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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

どうして新卒女子の方が優秀でも下駄を履かせて男子を採用するのか?

オピニオン

僕の頃から人事系の人がが同じことを言ってて、怒りを覚えている議論がある。

 就職試験上位は女子学生ばかり 男子に下駄履かせ内定与える 就職試験上位は女子学生ばかり 男子に下駄履かせ内定与える - 速報:@niftyニュース

 

これ、生き物としての宿命みたいなものだそうだ。同年代だとどうしても女の子のほうが精神年齢は大人になるようにできている…と聞いたことがある。

だから、勉強やスポーツみたいに努力でなんとかなることはともかく、受け答えや立ちふるまいなど就活で求められること、中学高校の内申点制度では女学生が頭角をあらわすことがよくあるそうだ。

 

言われてみると、小学校ぐらいの男女の距離が近かった時期に頼りになり、大人に対して冷静な目線でものを見てたのも女の子なので「言われてみるとそうだよね」と思う人もいるだろう。

 

だから、就活などで人事担当者が「女の子のほうができる子が多い」と言うのも理解できない話でもない。

だけど、何が問題かというと「優秀だから女の子を採ってあげたい」と言っても下駄を履かせて優秀でなくとも男子を採ってしまう…というところで記事が終わっているところだ!

 

なぜ、優秀でなくとも男子を採るかについて全然説明してないのだ!

 

そのため、この記事には「女子の方が優秀なら下駄を履かせたなんて女々しいことを言わないか、女子を実際に採用しろよ!」と採用されたのに悪く言われる男子からの憤りが噴出してる。

 

そこで、思い当たるフシを調べて記事にしてみることにした。

 子育てしなくても、女子の離職率は高い

変な言い方かも知れないが、一番思いつく「女性を雇えない理由」は「若くして離職するから」であり、その離職する象徴的な理由は「出産・育児」だ。

 

しかし、結婚や子育て・育児で離職する人の合計は一番多い世代でも30~34歳の3.6%であり、二番目が25~29歳の3.1%。

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そして、以下の2つのグラフが男女の入職・離職率を示したものだが…結婚・出産・育児の合計を差し引いても女性の方が離職する割合が常にどの世代も少しづつ高い。

 

 

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さて、問題は「離職する理由」だ。週刊ポストと違って厚労省の資料にはちゃんと男女を比較した表が掲載されてる。(※上のグラフと下のグラフは相関しません。下は転職者に前職を辞めた理由を聞いたもの)

 

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「人間関係」や「労働環境」などを理由に辞める人が女性の方が男性より多い。それも、19歳以下の男性を除けば、若年層で環境や人間関係を理由に仕事を辞めるのは女性の方が多い。

 

資料が多くなって申し訳ない、本題に入ろう。

 

なんで男性の方が能力的に劣ったとしても、「下駄を履かせて採用するか」だが…女の人を雇う方が能力を発揮する環境を整えるのに、上司のスキルも労働環境もしっかりと整えないといけないからだ。

 

統計でも辞めやすいこと、今現在の労働環境・人間関係に左右されやすいことが示されているように、応募してくる女性は能力が高くても「自分達が応募してくる大学生の能力を発揮できる上司・職場であるか?」であるかと言われると…「(゜.゜)???」という感じじゃないかな?

 

下駄を履かせて優秀でなくとも男性社員を採らないといけない理由は単純な採用計画の問題ではなく、むしろ「管理職の基質や人望」であり、「職場環境の整備」の問題ではじゃないのかな?

 

言い換えるなら、女の子が受けに行ってもその子が会社にとってオーバースペックな場合もあるし、その子自体は分相応でも女の子だけで固まってしまうと新卒とそれ以外で軋轢ができたりとか…本当に人事が全体像を見て採用してるなら、下駄を履かせてでも環境や人間関係、あるいは強引な体育会系ノリに付き合える新卒男子を採用するのはわからんでもないよ。

 

女の子を採用しても結局はそのツボを抑えてる上司なり、特別扱いしすぎない程度に体力や働き方を配慮してあげる制度がないとうまく回せない。

仕事はマラソンだ!1日なら続くこと、高い記録を出せることを何ヶ月、何年も続けていかないといけない。1日2日の短距離走でないからこそ、会社の内情、現状に見合った人しか雇えないし、優秀だからといって女性ばかり雇うわけにも行かない。雇われる方から見ても、今から上司や仲間として接する人達から見ても。

 

最近の採用市場はピンポイントになった

これは父からもらった話だが、久々に採用関係の人と関わって仕事した時にすごく細かく条件に合う・会わないということを昔に比べて言ったり、言われたりしてたらしい。

 

本人に湧く「能力、年齢、資格(経験年数)、その人と職場との空気」など全部完璧に合う人じゃないと採用しないのが最近の採用事情だそうだ。

 

僕から見れば「いや、そこまで絞るから人出不足になるんでしょ?大事なファクターだけ満たしたら、後は臨機応変に歩み寄らせないと…ワンポイントの代打じゃなくてそこそこの年数会社にいる人を採るんだろ?」と思うのだが…現場の人事屋さんはそう考えないらしい。

 

父情報だから話半分に聞いてもらえばいいのだが、彼らの中に育てる要素を持ち合わせないため、とことんピンポイントに絞ってそれに見合った人を探すらしい。

 

そのため、社会人になってから転職を経験すると、僕の3.11時代に経験したような心が折れそうな就活を40や50にもなってやるそうだ…。

ナース、40過ぎて初めて書類選考に落ちて若者の悲痛を知る  ナース、40過ぎて初めて書類選考に落ちて若者の悲痛を知る - とある青二才の斜方前進 

 

 良し悪しをこの場で論じる気はない。

 

ただ、下駄を履かせてでも採用した人間に対して「女性の方が優秀だった」と週刊誌で人事担当者が毎年語っているのが風物詩のように移ってくるわけだが…この女々しい言い方はあんまりじゃないのか?

 

誰に対して文句を言ってるんだ?下駄を履かせて採用した男性社員か?雇ってもやめてしまいそうな女性社員か?それとも、その程度の上司や労働環境しか用意できてない職場か?それとも採用計画を立てた偉い人か?

 

なんだろう、この頭にくる論調は…。雑誌で書くのは大いにけっこう!ただ、もっと知りたい「なんで」を調べてよ!俺が調べることじゃねーよ!ちゃんと記事として調べて完結させてよ!

 

参考資料

平成24年雇用動向調査の概要|厚生労働省

一応、21年のものも見たけど、確認にしただけで使わなかったから掲載しない。

 

 

 常見さんの本かぁ…。タイトルは素晴らしいんだけど、著者が嫌いだなぁ。著者が!

 

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