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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

オタクの人と喋りたいことをつらつらと

アニメ

どうも、最近「裸一貫男一匹のブロガー」として話題のTM2501です。*1

そんな「the ぼっち」の僕が近日中に、僕が会いたかったオタクの人と話す機会を頂くことになったので、そこでしゃべろうと考えてること・議題にしたいと思ってることをツラツラ書いてみたい。

会えばオフレポを書くけど、会う前には立場やほかの人の都合なども配慮しても「誰と会う」という話はしないので、その点はあしからず。

  • 今更になって「何のアニメが面白い」と語ることに意味を感じない

予定としてはオタク文化の話をする予定なのだが、僕とオタク話をすると変な方向に行くということはあらかじめ言っておく必要はあるだろうね。イヤミでもふざけるということもしないのだが、考えてることが明らかに時代の本流とはズレてるからね。

具体的に『アニメの話だけをしろ』と言われたら、僕は今季のアニメが全般的に「価値観の押し売りであり、紙の表裏がない薄っぺらい作品ばかりでうんざりした」と言って、一蹴する予定だ。

まおゆうと閃乱カグラ 、それにヤマノススメに、僕の妹は大阪オカンなどを見たが…全作品に共通して言えることは「アニメが多面性を描かなくなったなぁ…」という絶望感。

まおゆうについては「近代バンザイ」を一方的に押し付けるばかりだし、かぐら・ヤマノススメについてはしつこいぐらいに萌えシーン・エロシーンをぶつけてくる「低年齢向けポルノ」みたいになってる。大阪オカンについては関西人だからよ〜くわかりますが、似非関西人としか思えない何かが勝手な関西人論を居直って説明する。(そんな芸ははなわだけで十分だよ…今の子って「はなわ」知ってるのかな?あとギター侍とか…)

カグラがわかりやすいか。僕は普通に忍者モノだと思ってみてるんだよね。エロっぽいシーンはそういうシーンであってもいいと思うんだけど、後半からスカートとパンツの作画が「パンチラ」じゃなくて、わかめちゃんっぽくなることが増えて「シリアスなシーンとかでモロパンってどうよ?」というギャグアニメになってるわけだよ。アニメ史何十年の中でもここまで「目のやりどころに困るだけで迷惑なモロパンを連発するアニメ」は珍しいんじゃないの?そのぐらいモロパンが多くて、萌える通り越して「頼むからモザイクかけてくれよ!!」と最近は思ってる。

まおゆうも中世とかその時代の人の合理的な判断を一切合切否定してドラえもんみたいに未来から持ってきたもの・イデオロギーを押し売りするコンテンツになってる。*2農奴の時代に「自由」がなんだとかほざき始めた日には画面の向こうで「まおゆうの作者に僕の字名である「青二才」を譲りたい」と半ば本気で思ったわ。*3

これらの結論をまとめよう。

もし、純粋にアニメの話をするなら僕はラーメン二郎みたいなアニメが増えたね」と言うね。二郎というラーメンは一般の人が食べるには適さないラーメンなんだけど、その傾向がそっくりそのまま作品になってる。ジロリアンと呼ばれる熱狂的な二郎ファンに支えられて、その「大衆的でないラーメンに服従する」形でラーメンを食べるお店…例えば、ラーメン二郎では一度に席を入れ替えるため、混んでいるお店では、ラーメンが残っていたら追い出される。また、汚いお店の中でティッシュや拭くものはない。ひどい店だとこぼした際に客の服で拭かせるようなお店もあるようだ。

味は悪くない(むしろ濃いラーメンが好きな男性には美味しい)のだが、明らかにサービス業としては間違えているし、不必要なもの(もやしとかにんにくとか油)についてはなぜか山盛りに盛り付けるサービスの良さ。

僕の言うラーメン二郎みたいなアニメ」の意味は『自分達を理解しようとしてる人のためにしか作られないアニメ』という意味。偶然かもしれないが、ラーメン二郎のことを「豚の餌やり場」と揶揄した人がいるように、アニメオタクの中でも「萌え豚」と萌えにしか興味がない人を揶揄する空気があり、それらは非常によく重なる。

