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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

就職できた人の数で「雇用情勢が改善」とか言われてもだなぁ…

オピニオン

記事の見出しみて「こいつらはアタマが悪いのか?わざとやってるのか?」と腹がたったので、その話でもしようか。

 

入社式、86万人が新社会人に 雇用情勢、改善の動き - 47NEWS(よんななニュース) 入社式、86万人が新社会人に 雇用情勢、改善の動き - 47NEWS(よんななニュース) 

 

就職内定率が改善しても、大卒については82%でしょ?それも離職率が高かったり、離職しなくても結婚できないぐらいに低収入または忙しいんでしょ?

 

そんな情勢が全然変わらない中で、ごく一部の大手だけが賃上げに応じて、就職内定率がどん底から底打ちした(※僕はこのどん底の世代)で何がどう改善したと言ってるの?

 

バカなのか、報道関係者という世の中でも比較的高収入な人が人々を煽って楽しんでるのか知らないけど、すごく不愉快な記事だったから「だからそうじゃないんだ!」と言わせて。

  •  雇用問題は仕事が続く/実力がつくまででは?

ぬか喜びみたいな見出しで、「雇用情勢の改善」なんて主語の大きい書き方をしているけど、書いていることは恐ろしく部分的でちっぽけな内容だから内心バカにされたような気分になり、何より「そんなことで若者や労働者の悩みが改善すると思ってるのか?」と愚弄された気分になった。

 

若い人が悩んでいるのは雇用形態でもあり、続けていく上での激務でもあり、何より一番言いたいのは「普通の生活(年配者が当たり前のように求める子どもに持って欲しい資産形成と、それをしながらも健康で文化的な生活を営むこと)」がものすごく大変だということ。

 

と言うよりも、20年前に自分の親世代がやっていた普通の生活ができるようになっているのが、親世代よりも年老いてからであり、年老いてからだってできないぐらい薄給な人・多忙な人もいっぱいいる。

 

「その普通の幸せにつづいている道がとても少ないこと、減ってしまったこと」が問題であるはずだ。…という大前提が報道機関の連中は僕ら庶民と共有できてないのではないのか?とたまに思うが、この記事を読んだ時にはほんとうにそう思った。

 

具体的に数字で話せば、サラリーマンの給料は平均して10年前より50万円減っていて、自殺者は21世紀入ってから3万人超えるようになって、結婚の年齢も3,4年ぐらい平均的に後ろに伸びてる。

そして、うつ病など精神疾患の社会問題化は言うまでもない。(労働ができる人ほど健康な人にはあまり関係のない話だけど、高齢者や疾患・障害が中心になるが生活保護受給は過去最高となっているのも個々では触れておきたい)

 

この記事と新社会人のために僕から「新社会人になる君へ」という言葉を贈るなら

「就活でうまく行っても凹んでも、始まったばかりでしかないよ」

ということ。就活でうまく行っても会社でうまくいくとは限らないし、仕事をこなせたとしても過労や人間関係から病んでしまい思わぬ足止めを食らうことがある。

 

うつ病になれば1年とか2年ぐらい平気で止まる。キャリアも止まるし、文字通り何もできなくなる。「雇用情勢の改善」なんて軽々しく言っているが、新卒で就活できたやつなんかが改善しても世の中が大きく変わったとはいえないんだ!

「もっともっと再雇用の列に入れないといけない世代や、疾患者をいかに巻き込めるか」というところのほうがずっと根深い問題であり、大々的に報道されるべき内容のはずだ。

 

就活がうまくいく人が増えたって先のことなんかわからんよ?

就活や受験のように「その時こそが全てだ」という風に洗脳されて人々と競わされるけど、社会人になってその日その日の売上なり、金の話なり、人間関係なり…色んな事で精神的に極限まですり減らされてごらん?

 

多少なりやりがいや優越感があるから「死にたい」とは思わないけど、先の見えないゴールに向かって吹けば飛ぶような不安定な足場を綱渡りしているような気持ちになるから…。

 

プロセスは就活や受験よりも会社のほうがまだ認めてくれる。

でも、自分のできるところの限界まで求められたり、理不尽な要求や人間同士だからこそ生じる不公平や修復不可能な話が…会社の中では起こる。

 

受験や就活みたいに表面上だってフェアじゃないことが…ある。

若い人はその理不尽に揉まれやすく、不景気になる前から若いというだけで辞める人は多かった。

 

それでも、好景気な時代には若い人が仕事を辞めても次があり、やっていけてた。先程述べた年収や自殺者や結婚年齢の数などは今ほどひどくはなかった。

 

景気が回復したの、してないのというならもっと長くて広いすじを見てほしいね。「雇用改善した」なんて大口を見出しにされても…「最低が、極めて低いになってるだけじゃないか?」ぐらいにしか僕には思えんわ!

…社会人経験のない人がいきなり社会人になるのは「ソーシャルゲームや、オンラインゲームをいきなり始めるようなもの」で、ある程度上達するまではチュートリアルがあるところは確かに多い。

でも、チュートリアル過ぎたら周りは全員自分よりもレベルが高かったり、実績がなくても世の中の渡り方を知ってるから老獪だったり…何かしら自分よりも裏回ってる人ばかりに囲まれる。

 

そこで実力をつけて多少その時の自分は天狗になるかもしれないけど…実力をつけてもうまく敵を作らないようにしておかないと、中堅プレーヤーが敵だった今までと違って、朝から晩までそのゲームばかりやってる「廃人」がやってくる。

 

チームプレイなんて都合のいい言い訳が存在する会社もあるけど…良くも悪くも目をつけられるとその期待に応えたりしなきゃいかん。

チームプレイなんて要素が少ない会社になればなるほど、若いうちはライバルに場外試合を申し込まれたり、嫌がらせとしか思えないようなズルプレイを決められる。

 

ネガティブな言い方かもしれないけど、本当に自分が経験して感じたことは「会社に入るというのは良くも悪くも頭角を現した途端に今まで味方だった人が敵に回ったり、会社の根幹に関わるような問題点に出くわして、自分が生きている時間や空間が途方も無いものなんだ…」ということだ。

 

だから僕は、「就活して会社に入った人が増えたから景気が良くなりました」なんて、スーツに誇り1つついてない役人や報道関係者が読み上げたら、グーパンものだ!と言いたい。

 

本当におっかないのは会社であり、人間関係であり、仕事にヒエラルキーを見出してプライベートや人間性がすっからかんでも、ブラックな労働をしてでも執念で結果だけはもぎ取る人。

 

…荒むよ?

 

過度に利益を求めたり、効率追求した結果、どうしてもマッチョに利益をだし、競争することばかり考えてる会社や経営者がいるから言うけど…何歳まで続けるのさ?そんなこと。

 

バカバカしくなったり、途方もない続かない事だと感じさせずにフェアに労働させられる会社なり、規則なり、人間関係なりで働いてる人が増えないと結局は、雇用なんぞ良くならない。

 

そんな会社の中だけ非人間的なほど馬鹿力で動くことを求めた結果として、病んでしまったり、結婚が遅れちゃう人ばかりになったんじゃないの?

 

…そこをちゃんと言おうよ。雇用がどうだとか言うならさ。