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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

実況プレイ動画の話をしようか


「マニアです」と言えるほどの本数は見てないけど、ランキングの中で気になるモノを見かけるとたまに実況動画を見ちゃう程度の実況ファンのTM2501です。

一時期、「ニコ動がダメになったのは実況プレイ動画が増えたからだ」という意見が出ていた時期もあり、去年の1月には「実況プレイ動画で有名になった人がその知名度を利用して金儲け(コミケで映像を配布)などけしからん」もあり、実況プレイ動画は古参のネット民(ねらーやはてなー)からあまりウケの良くないジャンルと言える。

実際、僕もブロガーとしてそこそこ知られる立ち位置にいて、ブロガー同士で会うけど…ブロガーよりも実況者の方が圧倒的にリア充で、元々ネットで遊んでいた人達とは少し違うように思う。ゆえに面白いし、ゆえに弱い。
そんな、実況プレイ動画の地位を少しでもあげ、少しでも楽しんでくれる人が増えることを願って記事を書きたい。

  • そもそも実況プレイ動画とは?

プレイしたゲームの映像や音声に加えて、ゲームに関する解説やリアクションなどの音声をゆっくり(softalk)もしくは生声で投稿者が付け加えた(もしくは付け加えながらゲームする)動画。

ゲームの映像や音声だけの時に比べ、解説や補足情報が耳から入ってくるわかりやすさ・「実況者」と呼ばれるゲームをプレイしている人間のキャラクターが出ることで親近感を感じて動画に個性を生み出すことができる。
その反面、単純に好きなゲームを懐かしみたいだけの視聴者からは「自分語りや、ムダな縛り(ハンデ)プレイがウザく、ゲームの楽しみを引き出したいのではなく、ゲームを餌にアピールしてる奴がウザい」との批判もある。

  • 実況の面白さを体現してくれる人達

ダメな実況プレイ動画の話とその理由を語る前に、まずは「これが実況の面白さだ」と僕が思うものをいくつか語っていきたい。(基本有名どころなので、あんまり新しいモノが出てくることは期待しないでね(*´∀`))

とにかくその人がやるとゲームが楽しそうに見える。
まぁ、この人勧めて怒る人は少ないだろうなぁ…とは思うけど、実況プレイ自体がデリケートなジャンルゆえ、実際に名前を書くのがすごく怖い。

というわけで、第一号はアブさん。(`・ω・)つ百科事典→ http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%A2%E3%83%96%28%E5%AE%9F%E6%B3%81%E8%80%85%29

同人ゲームや古めのニッチなゲームを丁寧な口調とおっかなびっくりなリアクションでプレイしていく実況者さんです。昔、「学園ハンサム」という同人ゲームを実況していた時に出会い、最新作の「なんでやねん!」の実況プレイ動画を見ても面白かったため、「この人なら問題ないだろう」と思って紹介。

実況プレイ動画の作者の中で、ゲームの上手さで選ぶとこの人では出てこないのですが…それがいい。おっかなびっくり初見プレイを失敗を恐れずにしてくれるため、視聴者がアブ宅であぐらをかきながら一緒にゲームをしているような一体感が得られるような作りで動画が展開していく。失敗したときにみんなで「あああああ」とか言い合ったり、成功したら「おおおお」とアブさんと一緒にリアクションする。ニコ動のコメント機能とアブさんのプレイには強い親和性がある。*1

視聴者を意識した動画作りでありながら、自分ではなくゲームの良さをアピールする実況・解説音声、プレイスタイルを持ち、彼がしているゲームは無性に面白く見えるぐらいだ。「面白いゲーム・有名タイトルをやって人を釣ろう」とするタイプの実況者もいるが、彼の場合は敢えてそういう事をするタイプでもない。で絵や難易度が突き抜けて、一般の人がやらなそうなゲームでの楽しくやり抜いてしまう点が面白い。(また、それほど失敗シーンを強調して見せず、編集してくれるため、すごく見やすい)

