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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

20代前半のジャンプの思い出話~今や少年マンガ/少女マンガの垣根はなくなってない?~


僕がジャンプマンガを買ったり、アニメ見始めたのはシャーマンキングヒカルの碁ぐらいの時期。(ドラゴンボールるろ剣には少しかすってる程度でリアル世代ではない)

 

そのため、ジャンプ全盛期が好きな男塾や聖闘士星矢の世代ほどジャンプに男臭いイメージがない。

どちらかと言うと、HUNTERXHUNTERやるろ剣のようにバトル物の雰囲気は踏襲してもキャラ自体はあんまりマッチョ、マッチョしてないイメージだ。

 

同世代にはドラゴンボール・ワンピースのファンが多いが、僕はドラゴンボールジョジョがわからない(ざわと読んでない)。…ドラゴンボール「簡単に死んだやつが生き返る作品そのプロセスにかかわらずクソ」という僕の理念から。ジョジョは知った頃にはかなり経過してたから今更入っても遅れてきた感じが否めないため。

 

自分のジャンプ観は同世代から見ても、ジャンプらしさを求めている世代から見ても恐ろしく変わってることを自覚している。それを前提に、今回は次のような記事に共感できないという話をしていきたい。

腐女子に目をつけられたジャンプ漫画に未来はない 腐女子に目をつけられたジャンプ漫画に未来はない 

聖闘士星矢や、男塾、あとはドラゴンボールなどマッチョでバトルで熱血な昔ながらのジャンプを期待するファンが書いた内容なのだが…なんと時代錯誤なことか。

 

そして、それを意外とわかってない人が多いと感じる事が多いので、1度ちゃんと語ってみたい。

  •  週刊大衆ジャンプ」に改名した方がいいかも

確かに、僕がジャンプで好きな作品は偶然にも腐女子と趣味がかぶってしまう。

例えば、るろうに剣心も実は女性人気のほうが高いらしい。

かつて好きだったNARUTOも(嫌いになった理由はペイン編で死んだ奴が簡単にどかどか生き返ったためドラゴンボールを批判してナルトを擁護するダブスタを僕自身ができないかったため)、紅桜編辺りまでは毎週読んでた銀魂も…女性人気が高いらしい。

 

でも、これらののマンガがジャンプが原則とする「友情努力勝利に反したマンガか?」と言われると、そうでもない。銀魂だけ「努力」と呼べるシーンがあまりないけど、るろ剣NARUTOはわりと努力家キャラが出てきたり、天才肌のキャラクターが必死の努力で新技を会得するシーンが出てくる。

 

最近だと暗殺教室がかなりその傾向に近い。(黒子のバスケは読んでない…ごめんね)とんでもなく、シュールで邪道なマンガに見えるが…暗殺教室はかなりしっかりと「友情努力勝利」を描いている。

 

僕がジャンプマンガをつまみ食いするようになってから10年そこら経つが、主流は「見た目は邪道、中身は王道。熱血でマッチョな暑苦しさはないけど、緩急つけて熱いシーンをちゃんと演出してくる」という手法/性質を持ったマンガが中心にそれほど大きなブレはないと見受けられる。

 

ジャンプに連載していながら煮ても焼いても「これは少年マンガじゃねーよ!ジャンプの原則に則してねーよ!」と言い切れるのは実はデスノートだね。アレは友情努力勝利のどれも主人公がやってないし、特にギャグでもラブコメでもない…という珍しい立ち位置の作品だ。(大ヒットしてた上に読んでたけど)

 

あんまり詳しくはないんだけど、ジャンプにラブコメが増え始めたのって僕が読んでいた時期の前後かな?

