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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

きっと僕らの悩んでることは大人になっても子どもの頃と変わらず、むしろより子どもの悩みに回帰するのだろう…


突然だがこの記事のタイトルを読むに、タイトルから作者のきもちや無念を読み取ることができてない未熟なまとめ主の作品だと私は言いたい。

 プロの仕事にタダはありえません  プロの仕事にタダはありえません - Togetterまとめ

 そりゃ、プロの仕事をタダでしてもらえるのは嫌だろうさ。そして、そういう話もしている。

 

これは絵師さんの間で定期的に話題になる論争だが、私はこの論争を聞くたびに「彼らが嫌がってるのは本当にタダ働きなのか?」と疑問に思う。もちろんそれも嫌だろうけど、もっと人間的で感情的な話なのではないのか?

 

この場合、結婚式のために絵を作って欲しいとのことだが、本当に仲が良かったり恩人だったり、宣伝にような場所に置かせてもらえる相手に対しては「タダ(もしくは割安)でやる」またはきっとやったのでは?とも思う。

 

とにかく、問題のつぶやきを幾つか引用してみよう。

 これがまずきっかけ。正直、材料を用意するという言葉さえ疑わしく思うが、依頼者の薄情ぶりはこの後のやりとりから見てみよう。

 お断りのメールをした直後に、メールアドレスを知ってる共通の知人に断られたことを転送し、友人経由で抗議をされた絵師さんのつぶやき。紹介してあげた?タダ働きであり、(エロマンガの連載をしている絵師さんから見れば)顧客層からも離れてるから宣伝にもならないのに、何が「紹介した俺の顔」だ 。

 

 宣伝というなら、自分のターゲットに合う相手100人か、1万人以上の人が自分の絵を見るステージを用意してから言うんだね!無作為の数十人なんて宣伝とは言わん!

 依頼主、言い分が通らずモンスター化。

 ここの発言大事だね。「有償でもやらんし」という本音が出た。ついに、お金の問題でさえなくなったわけだ。「無償だからやらない」だったら「プロの仕事にタダはありえません」でただしいが、そういう問題じゃないね。

 

 じゃあ、なんの問題なんだろうね?というのがこの記事の話

 小学校の掃除係以来変わらない問題

学校の掃除係は不思議だ。メンバーだけ席順などで決められるが、真面目にやる奴、形だけでもがんばるやつ、そもそもどっかに行ってしまうやつ(そしてそれでも他の生徒から反感を買わない人)がいる。

 

学校という場所では決まりを守らないことよりもチクることの方が損することが多い(友だちができない、別の友だちから報復される)という理由から、真面目な人はサボるやつ、手を抜く奴がいても自分が気になる・やるべきだと思えば、手を抜かず掃除をして他の人の分までがんばった。

 

これが、高校生になれば生徒会や委員会、イベントの実行委員会で押し付けられる役回りになり、大学生になれば飲み会の幹事や合宿の企画で…不真面目な人は人が企画した飲み会で散々飲み倒した挙句酔いつぶれるか、利用して女子大生をお持ち帰りしてる。

 

社会人になっても「真面目にやっても損をする」「決まり通り責任をもって仕事する」人は損しかせず、相手を思いやって「ちゃんとお金出すからやって」という人よりも、買い叩いたり、貸し剥がしたり、押し売りしたり…不真面目なことをなーなーにやる人の方が出世する。(もっと酷い言い方をすれば、就職活動の段階で真面目でフェアに取引を考えてる人よりも、理不尽と力でゴリ押しできる人を採用したがる傾向さえも…)

 

よく就活で出てくる求める人物像の中の「他人を巻き込んで仕事をする」とはカリスマ性や理論性である場合よりも、理不尽を人に押し付けるふてぶてしさの場合が多いので注意しておこう。

 

今回の絵師さんに「結婚式に絵を書いてほしい」というのも小学校の時からよくいる「ヤるべきこともやらないで要求だけは都合よくしてくる不真面目な人」の一種であり、また絵師さんは「真面目にやってるからこそ報われない人」の一人だ。

 

適度に不真面目な人ならもっと口実を考えたり、「相手がポジショントークをしているだけで、自分もポジショントークをしている」と割り切れるが、絵師さんはそこはまじめな人だからこそ悩む。…バカではない。でも、納得したり、割り切ったりするのは苦手な人だから悩んでしまう。(それゆえに人望が生まれる人もいるので、どっちがいいとは言わない)

 

僕は高校時代にこのバカらしい構造に気づいたから大学生以降は「この手のバカは突っぱねるか、跳ね返る前に潰す」と思ってたら…バカの力技にやり込められて病んだ。

 

これが理系とかプログラマーとか理不尽で不まじめだと同業からの信用を絶対に得られない分野だとまだ救いがあるけど、日本で文系やそれほど知能的に高度じゃない世界で生きていくと、こういった不器用さは生きていくことそのものを難しくする。

 

今回の絵師さんの案件も本当に怒りたいのは「無料で仕事を依頼されたこと」ではなく、「普段仲良くしているわけでもない人が、都合のいい時だけ面倒を押し付けてきて、自分のしていることの理不尽さに気づいて断った相手に逆ギレする態度」が真面目な絵師さんは許せないんだと見受けられる。

 

こういう風に義務や責任を考えて仕事ができる人、そう考えて頑張れる人の職場があって、それが一人二人のサイコパスの介入によって破壊されない強い決まりがある…そういう職場だったら、今すぐにでも僕は仕事がしたいし、多くの勤勉な人間が悩んでいるのはそこだ。

 

ぼくらは大人になって、体も大きくなって、それぞれに知恵や経験を付けた。でも、より真面目に自分の仕事を全うしようとしている人ほど悩んでることは小学生の時の掃除係から何も変わってないんじゃないか?と僕は葛藤してるよ。

 

 この作品のアニメでの話がけっこう、僕の考えてることに近いことをやってました。

 

アニメは名作です。誰もそういう風に言ってくれないけど、俺は感動しました。