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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

「仕事に夢ややりがいがあること」とあなたの給料が安いことは全く関係がないよ!


どこのこととも、誰のこととも言わないけど、「やりがいがあるから給料は安くたって構わない」と言う人・そういうことを「自分が選んでやってる」、企業が「好きなことを仕事にしているんだから満足だろ?」と言いたげに夢とか希望を語る。

 

そういうのを見ると吐き気がする。

 

1,まず、楽しいか楽しくないかなんて自分が決めることだ。

 2,契約を守るかどうか・社員の労働を評価するかどうかの問題と仕事に対する社員の満足は全然関係ない。

3.どれだけ能書きを並べても、99%の人はまず「生活のため」に働いてる。

4.夢や希望に雇われているのではなく、契約や仕事をこなす・こなさないという「約束」で雇われている。

 

その現実から目を背けてはいないか?仕事は友達ごっこでもないし、楽しいことが薄給でそういうことを選択できるなら多くの人は楽しいだけの趣味みたいなことしかしてない。でも、そう言う人が世の中に少ない理由をもっと考えてもらいたい。

 

  •  決めるとこ決めてもらわにゃろくに働けんよ!

何が問題かを履き違えて欲しくないからこの記事を書いている。

外食・小売・IT・介護・運輸などハードワークだと言われる業界で働く事自体は何も悪いことじゃない。問題なのは「仕事をしている人間がどうやって食べていくか」を示せてない事だ。それも「夢」とか「将来」じゃなくて、今現在ね。

将来性がある仕事だったら、経済成長期に就職した団塊の世代みたく多少の激務は耐えられるし、きつい仕事でも残る人がいる。

 

でも、ブラック企業ができやすい仕事に共通することは「現場と裏方が完全に切り離されていて、なおかつ裏方の人が仕事の内容や現状もよく知らないくせに【やりがい】と【夢】を押し付けてくる」というケースが多すぎること。

 

誰も責任を取らない、誰も適切な指示ができない…そのくせ上司だったり、怖い先輩という人が一丁前に命令だけはする(癖に責任は取らない)人がいるから、一までも職場環境は改善されない。

それも、オフィスなど自分達が管理体制を見張ったり、会議で決めたりできる仕事場と違い、現場職では言いだしっぺが暫定リーダーとしてのさばるケースが多い。(逆に言えば、性格次第ではバイトやパートのおばちゃんが仕切ることがあるのはそういう事情があるからだ)

 

 ある程度大きな会社だと、バイトリーダーやパートのおばちゃんも本部の正社員が歯止めをかけてくれるが、中小企業の場合は青天井に給料も出さないし、責任も取らない「他人」(自分と変わらない地位の「横の関係の人」)に振り回されることがザラにある。

 

やつらが従業員やお客様に対して「笑顔」が、「夢」 が、と言い出したらもうどうにもできない。自分に仕事を指示してくる人は現場を知らないか、責任がないか…そのどちらかになってしまい、最終的な「ツケ」だけがこっちに回ってくる。

夢とか笑顔をもらうのも現場の人間で、そういうことは常日頃考えているのも自分自身のはずなのに、なぜかそれを現場にもいない人が点数化したり、「お前は出来てない」と説教し始める。その謎の主従関係が辛い仕事をさらに辛くし、「仕事が辛い」から「会社が辛い」に変わっていく。

 

仕事自体に後悔したことはない。小売の仕事はそのブラック企業も含めて複数の場所でバイトも社員も経験したけど、僕は好きだ。自分がやったこと・していることがお客や自分、社員や会社の人間関係にどんな影響を及ぼすかが常にチェックできるため、試行錯誤できるところが面白い。

 

でも、「あの会社には入りたくなかった」と思うのは、自分のしたこと・していること・やろうとしていることを何人もの人間に根回し手回ししないとできず、その上に言っていることが社内で統一できてない上に、仕事時間内ではなく、仕事時間外の飲み屋ですり合わせが行われるから「もっと仕事の責任と裁量が明確な会社で働きたかった」と感じる。

 

責任だけ与えられても、「何時間に一回(義理もないハズのそいつに)報告の電話しろ」とか「(本来は責任を持たないはずの人間が)いくらでこれを売れ」とか裁量や売り方まで制限され、目にくまができた社員が次々と無口になって辞める人まで出たから僕もあの職場を辞めたし、会社という人間関係に対して「契約的なことをちゃんとしない仕事場では働けない」と不審に思っている部分が大きい。そして、それを交わすことを軽く見ている現状の労働環境だと気が強い人・他人を丸め込む人が腕力スレスレの口述で勝ってしまうため、会社という組織を信用してない