ゲームをやり抜く…ならこういうのも実況の楽しみかたですね。
成長する実況者
二人目はまっくすさんという実況者。(`・ω・)つ百科事典→ http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%81%99
連載マンガで連載を通じて作画が上手くなるマンガ家(最近だと「黒子のバスケ」がそれ)みたいに、実況を通じて作者が成長していく…そんな動画がこれ。

聞くも涙、語るも涙の鬼畜ゲーム「I wanna be the guy」の実況動画。まっくすさんの作品は他に知らないが、この動画の見どころは始めはやられっぱなしだった投稿者が、途中から成長するという話。
よく記録が消えてしまうゲームゆえ、やり直しをするシーンが出てくるのだが…そこまで「編集して数時間」のパートをモノの5分・10分でクリアしてしまうというシーンに視聴者一同が感動するシーンがある。

ブログに貼ったパート1・そしてその続編のパート2では散々ヘタクソ呼ばわりされるまっくすさんだが、視聴者の度肝を抜くほどのド根性(が伝わるほどのプレイ時間とやられる数)の努力を重ね、「人間辞めましたシリーズ」と言ってもいいぐらいのゲーマーへと成長するパートにたどり着く。これは実況だからこそ伝わる面白さだと思います。

ツッコミや企画力ゆえの面白さ
この人の作品はテニプリシリーズしか見てないけど…towacoさん→ http://dic.nicovideo.jp/a/towaco


始めに紹介したアブさんのようなリアクションの面白さもさることながら、関西人特有のツッコミとネタ振りを実況プレイの中に取り入れるスタイルがうまいと思ったので、この人を載せてみました。

僕が関西出身で、東京在住だから言うけど…実況プレイは関西人の方が潜在性が高いと思ってます!ツッコミとかネタ振りのためのゲーム上、もしくは動画やファンだけで通じる仮想の設定を作るような遊びを関西人は子供の時の日常会話でやってきてるから実況プレイに応用しやすい。…この理屈を見事に再現してくれたため、towacoさんの動画を貼ることにしました。ゲームがうまい・裏話をたくさん話してくれるなどの魅力もあるのですが、それは色んな人がやってること。この人独自のカラーを言うなら、時折見せてくれる関西人っぽいボケとツッコミとフリでしょうね。

他にも「プレイがうまい人の縛りプレイ、高速クリア、裏技・隠しルート」などもありますが…これはただのプレイ動画でもいい部分はあるのです。わざわざ音声を入れなくても、そういう解説動画は実況というジャンルが確立される前からあった楽しみ方ですから…今回は敢えて載せないことにしました。(ホンマは尺の都合です(^〇^))

  • 若いジャンルだからこそ、ある実況プレイ動画の弱点

実況者全般に言えることだが…驚くほど真面目に作ってるのです。ブロガーに比べて。怖いぐらいに肩の力が入った実況プレイヤーが多く、それが空回りを生んで、動画がブーイングだらけになったり、投稿が追いつかなくなるなどして自滅する…というパターンがやたらと多いように感じる。

上手くもないのに、縛りプレイを初めてやられている編集も中途半端・縛り方も中途半端なまま動画を投稿するため「これのどこが縛りプレイなんだ」「縛ってゲームできる技術がないならやめちまえ」「俺はただ懐かしいゲームを見たいだけなのに、有名無実な縛りプレイをするな」などなどのブーイングが動画にあふれる。

この件についてつぶやいたところ、僕よりも事情に通じてる皆さんからは「注目を集めるために、いらんことするんでしょ?」という意見が挙がった。

そう言えば…ニコニコ動画つながりで、ニコニコ生放送の投稿者「生主」にも、「歌ってみた」カテゴリーの投稿者「歌い手」、そしてpixivなどで活動するイラストレーター「絵師」などにも同じような現象がある。
動画などの作品投稿を過剰な責任感を持ち、自己実現を目的とするためやりすぎな事をやってしまう。ただ投稿するだけじゃなくて、注目されるための炎上要素(酷くなると犯罪要素)を入れてしまう投稿者が居る。