別に豚のように食べているだけならジロリアンも、萌え豚も害はないのです。ただ、「これって一部の人には嬉しいけど、主流のサービスから外れてるし、僕の好みには合わないよね」というと萌え豚もジロリアンも猛攻を加えてくる。彼らは餌場に群がる豚…店に・アニメに奉仕する奴隷なのだから、「文学好き・マンガ好きなどあらゆる媒体、子どもや老人などあらゆる世代…つまり『誰が見ても面白いアニメこそが素晴らしいアニメ』だ」と思う僕のような人にとっては「はぁ、そうですか」という作品しかここ3期ぐらいない。いや、探せばあるのだろうけど、割合として圧倒的に増えたため、お目にかける機会が圧倒的に減った。

そして、そういう風に一部の人からすれば素晴らしいサービスに特化したアニメを論じたところで、特に意味はないと思ってる。社会を風刺するとしたら「オタクは大衆文化になってソフトになったのに、現実社会との接点をますます遠ざけようとしているため、より一層仮想的で、胸の奥に突き刺さらない作品が増えた」としか言えない。

一番、頭に来たのは「ヤマノススメ」なんだわ。あんなものが好きな奴はオタクなんかやめちまえと割りと真面目に思ってる。最近見た11話なんか『バカげてる』が頂点まで来たね。『生理的に受け付けない』レベルまで来た。*4

何が受け付けなかったかというと…「NTR(寝取り)回」というコメントが流れるからどんなシリアス展開が起こるかと思ったら、なんといつも一緒にいる女の子以外の女の子とお泊り会をしてパジャマでしゃべっただけ。こんな内容がアニメになる時点で「バカでしょ?」とか思うのだが、それよりもひどいのは一緒に喋ってるだけで「キマシ(タワー)」という百合を思わせるシーンを表されるときに発するようなコメントが流れる。

…内容が過去記事と重複するけど、男性の方が視覚的に性を感じ取る生き物なので、「あの女、俺に気がある」とか「あの女は男に媚びる尻軽女だ」とかあらぬ妄想を繰り広げるらしいんだけど、それにしたってやりすぎだ。この記事はマクドで書いたものだけど、俺の目の前にだべってる女子高生二人組を見て俺は「キマシ」とか言わないといけないの?Twitterで彼女達のキャッキャウフフを実況しないといけないの?

非常識だとかそういう議論以前にキモいよ!そんな奴!そんな奴オタクでも変態でもなんでもないよ!キチガイでしょ?キチガイじゃなかったら、変質者でしょ?

  • 音楽・アニメ・ゲームの問題点は全部一緒

僕に声をかけてくるようなオタク、そういうタイプの人と議論したいことを挙げると僕は「ソーシャルや宣伝資本主義者とコンテンツの相関性及び将来性」なんだ。

最近、オリコンがアイドルで埋まる・ソーシャルゲームコンシューマーゲームに商業的に勝つ・一人で見るアニメよりも共有してコメントを流しながら見る萌えアニメが増えた…各界で共通する問題が生じている。

それは「付加価値として付けてきた技術」がむしろコストにしかならなくなったという事。AKB48やジャニーズよりも音楽上、高度で聴きごたえのある音楽はごまんとあるはずなのに、そういう人達のCDが売れて5万枚。でも、アイドルはダブルミリオンを達成してる人までいる。

ソーシャルゲームにしたってそう。ソーシャルゲームの技術的なシステムはさほど高くない。携帯電話やスマホで誰でも出来るようにしないといけないため複雑な(ルールやグラフィックをもった)ゲームを作ってない。そのため、技術的にはそれほど進歩してない。その証拠にモバゲーなどでゲームを登録してやってみると、操作方法が代わり映えしない育成ゲームがいくつも並んでいる。
街を作ろう・基地を作ろう・チームをつくろう・ヒーローを、馬を育成しよう。(カードを集めよう…なんていうのが最近の流行りかな?)…申し訳ないが、同人でも彼らより、技術上高度なゲームはいっぱいある。専門外の僕でも知ってるぐらいにはあるし、企業が作ってるであろうアプリが「どこの馬の骨が作った」みたいなものがいっぱいあるから驚かされる。

