんかわいいよ、林檎さん

 

 

 

 

*1:たとえベタベタだと言われても、「魔理沙が怪しいきのこを食べてレイマリしちゃったり、アリスが魔法で魔理沙を縛り付けてマリアリしちゃうような同人誌」が好物だ。女の子の花園として妄想できる上に、世界観も壊さない落とし所で、濃厚な絵が作れるからね