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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

イケハヤの「500万円稼いだ」がそれほどバカにされる数字だとは思えない


前からずっと参戦したかったプロブロガー論争に僕も参戦していきたい。

 

そして、皆さんは例外なくイケダハヤトさんを叩く方に回ってきたが僕は割と応援する立場に立って書いてみたい。

  • イケダハヤトがサラリーマンをバカにする理由

そもそも、この記事を書くきっかけとなったのはイケダハヤトさんがお世話になっている学生編集者の小川未来さんが就職すると聞き、コケにしている記事からだ。

 「就職、ほんとうに残念です」 会社に入るなんてマジでつまらない! イケダハヤト×小川未来【前編】  「就職、ほんとうに残念です」 会社に入るなんてマジでつまらない! イケダハヤト×小川未来【前編】  | 小川未来『就活事変』 | 現代ビジネス [講談社]

彼が就職をバカにする一辺倒なポジショントークを繰り広げて行く記事だが、口だけではなく稀有なロールモデルで年収500万を稼ぎだしているという。

 

厳密には個人業なので「年商」というべきなのかもしれない。そのため、「年収」の人とはかかってる経費体系が違うため、一概に比較することは難しい。

この記事ではそこを無視して敢えて雑な比較をしてみたい。

 

ちなみに、500万円とはイケダハヤトさん自身が述べている数字。

プロブロガーです。2013年はブログだけでちょうど500万円くらい稼ぎました : ihayato.書店 プロブロガーです。2013年はブログだけでちょうど500万円くらい稼ぎました : ihayato.書店 

 

この数字が、高いか低いかをはてなではよく議論されるため、まずはそれを判断するところから始めたい。そこでは2つの画像を見てもらおう。

 

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これが1枚目。イケダハヤトさんは27歳なので、民間企業でお勤めの同世代の年収よりも130万円…月辺り11万円ほど多くもらってることになります。

 

「20代の平均は低すぎて参考にならない」とブーイングが聞こえるので、30代の平均も見てみよう。 

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男性サラリーマン(30代後半)とイケダハヤト(27)の年収が同じぐらいか…なかなか生々しい数字だ!

ちなみに、サラリーマン全体の平均年収を取ると、410万円ほどで、ここ20年ぐらいの統計で500万円を超えたことはない。*1

 

だから、「500万円」はそれほどバカにされた金額でもない。社会保障や税金、経費の問題があるけどそれを踏まえても平均は超える。また、彼は彼で会社勤めの経費(スーツや飲み代)などはかかってないことも配慮する必要もあるため、職業の不安定さについては議論するに値しないように思う。

 

ただ、職業のロールモデルとして今いる最も有名なケースが年収500万円というサラリーマンでも達成できる数字しかないと「もっとスーパープレイヤーが生まれないと寂しい、盛り上がりに欠ける」という言い分もわからなくはない。

 

でも、物足りないと言う前に冷静に考えてみてほしい。

イケダハヤトさんの年齢で本を出して、人前で登壇して、普段は子育てに打ち込んで土日には家族旅行ができ…そして、平均的な収入を超える。

 

こんなこと20代のうちからできる人がどれだけいます?

彼の主義主張ややり方には賛同しかねる部分はあるし、ファンでもない。

 

ただ、イケダハヤトさんが彼らにはないものを若くして手に入れたため、彼がサラリーマンをコケにする気持ちは正直よくわかる。

 

目覚ましで叩き起こされて、満員電車に乗り、やりたくもないきつい仕事を上司や上司でもないお調子者に押し付けられ、責任と言う名の詰め腹をいつもそいつが背負わされて…しかも酷い職場では飲み会や接待という「払う残業」まである。

 

イケハヤさんにはないけど、イケハヤさんよりも年収が低いサラリーマン達がそれをしてるかと思うと、イケハヤさんが「あの人達はなんであんなきつくて安い仕事をしているんだ?」と思っても何も不思議じゃない。

 

少なくとも僕は彼について調べていくとそう思う。

 

また、批判として「ブログ収入なんて不安定」とも言われている。

けれど、検索エンジン中心のアクセス流入、そして書籍などの著作権は堅実に積み上がっていくため、10年先はともかく、1年・2年先に収入が大きく下がることは考えにくい。むしろ、同程度の努力をし続れば、技術とクラウド上の軌跡として積み上がっていくことを考えると…大儲けはしにくいが、手堅い仕事なのかもしれない…。

 

  • むしろ最大の功績は年収よりブロガーというモデル

ネオヒルズ族的な派手さはないが長期的な戦略やライフスタイルとしてのプロブロガーは突き詰めた方が評価できるのかもしれない。

 

彼は収入以上のゆとりや権利を勝ち取っているし、たとえ彼のように専業のブロガーにならなくても、働きながらブログを書いて収入を得るモデルだってある。

生き方や稼ぎ方のモデルとして「選択肢として確立されれば、人生をあきらめないでがんばれる人も多いだろうなぁ…」とは内心思う。

 

最近、私事ではあるが、1日だけ当ブログの広告収入がイケハヤさんを超えた。 金額は言わないけど、病んでいてとても働きに出るだけの安定性も落ち着きもない私には嬉しい臨時収入がブログ経由で入ってきた。

 

 これはヤフーニュースが僕のブログを大きなニュースの時に掲載したから生じたまぐれ当たりであり、僕の実力ではない。

 ただ、実力としてヤフーニュースから流入するだけのアクセスが取れる人は自宅で子どもの面倒見ながら、病んでいて外に出られない、不定期に体調を崩す人でもお金を稼ぐ手段が得られるんだなぁ。それを揺るぎない数字(事実)として見せつけられた。

 

ただ、僕のはまぐれ当たりでプロの仕事ではない。

 

プロ…イケダハヤトさんを含めた「ブロガーとしてまとまった金額を貰う人」の更新頻度は尋常じゃない。毎日ブログを何本も書き続けるのは簡単な事じゃない。人によっては会社にいるよりもずっと重労働に感じるかもしれないし、その苦行では割の合わない収入と思う人もいるかもしれない。

 

その言い分は確かに正しい。でも、正しさは1つではなく、逆に会社勤めの方が割に合わないと感じる人から見れば、イケダハヤトさんの言い分がある程度説得力を帯びてしまう。

 

どちらも本当のことであり、評価も主張も誇張を含んでいる。

最後は自分なりの判断をすべきだが、意見として彼のような言い分、ライフスタイルは面白いので僕は応援したい。

 

はてな村ではイケハヤを批判する踏み絵という行事がありますが、私は敢えて踏み絵は踏まない方に行こうと思います。

 

 

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 ただ、このタイトルは盛ってるよね~。500万円の人が600万円ペースに稼いでると言っちゃうんだもん!それは違うよ。

 

 

加筆・この記事を書いた経緯はブログという媒体が経費がほとんどかからないということを前提にかいた部分が大きかったため、イケダハヤトさんみたく経費のかかるイベント、膨大な本の書評を多く行うため、経費に圧迫されて言うほど生活のために使えるお金は大きくないそうです。

 

もちろん、収益性の低いブログをお金にした点、子どもと出かける時間を確保できる仕事を見つけた点、後ろ盾もなく(良くも悪くも)ブランドイメージを確立した点では高く評価したいとは思ってますが、彼の言い分やビジネスモデルを「プロブロガー」という枠組みだけで見るのはぬるいと思います。

 

次になんか書くときはそんな話もしてみたいですが…当分書かないと思います

*1:ここまでのデータは年収ラボというサイトから頂きました