アニメについては…まぁ、作画枚数が多いアニメ映画を見に行く人が増えていたら、映画館が潰れたり不況だと嘆かなくても良くなるんだけど…そうなってないよね。見るからに中身のなさそうな萌えアニメが2期も3期もアニメが作られたり、原作のクオリティーが首をひねるような作品がアニメ化されてヒットしたり…。そんなのがざらにある。(逆はまおゆう・それ町・神様トゥルズ・神様のメモ帳ね。マンガや原作の評判はすごく良かったのに、アニメ化してみると…という感じ)

数か月前までは「ソーシャル、商業主義けしからん」の論陣にいた一人だったのだが、最近少し考え方が変わってきてる。それは「売っていたものが単なるゲームだったのか」という議論。経済学に於ける「効用」や「損失」は何も貨幣のみを表すものではない。むしろ、非貨幣な感情や不便、目には見えない信用やリスクだって論じられるように、ゲームそのものの「hard」ではなく、具現化できない「soft」こそが売り物であり、そこに特化していたからこそソーシャルや商業主義が勝てた(頭一つ抜けた)…という発想。

例えば、音楽だとこれはテレビと密接にリンクしてる(ライブハウスだけで流行るならそもそも歌番組やオリコンの存在意義が小さくなる)ため、音楽単品の「コンテンツ性」よりも、その歌い手のカリスマ性またはドラマ性が売り物になっていた。尾崎豊椎名林檎の歌が売り物だったのではなく、むしろ彼ら自身の生き様・作り出されていく時代や伝説にどれだけ乗っていけるか…であろう。AKB48であれば、メンバーの誰かを応援すること・もしくは全体としてアイドルの階段を駆け上がっていくドラマに投資するシステムこそが彼女達の本当の魅力で強みであったように思う。

そう考えると、アニメを見ている人は何にお金を払っているのか…僕の中では「一冊の本、マンガを読む」のと同じ事で、見終わったあとに「灰羽連盟のラッカのあのセリフが刺さった、泣いた」とか「新エヴァの『綾波を返せ』がかっこよかった」とかそのシーンはもちろん、そこに至るプロセスをストーリーや作画表現を通じて楽しむ…つまるところものが持ってる「何を楽しむ」のではなく、その作品そのものを楽しんでいるから、コメントありきでアニメを見る人・議論ありきでアニメは二の次に楽しむ連中の気持ちが半分ぐらいしかわからない。

理屈としてはわかるのだが、「それはそんなに楽しいか?」とどこかしらに冷めた自分がいる。おまけに『合いの手が楽しみを増大させる』という前提もはてなブックマーク2chみたいに鍛え抜いたオタクたちが打つコメントは面白いが、動画サイトのコメントは基本的に短文でかつ、すぐに流れてしまうためそこまで面白いとも思えない。昔は細やかにアスキーアートや弾幕と呼ばれるカラフルで印象的なコメントで彩る人もいたが、そういうコメント職人が出現するアニメ動画も減った。

そうなると何が楽しいのだろう…何が楽しくて、時間やお金を経済(消費)してるんだろう…。エロにしても、ストーリーにしてもアニメという媒体で今やってることは非常に脆弱なんだよ。ちゃんと体力がある人はマンガやライトノベル読んだほうが絶対に楽しめる。現に僕はそうなってる(ぶっちゃけ、アニメを見る気がわかないし、アニメを見たあとに議論できる人が少ないからマンガ・ラノベのかんそうをああだこうだかくほうが今の僕には面白い)

それとも、閃乱カグラのあのモロパンがエロスだとか言うんですかね…。保母さんにでもなって、四六時中子どものモロパン眺めてれば?…としか僕には思えないんだけど、こういうこと言うからうちのブログはいつまで経っても嫌われ者なんだろうね。

