読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

政治ニュースの見方~僕が考える政治ニュースがわからない人の共通点/改善点~


前から…もう、僕が盛り上がってた頃のmixiで時事ネタ解説を書いてた時から僕がずっと言ってる眉唾の話をする。だから、内容の面白さはともかく僕自身は「何回言えばわかるんだよ!」という気持ちがして不機嫌だ。

 

mixiでもはてなでもツイッターでも…時事問題を見抜くコツが分かってない人がいる。そして、共通しているのは「3年前、5年前の事件やそもそも論をみんなすぐに忘れたまま、相手を深い考えもなく非難・賞賛してしまう」こと。

 

今回はその話をする。多くの人が知ってることだったとしてもこの話しないと僕の気持ちが収まらない。

その典型例がこちら

安倍総理大臣のおかげで日本が素晴らしいことになってる件 安倍総理大臣のおかげで日本が素晴らしいことになってる件 

内容は安倍政権になってから増税や保障の削減が相次いだことで「安部総理のおかげ(せい)で」という言い方をしているもの。

 

 この記事への反響で指摘されていることだが、これらのうちの幾つかは安部総理が決定したものではない。増税や削減をする流れを作った菅政権・野田政権ですでに決まってしまったこともあるし、増税する方向を作ったがゆえにどうしても増税を決定しないといけないものも多くあった。

 

古い話ではなく、2年・3年前のついこの間の話だ。でも、多くの人が忘れてしまう。忘れているだけならまだしも、時事ネタを語るために覚えておくべき人が忘れたままコメントしてることがとても多い。

 

例えば、民主党政権下での円安、株価安…震災や口蹄疫などの大きな不況や失政のことをちゃんと覚えてますか?もう覚えてないんじゃないかい?

 

憶測で物を言ってるわけじゃない。

例えば、鳩山政権当時の宮崎県知事「東国原英夫」さんが知事を辞める時にはもうすでに口蹄疫で宮崎県の畜産業が壊滅的な被害を受けた事件のことをmixiニュースに書き込んでる人がほとんどいなかった。(それどころか、「宮崎を捨てるのか」とか「権力志向」とかイメージでしか物を言えない人が相次いだ)

 

今日もそういう人を見かけた。

 

脱原発を掲げる人のつぶやきで「電力が足りてるから脱原発」という主張を掲げる人が画像を使ってツイッターでPRしてたのだ。

…しかし、「電力が現状足りてるかどうか」というと震災後のことをよく思い出して欲しい。首都圏で計画停電をしたのは電力が足りないからであり、何よりも「電力(発電量)は急に増やす事ができない」ということが今現在の節電運動や震災直後の猛暑で「電力が足りなくなるのでは?」という心配事につながったはずだ。

 

そもそも、今だって電力は足りてない。日本のように異常気象も災害も起きやすい場所で「いつ電力が余分に必要になるか」はもっと心配されてしかるべきことだ。

にもかかわらず、結果論のグラフを出して「電力が間に合ってるじゃないか」という人が脱原発派に多くいるのはとても残念だ。

 

震災の時の教訓から脱原発を唱えている人は多いが、震災直後のことに起こった問題は放射能だけじゃない事をちゃんと覚えていてもらいたい。

 

…結果だけ目で追って意見をいうなら今を生きてる当事者の議論ではない。1つの事件や問題から見えるもの、つながってくる政治情勢や社会現象を目の当たりにしているのだから、そのことをもっと研ぎ澄ませて見て欲しい。

 

そのことを一言言いたくなった。

 

  • 賛否2元論に惑わされるな!

小泉政権解散総選挙が行われる時に

郵政民営化に賛成か、反対か」

と会見で文字通り信を問うた姿が当時話題となった。これ以後、小泉氏の影響を受けて「賛成か、反対か」と突きつけるような言い回しを用いる人が増えた。

 

政治ニュースに興味があるけど、昔のことを覚えていられない人・興味を持ち始めて日が浅い人はついつい「自分の立場を持たないといけない」と思いがちだが、この思考は大変危険だ!

 

政治ニュースを見るならば、選択を保留して「条件付き賛成」とか「消極的反対」などの中間的な選択肢や「これだけじゃなんとも言えない」とお茶を濁すことを覚えた方がいい。

 

積極的に賛成・反対をいう人のほとんどはお互いに議論しないし、議論したとしても意見がかみ合わないことが多い。そのどちらかを応援していることで大きな一体感や自分が意見を言ってる気分になれるがこれはとても良くない。

 

しかし、それに加えて良くないのが「ない頭で自分なりに考えた結果」というやつだ。調べた上で批評するでもなく、昔からの時系列を把握するでもない人が賛成や反対を表明した日には、その人が右翼でも左翼でも関係なく頭の悪い結論しか出ない。

 

しかも、その頭の悪い結論を近い意見の人の前で言うため、自分がとても賞賛されている気分になる。…これが政治系クラスタが周囲から見て不気味な自信に満ちあふれていたり、怖いほど団結して見える理由だ。

 

政治や経済に興味を持つ人は多い。だからこそ、自分で考える・勉強する機会を奪ってしまう「ポジショントーク」に身を投じてしまう、過去のことを自分なりに覚えておいて結びつけて周りの言い分とは違う意見を持とうとする意欲が失われることはとても惜しい。

 

だからこそ、「過去のことをよく覚えておくこと」や「賛成反対の二元論に巻き込まれないで、保留にしながら物事のなりゆきや本質を見極める」ことを覚えるべきだと僕は言いたい。

 

 

「時事問題について議論することを胡散臭くて距離を起きたい」という人がいるが、それは違う。胡散臭い人が強気に詰め寄ってくるところが胡散臭いし、距離を置きたくなる。

 

おとなになったら殆どの人は選挙に行く、自分のお財布を管理する立場になる。その人達に時事問題を見る目、見るために必要な立ち位置の取り方は不可欠だ。

 

それをもっと語ったり、実践する人が出てきてほしいと僕は思う。

 

 嫌いではないんだけど、彼の言うことはぱっと見た時に、わかりやすすぎてしまうので「用心が必要な割には、みんながすんなり聞き入れちゃうからこの人は怖いなぁ」

と思ってるのが池上彰さんです。

 

話し方やプレゼンのうまさ、よく調べていることなんかは認めるけど、さっきも言ったように「保留にする態度」をもって見てもらいたいです