 

契約で雇われているのだから、契約通りにすべきだ。それもお互いにね。

やりがいが給料の代わりになることは絶対にないし、給料体系を言い訳に給料を払わないことだっておかしい。

 

僕がいた「ブラック企業」は「金を払わない」ではなく「青天井に会社のために時間を使わされて、休むことも寝ることもままならず体を壊した」というパターンではある。でも、根幹は一緒だよ。

 

会社に入って働くことにはなったが、会社の奴隷になったわけじゃない。

会社や経営者とは確かに契約したよ?でも、誰に公認を受けたわけでもない人間が勝手に言い出した指示のために朝から晩まで働いているわけじゃないし、会社の外の不文律に潰されていくような事は誰も聞いてない。

 

そういう会社がばらまく、夢とかやりがいってそもそもなんだよ?

社長自身は僕に「稼いで欲しい」という話をしていたけど、社長と僕のあいだに入って、無責任に指示をして熱中症で倒れたり、辞めた社員が出てもなんの責任も示さないあいつはなんだよ?(実在します)自分のやっていること、言っていることを欺瞞だと開き直って「結果を出せ」で人を付いてこさせる。

 

ポエムでも恐怖でもなんでもいいよ。ただ、そうまでして働きたくないし、そうまでして人間は働けないよ。

 

仕事を辞めたことについて、はてなでも心無いユーザーからはブーイングが飛んだり、落ちこぼれ呼ばわりされたよ。

でも、僕は人から何か言われるのが嫌でその場で働いて死んでしまったり、奴隷のように憂鬱に生きる事と…人に罵られてでも助かる道のどちらかを選ぶのであれば、絶対に後者を選ぶ。

 

仕事を辞めることで人から悪く言われたり、赤の他人から罵られたり、孤立して仲間はずれになるんじゃないかと恐れる人がいるだろう。

でも、安い給料で働くだけが、誰かが勝手に掲げた夢ややりがいのために生きることが…そんなことのためにあなたが生まれてきたんじゃない!

 

それを望むなら止める気はないです。人から与えられた夢のためにいきたいと願うならどうぞ行ってください。

 

ただ、忘れないで欲しい!そんなことのために「払われるべき給料が払われてないこと、評価されるべき対価を握りつぶされること、背負う必要のない責任を押し付けられること…それらはやりがいや夢とは1ミリも関係がない」ってことを忘れないでもらいたいです!

 

 

あとがき

 あーこの分野は日野さんに丸投げするわ。僕はこの分野で日野さんに勝つのは絶対無理だし、なんか僕ぐらいの人がブラック企業語りしても上から目線な人に「もっと何とかできたんじゃないの?」とか言われることに耐えられないんだもん。

 

日野さんみたいに「できるけど、社畜の行き方が嫌でやめました」とか、フミコさんみたいに「嫌だけどやってます」みたいなスタンスでブラック企業語りしないとなんか私怨まみれで、「読み物」というキャッチーさがなくなるんですよ。

 

本来は、日野さんとかフミコさん、日系パワハラの管理人さんなどは別にブラック企業問題を論じなくてもいいし、一人で解決できるから切実には悩んでない連中にしか見えないんです。(そのぐらい優秀だという意味)

 

本当にブラック企業に悩まされて「もう一生会社勤めなんかしたくない。会社という場所は下に付けば裏切るから交渉できる「横」か「上」の立場じゃないととてもじゃないけどダメだ」という切実にブラック企業をどうにかして欲しい僕みたいな人間がブラック企業語りをやると恨み節になるから、やらないほうがいいわ。

 

「読みたくないものでも、必要だから読もう」という怖いもの見たさで読んでくれる読者のためにしかかけるもの・書くものがない僕のような人よりも、そういうものを余裕を持ってネタにできる日野さんやフミコさんの方が人に説明するうえではいいポジションなんだろうなぁ…。

 

 

一言でまとめると…

アフィリエイトに貼った日野さんの「脱社畜ブログ」はブラック企業経験者の私から見ても、ブラック企業で経験した理不尽がいっぱいだし、私のように私怨と狂気に食われないで冷静さを保ったままブラック企業をしている良作です。

 

だから、本の方も期待できるかと思いますよ