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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

うなぎの日に人手不足の本質を近所のスーパーにて見せつけられた話


身も蓋もない言い方をすれば、うなぎもマグロも生産者・問屋などエンドユーザーとは少し離れた人らが値段を上げる口実に設置しているデマだと思ってる。

 

その証拠に割高にこそなったが、未だに近所のスーパーでは余るほどのうなぎが並んでいるし、しかも深夜になっても値引きの気配もない。それどころか、こんな記事まで出回ってネットユーザーの顰蹙を買っている。

 ウナギ業界「ウナギを食べて守ろう!」 生協「ウナギを食べて資源回復を後押し!」  痛いニュース(ノ∀`) : ウナギ業界「ウナギを食べて守ろう!」 生協「ウナギを食べて資源回復を後押し!」 - ライブドアブログ 

 確かに、マクロに「資源には減ってる」「流通量を確保しにくい」は本当かもしれない。でも、あくまでスーパー側や大きな問屋、食文化として根付かせた業界団体のポジショントークであって産地にいけば相変わらず食べられる…そういうものは世の中にゴマンとある。(どっちの料理ショーとか美味しんぼ、あとは鉄腕DASHの道の駅訪問/農家手伝い企画などを見てもらえると産地にしかない希少食材なんていくらでも出てくる。でも、なくなるなくならないでバカ騒ぎなんかしてない)

 

 むしろ、うなぎの場合焼きたてと一度冷蔵・冷凍してしまったものとの差が激しいからちゃんとしたお店で食べるべき食べ物だし、まして「食べて応援」なんかする必要のない食べ物だ。丑の日のうなぎを食べる習慣自体が平賀源内のでっち上げだし。

 

最近だと、うなぎ以外にも「年明けうどん」というのがでっち上げ食文化では有名だね。年明けにうどんを食う食文化なんてないから、もし元旦に駅やさぬきうどん屋でそれを見かけた時は「捏造乙」と心の中でつぶやきましょう。

無類のうどん好きの僕だってさすがにうんざりしているのです。

 

ここまでうなぎの話、ここからは人手不足の話。

  •  人手不足じゃなくて、単純にムダなだけ!

うなぎよりもデマや捏造がもっと酷いのがマグロ。近所のスーパーには毎日のようにおつとめ品価格でも売れないほど、山のように陳列する。 しかも、その近所のスーパーは全部門バイトを募集していて、それなりに遅くまで営業してる。

うなぎについてはもう2年連続でばかみたいな量のうなぎをぼったくりみたいな価格で陳列して、値引きもしないで夜まで残った従業員の方に片付けさせてる。

 

これは経営上のムダだよね?他の部門でも同じ。色んな仕事をさせる選択肢がある中で、こんなバカなことをさせてこれで人手不足だ、残業代も含め人件費がかかるだのと言ってる企業がこの企業だけでなく、色んな所にあるわけだ…。

もはや人手が不足しているのではなく、明らかにいらない仕事をさせられている感じが否めない…。人手不足で募集をしているが、人が足りないだけではなく仕事が多すぎるだけでは?

 

そんなことを思っていたら、面白い記事が回ってきた。

「ワタミがブラックとは全然思っていない」 | インタビュー  「ワタミがブラックとは全然思っていない」 | インタビュー | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト 

 ツッコミどころ満載なタイトルとそれに恥じないインタビューだが…いくつか大事なことを言っているからその1つを引用してみよう。

 

60店の閉鎖を3月に発表したが、あくまで労働条件の改善に重きを置いた。不振店の撤退ではない。今回閉める60店のうち、営業キャッシュフローで赤字になっているのは10数店だけ。他方、昨年2月ごろからアルバイトの採用が厳しくなってきた。となると、緊急性を持って1店舗当たりの人数を増やさなくてはならない。60店閉めると、残った店に100人以上の社員が異動できる。そこで60店を閉鎖させてもらった。

赤字ではなく、すき家と同じく「人手不足閉店」で、ワタミは60店も店を閉めた。

 

言い方を変えれば、「人手に対して60店舗分も多く従業員を酷使していた」ことであり、そんな現状なのに「それだけ人が必要なのに新卒の離職率が5割が飲食店の水準で自分らもそれぐらいだからブラックじゃない」だそうだ。

ちなみに、すき家が今年3月頃に全体の1割以上の店舗を閉店・営業休止したのも赤字ではなく人手不足によるものだ。

 

しかしどうだ?この記事を読んでいて「人手が不足している」という言葉のイメージとかけ離れた実態を感じないか?

 

メディアでは人手不足を報じるとさも「助けて欲しい人がいる」「早く人手が集まらないと困る」という人がいるようにみえるが…果たしてその印象は正しいのか?

 

 正しくないよ!売れもしない商品を並べたり、売ったり、もっと酷いと「売れないのに売れると言いはって責任を押し付けるために店舗に張り付く人員を確保」したりするための人がほしいだけじゃないか!

 

それらは人手不足ではなく「単なる経営上のムダ」 じゃないか! 

 管理しきれないほどの店舗を展開するのだって結局は管理者の失敗だ!

 

それで、すき家では「店舗には一切正社員がいない」で、ワタミでは「時間外の研修」「家族だから労働組合は作らない」という実態がある。

参照1:すき家の「人手不足閉店」はなぜ起こったのか? すき家の「人手不足閉店」はなぜ起こったのか? - とある青二才の斜方前進

参照2:今一度、ワタミ及び渡邉美樹さんのブラック企業ぶりを振り返ってみようか 今一度、ワタミ及び渡邉美樹さんのブラック企業ぶりを振り返ってみようか… - とある青二才の斜方前進

 

トップ・幹部には痛みはなく下っ端だけが経営者の無謀なオペレーションをさせられて、無意味な仕事をする。これって「人手が不足している」のか?

 

人手なんかはじめから不足してないんだよ!飲食店がどこの駅前にも、国道沿いにもゴロゴロある世の中と、そのどこに入っても温かい食事が開店していればいつでも品切れせずに出てくることとが異常なんだよ!逆に言えば、その食事を出すために何万という人がきっつい仕事をしてるんだから。

 

 これはスーパーにいつでも余るほど、売り切れないほどのナマ物・加工食品があることも同じ。そんなに必要か?それだけ準備する必要もないのになんで人が不足しているといえるんだ? 

 

同じ理屈で、食料自給率の理論もおかしい。自給率なんて海外からの輸入品を閉めだした途端に100% になる数値であって、山のようにコンビニで、スーパーで「作られるために作られた食べ物」を捨ててることのどこが食糧難で、それだけ作る人・捨てる人がいるどこが人手不足なんだ?

 

「ITや土木に関する技術者、介護のための人手が不足している」のように、今現在やらないといけない仕事があるからまだわかる。

 

でも、飲食店もスーパーも物流も結局は溢れかえったものが自然淘汰されているか、企業として大きくなりすぎて小回りがきかずにムダな仕事を整理する必要に迫られているだけじゃないのかい?

 

ちゃんと区別してほしいよ。人手不足と、ムダな仕事が多すぎることをね!

 

ウナギと日本人: “白いダイヤ”のむかしと今  

 渋いテーマだ!こういう本大好き!