  • 個人的に感じる『映像で中身のあることをやる限界』

質の劣化…いや、劣化しちゃいないだろうけど、アニメで良いところを省くなどして薄っぺら印象を持たせてしまう理由は「アニメの放送数が多い割に、1クールがデフォルトになってしまったため、省かざるを得ない」ことなんじゃないかと思う。

原作特有の繊細な表現をゴリゴリ省いてみせたり、尺の中で面白くするために微妙にキャラ同士の関係をいじってみたり、逆に原作が足りないのにアニメ化したため、明らかに脆弱なオリジナル作品が加わってみたり。

原作は面白かったり、論理矛盾がない作品がアニメ化されるとそういう説明を一切合切省いてみせるから「矛盾してるんじゃね?」とか「これどうなってるんだよ?」とか…神経質に見ちゃう人はイライラしたりするのです。

原作から順番に作り込まれたもの、優秀な脚本家が追加・補足した作品はそうでもないのだけど…それはちゃんと作り込まれた作品に限って言えることだから、今のままの大量生産下でそれを期待するのは難しい気がします。

また、3分のアニメの方が20分のそれよりもいいとかいう層が生まれて、アニメが作画枚数や制作時間ではないもので売上や反響が決まってしまうと、アニメ会社はどこに付加価値を付けていいのかなぁ…とも僕は思うのですよ。

「本数減らして、作りこめばいいじゃない」とか「いい原作を拾ってきてアニメ化すればいい」と言うほど簡単な話じゃないよ?この話。

最近、クラウドファンディング(平たく言うところの『カンパ』)で同人ゲームを海外展開する人が出てきたり、1分とか3分の自主制作アニメの連作がすごくウケたり…アマチュアや個人・サークルの単位でも短いアニメなら作れちゃう時代に来てるし、資金もどんどん調達しやすい時代になっていく流れにある。そういう時代に「数こなせばいい」「アニメ化すればウケる」は通じないだろうよ?

元々体力があったり、有名な監督・スタッフがいる会社は長編や映画を作ればやっていけるだろうけど、アニメ産業の中でも下の方は限りなくアマチュアと大差なくなって…どうなるのかしらね?

東方projectのアニメ化作品なんか、制作時間こそかかっているから量産は出来ないけど、クォリティーや価格は商業用のそれとあんまり変わらないぐらいのモノが供給できるからねぇ…。
クラウドファンディングよりも先の段階として、クラウドワーキングまで一般化してくると、潤沢にテレビアニメが見られる時代や、アニメの技術進歩が止まるんじゃないのかね?

フィクションが社会を風刺する時代ならば、作品について論じて見えてくるものだけで良いのかもしれないけど、それだけだとイマイチ見えない「死角」がある気がする。作品を作る人間や環境が大いに変わってるならそこまでガッツリ論じてみたいね。

僕よりも情報網や含蓄があるオタク達から見て今のアニメが何を消費するもので、今後どのように作られ続けるか…これを僕はオタクと会ったら議論してみたい(僕の中で出ている答えは別記事に書いているから、ほかの人の意見を聞く側に回ってみたい)

…これだから、人と会うのはやめられない。


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これも、近々原作を仕入れてアレにレビューを書こうと思ってます。…なんか、このアニメの面白さを必死で説明してくれる人にあいたい。僕にはさっぱりわからんから。


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ツイッターやってるよ〜

https://twitter.com/tm2501

*1:参照 http://d.hatena.ne.jp/the-world-is-yours/20130319/p1 

*2:ただし、これは藤子F不二雄を批判する内容ではない。確かにドラえもんは22世紀のロボットで、道具もまた22世紀製だが、ドラえもんなりの配慮はしてるため、ドラえもんはまおゆうのような「未来万歳」のコンテンツではない。

*3:戦国時代にタイムスリップした美少女が「切腹なんてくだらないよ」と武士達を前にわめきたてるドラマやアニメ…それがまおゆうなんです。意外とこの指摘をする人が少ないからこの場ではっきり言いますが。

*4:原作者である「しろ」さんの同人誌のアンチレビューを書く決意をする程にキレた。元々うちのブログがある「はてな」にいた人だから嫌いでも触れずに来たけど、刺し違えてでも倒そうと思ってしまった。