I’sの時はジャンプ読んでなかったが、いちご100%の頃はジャンプ読んでたので。(ただし、いちご100%は見たいマンガを探している時、ラッキースケベで当時中学生の俺の目のやりどころを困らせてくるありがた迷惑な作品だったことが主な記憶)

 

だから、ジャンプにラブコメが載ってようが、エッチな作品が載ってようが、友情努力勝利に則していない作品が載ってようが、正直抵抗がない。

 

むしろ、僕には熱血で当たり前、「男と男がガツーン」なジャンプが当たり前と言っている人のほうが「それ何年前の話だよ!」とツッコミを入れたい!

 

「ジャンプが少年誌なんだから、少年マンガやれよ」とか言われるなら「いや、子どもだけが見てるわけじゃないから、もう【大衆】という扱いがされてると、見た方がいいのでは?」と感じる次第だ。

 

そもそも、「少年マンガ」と言われるから言うが、少年の興味は中二病チックなところだけじゃなく。エロにも頭が良さそうに見える長文の駆け引きにも興味が有るものだよ?

少年以上におっさんのほうが興味の対象が小さくない?セピア色の思い出や、今存在しない何かを追いかけてない?…と感じてしまう。(そして、その無い物ねだりをしている自覚がない人が意外と多くて驚く)

 

  • 雑誌色よりも面白さにこだわってる時代

そういえば、最近のニュースにこんなのがあった。

 痛いニュース(ノ∀`) : 【報道】 「少女漫画を4冊も持ってる男性はおかしい」 - ライブドアブログ 痛いニュース(ノ∀`) : 【報道】 「少女漫画を4冊も持ってる男性はおかしい」 - ライブドアブログ

 

少年マンガでもアレなラブコメが普通に描かれている時代に、女性でもジャンプ買う時代に「少女マンガを4冊持ってるのはおかしい」ともずいぶんな言い分だ。

 

報道機関や年配世代はきっと少年マンガ・少女マンガの垣根はもっと明確なものだと思ってるのだろう。だが、今や雑誌が何かに関わらずおもしろいマンガがアレば買うようなご時世だ。

 4大週刊誌+モーニング辺りをマンガ雑誌だと思ってる人も多いが、そうじゃないところから出た有名作品なんてゴマンとある。

 

だから、僕はジャンプに詳しくないし、ジャンプの人気作品を知らないと「マンガを知らない」みたいにいう人が嫌いだ。マンガオタクの一人として言わせてもらうが、そんな野郎はカウンターの寿司屋に行ったことない人が「回ってないと寿司じゃない」とほざいているのと同じモグリでしかない。

 

美食家は美味しい物もまずいものも食べてるの!マンガオタクも同じ。地雷とか酷い漫画を経験しながらも、選りすぐりを集めていくの。その時に出版社がどうだ、出版社らしい作品がどうだ…どうだっていいよ!

 

書店という広大な海の隅っこの小さな部分を見ただけで海を語るな、そこについてるごく些細なマークで騒ぐな、それ自体が面白さを担保するものでも、人間性を表すものでもないよ。

マンガ雑誌だって、オタクだって、作り手だって面白いと思うものを貪欲に求めて行った結果、かつて誰かが決めた枠組みから逸脱することだってあるし、それが好きで買うことだっていっぱいあるんだよ!

だから少年マンガはかつてよりも枠組みが広くなったし、色んな人が買うようになった。少女マンガ4冊で攻撃している人の想像力をマンガの製作者もオタクもみんな飛び越えて好きなモノを好きだと言ってる。

 

 古参のジャンプファンにしても、マンガオタク=ジャンプに詳しいと思っているオタクじゃない人も、ろくに見もしないで少年マンガ/少女マンガのイメージで決めつけちゃう人は世の中にいくさんいる。でも、ジャンプ一つとっても時代に応じて守るべきものを守りながら自由で多様な広がりを持ってるし、他の雑誌も今は少年・少女…雑誌のカラーなどの枠組みを超えてどんどん自由で、面白くなってる。

 

1マンガファンとして、マンガのそういうところを見てほしいと切実に願うばかりです。