はてなダイアリーに居る20代と、ニコニコ動画にいる20代とは全然違う。はてなダイアリーにいる20代ブロガーは僕以外*2は世間の人が怖がるほどの「意識の高いオタク」だ。例えば、僕に会う前に僕のブログ上の記事を500作品全て読んで臨んだ人も居るし、常に僕の失言を探すためにツイッターも過去のブログも全部読んでいたヤツも居る。(匿名で攻撃したり、2chにアンチスレ立てたり…まぁ、サンドバック状態ですわ(´;ω;`))

だけど、ニコ動やpixivで新しく投稿者になった人達はネット上で非難にさらされながら、動画を投稿し続ける…というメンタリティーがわからない。わかんないから、相手が何気なく書く小言や苦言を恐れて丁寧に作り込んだり、投稿を増やしたり、反響を得るためにわけわかんないことをしたりするんだけど…最終的には自滅するか「細々と」になる。

ネットは若い投稿者が思ってるほどあったかい場所じゃない。どれだけ有名になってもほとんどの人は叩かれてるが、「ネットスター」の世間のイメージは歌手のライブのようにみんなが自分に向かって盛大な拍手を送ってくる様子しかイメージなんだろうけど…そんなことないんだよ!例えるなら、中身入ったペットボトル投げてきます。小金(アフィや知名度)にはなるけど、当たるとめっさ痛いモノを平気で投げてきます。

…注目を集めるためにはそういう人を無視して、単純にゲームの面白さを伝える動画・プレイする自分がひたむきにゲームをやってる動画、楽しんでる動画をアップすることなのですが…実況プレイ動画や歌ってみたの住人の中には「偉いのはゲームではなく自分だ」と思い上がっていらっしゃる方も居る。

可能性のあるジャンルの動画を投稿して、いいゲームをしているのに、それをプレッシャーや過度な自己顕示欲から台無しにしてしまう。…こうなってしまった時に実況者はどのジャンルの投稿者よりもみっともない。

無理なプレイ動画・下手な編集・無駄に丁寧過ぎて視聴者を萎縮させるようなしゃべり、無駄に知名度の高くてクォリティーが高いゲームのチョイス…これは本当にみっともない。下手な歌い手がみっともないから「インターネットカラオケマンと呼ぼう」という提案*3が出てますが…実況者の下手でダメで、背伸びにも失敗してる人にはなんて名前をあたえたらいい?

僕はそっちの方が問題だと思うよ?新ジャンルゆえ、その可能性の足を引っ張るような投稿者の方がよっぽど多くの人にとって罪悪だと思うんだけど…違うかな?

誰のことか言わないけどさ。

  • 最後に個人的なお願い

実況プレイ動画については正直言って詳しい方じゃない。全パート見るまで時間がかるし、全く知らないゲームに関する動画を見るのは心理的に抵抗がある。だけど、もっと知りたいし、研究したいと思うから、「この投稿者のこの動画が面白いよ」というのがあったら是非とも教えて欲しいです。

面白いジャンルの割に、年配の人はあんまりその面白さを語ったり研究したりしないので、また実況動画の話・ニコ動の新しいジャンルの話をしたいなぁ…と思うので、「これを書いて欲しい」ってネタがあれば、是非とも教えてください。参考にさせてもらいます。


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ツイッターやってるよ〜

https://twitter.com/tm2501

*1:また実況者には珍しく、プライドや自己顕示欲をむき出しにした発言(自分語り、腕自慢(名人発言)、縛りプレイ宣言)などが少なくクリアの度に「ありがとうございます」という腰の低い方。嬉しさのあまり雄叫びをあげたり、感涙するタイプの実況者して動画どころじゃなくなるタイプの人もいる

*2:僕はmixi出身で高校1年までは好きなアニメは「鋼の錬金術師」という一般人です。オタクになったのは高校2年の後半で、ブログを始めたのは大学3年生の時で、炎上を含む大ヒットをするようになったのは大学4年の春休みからです。はてなダイアリーの中では新参者です

*3:参照 http://d.hatena.ne.jp/TM2501/20130322/1363952853