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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

結婚式を挙げるということはベンツを1台買うのと同じぐらい金がかかるそうです


ツイッターでいろいろと見回ってた時に

 

「あなたを育ててなかったらそこに停まってるベンツが買えた」

という趣旨のつぶやきを見つけた。

 

倫理的にはどうかと思うけど、「子どもを育てると1000万円かかる」とか2000万円かかるとはよく言われる。

 

そこで、気になってどの程度かかっているのか調べてみることにした。

 

  • 今の「結婚しろ」では「ベンツを買え」と同義語

こう言うことを調べたい時にぴったりの情報が載っているのが「このまま30歳になってもイイですか?」という書籍。

その本に書いてある「結納~新婚旅行」までのお金と、「出産から(子育て中の)22年間の総費用の目安」という図にあるお金をこの記事では参考にする。

 

日本で一番結婚のお金が安いと言われている関西圏でも、全部合わせて平均398万円かかるそうです。(北海道だけが会員制の結婚式を行うため250万円と安めだが、システムそのものが違うので、あくまで参考記録

日本一冠婚葬祭に金をかけるのは北関東だが…なんと平均466万円かかる。

 

親からの援助とか、ご祝儀が入るので全部負担するわけじゃないけど、

「自分で全部やるような家庭環境(実家が貧乏、実家と不仲など)の人は、ベンツ1台ぐらい買えるぐらいのお金を用意する必要がある」

というのが現実。(※Aクラス2013モデルのベンツで400万前後。イメージしてたよりもベンツ自体は高くなく、ベンツの車検や部品交換にお金がかかるのが高級車たる理由だそうだ…。特にこのクラスのベンツはちょうど数字の目安になる価格だったので活用)

 

そりゃ、結婚なんかしたくなくなるわ!「若者の車離れ」とか言われているご時世ですぜ?「結婚して身を固めろ」という周囲の声を金額ベースに直すと「ベンツを買って見せつけろ」と言っているのと同じだよ!自覚ないから言わせてもらうけどさ。

 

残酷な話でしょ?

 

給料が上がる時代でもなければ、残業代がちゃんと出ていた時代でもない。

自分の今の生活もしんどいのに「結婚して子どもを産め」だと?!簡単に言ってくれるよ!

 

少子化は経済問題であり、労働問題だ」と繰り返し言っているけど、少子化以前に結婚する段階で、もう経済問題だよ!

もちろん、新婚旅行も指輪もなくてもいいものだよ?なくてもいいものだけど、従来と同じだけの、世間的に「僕たち結婚しました」と言える立場になろうと思ったら、ベンツ1台分かよ!

 

サザエさんどころか、クレヨンしんちゃんが貴族だね!

30代で係長で子持ちで、マイホーム購入って!?こんなバカなケーススタディファイナンシャルプランナーの練習問題と、セピア色に包まれた昭和再現ホームドラマにしか出てこねーよ!あれほど貧乏アピールしている野原ひろしが金持ちに見える時代になっちまったよ!

 

…思ったよりも、結婚に関する経費が金がかかることを知ってしまったために思わず狼狽してしまったが、本題は子育てのお金でしたね。

もう、子育てする前からベンツが買えてしまうことを知ってしまったからなぁ…。子どもを一人育てたら、何が買えるんだろうね?

 

  • 二人子どもを育てると十分なマイホームが建つ!

一番安くても、大学まで子どもを育てようと思ったら2700万円かかり、大学や高校で私学のお世話になると3000万円前後かかるのが相場だ。

 

分譲住宅が買えるレベルだね!(調べた限り、茅ヶ崎・平塚で分譲住宅が買えた)

 

二人子どもを大卒まで育てると6000万円。

ここまでいくと、地方なら余裕でマイホームが建つよ!こだわり設計のマイホームが建つよ!

 

一方、日本のサラリーマンの平均給与が約400万円だ。10年間で50万円ほど落ちた。400万円?ああ、ベンツの値段であり、結納~結婚式までの値段だね。

 

結婚する人は1年を結婚式を挙げるために、子ども一人につき約8年間を自分の子どものために働くことを、結婚したとき・相方が身ごもった時から課せられる。あまり意識していないけど、実はとんでもない金額が動く決断をしている。

 

収入が下がる前の時代の人にも、親戚を頼れる時代の人にも、高校・大学を卒業しなくても子どもが就職できた老人達にはわかるまい!でも、上がらない賃金・自分の生活でいっぱいいっぱいの経済状態の中で結婚・子育てという幸せはそれだけハードルの高いことなんだよ!

 

そのことをもっと多くの人に知ってほしいと感じる次第だ。結婚する年齢が落ちているのも、式が年々簡素化するのも、別に「それが幸せだ」と思っているからじゃない!したくてもできない経済状態だということをせめて理解してもらいたい。

 

  • 最後に、「かけた銭は戻ってこない」話を

ベンツや住宅と比較するほど、結婚する・子どもを産むという選択が金がかかることを本文中では書いてきた。

 

当然ながら補助を受けたり、人を頼ることで負担を軽減できる。また、できる人は可能な限りそうして欲しく、そういった支援をしてくれる人が増えて欲しいとも願う。

 

でも、ベンツや住宅と比較するだけの大金が動く決断であり…何よりも、自分が思っているよりも子どもとは思い通りにいかない。

 

「不良」「欠陥」という言い方はしない。が、自分の思ったような水準に満たないこと…才能がない・頭が悪い・性格に難ありなどなどはある。

 

それで、子どもに向かって「あなたにどれだけ投資と思っている」とかいう下品な話はなしにして欲しい。結婚する・子どもを作る・産むと決めた時からつきまとうリスクを自分だけが被害者ヅラするようなことは…なしにしてもらいたいね。

 

(※心当たりがあるから、親を目の前で見つけたら、割って入るぐらいには僕は嫌いだ。)

 

育てるまでの決断や覚悟の材料として「いくらかかる」ということを考えるべきだ。だけど、生まれてきた子どもに「あなたを産まなかったら湘南に分譲住宅が買えたのよ」とか言われても…知らねーよな!それで、5歳児が謝罪し始めたほうが怖いし、罪悪感を覚えるからくれぐれもやめてもらいたい。

 

身勝手な話だけど、産んだのは向こうだと自分が子どもであるうちは居直って欲しいし、居直るべきだ。でも、子どもを作る・産むという時は「あー車や家のローンを背負い込むような長い道のりが始まる…」ということを忘れないでもらいたい。

 

・参考資料

このまま30歳になってもイイですか? (Sanctuary books)  

 

この本はかなり使えるので、1冊置いておき、必要な時に辞書代わりに引くと便利です。