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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

提督はじめました~人はなぜ艦隊コレクションにハマるのか?~


普段オタク系のブログ記事やニュースを読む人には「なんだよ、今更」という内容になるかもしれないが、その「野暮」を提督になったからには語ってみたい。

 

が、その前にうちのブログは「生粋のオタク向け」ではない(最近では大学職員と間違えられるぐらいまともな記事も書いてる)ので、艦隊コレクションの概要を紹介しておこう。

 

・艦隊コレクション(略して艦これ)とは

角川ゲームスが開発し、DMM.comが配信しているブラウザゲームのこと。

 

艦隊これくしょん〜艦これ〜 DMM.com×角川ゲームスが贈る新鋭の大型戦略コンテンツ - オンラインゲーム  艦隊これくしょん〜艦これ〜 DMM.com×角川ゲームスが贈る新鋭の大型戦略コンテンツ - オンラインゲーム - DMM.com 

 

ゲームの内容は「艦娘と呼ばれる萌えキャラになった日本の艦艇を、自分が提督として指揮して戦いをクリアしていく」というもの。

 

ジャンルとしては「艦隊を率いる」という戦略ゲームの側面と、ボイス付きの萌えキャラを集めていくキャラゲー要素の両方を併せたゲームで、普段なら別々のゲームをやっているソーシャルゲームをするユーザー達を両方囲い込んでしまったゲーム。(それ以外にも人気の秘密はあるけど、細かくはあとで語ります)

 

ブラウザゲームとは異例のブームとなり、人気が安定期に入りつつある今でも「やりたくても満員で入れない」という人がいる。(半年前の人気急上昇中だった頃はゲームへのアクセスが殺到しすぎてしょっちゅうゲームが止まってしまっていたとかなんとか…)

 

今回はそれほどの人気の理由をプレイし、調べて感じたことを語っていきたい。

艦これがブレイクした経緯としては「既存のソーシャルゲームの問題点を解決したこと」にこそある。

 

艦これ以前の携帯電話やパソコンでやる「ソーシャルゲーム」と呼ばれるゲームには2つ問題があった。

・1つは「圧倒的に課金プレイヤー有利」なものが多いこと。特にカードゲーム系は強いカードや人気のあるキャラクターが現実のお金をかけなければゲットできないことが多かったため、ゲームそのものが好きな人の中には技術力はたいしたことないくせに儲けだけを重視するソーシャルゲームやそれを制作する姿勢を毛嫌いしていた人が多かった。(※僕もそのひとりで、某ゲーム系SNSの中で試しにゲームをやって「これは課金しないとどうしようもない」と思ったゲームは切るようにしている)

 

もう一つは「廃人」を生み出してしまうこと。

ソーシャルゲームを無課金で強したかったらどうすればいいか?それは「ゲームに張り付いて効率よく運用する」ことだ。学生や主婦など「お金はないけど、時間の自由がある人」がよくやる手法で、ゲームを中心に生活を回して効率よくプレイすることでゲームを課金プレイヤーほどではないけど素早くクリアしき…生活がおろそかになる人が一部で社会問題となっていた。

 

大げさな言い方だけども、1980年年代から脈々と受け継がれたゲーム文化を「金持ち」と「暇人」のための存在として、ゲーム文化も人の生活も食いつぶしてきたの艦これ以前のソーシャルゲームだ

そのため、ゲームで儲かったGREEDeNAなどはゲームファンからもゲームに興味のない一般社会からも「悪者」になってきた。(特にGREEについては今儲からなくなってかつての勢いがなくなってしまったけど、それを嘆く人を僕はオタク系の知り合いがそれなりにいるが、見たことがない。mixiでも悲しみ名残惜しむ人がいるのにGREEは愛されてすらいなかったのだ!)

 

では、艦隊コレクションはどうなのか?と言うと「課金プレイや、廃人プレイをしない普通のサラリーマンでも、ゲームをクリアするのに何も問題がないゲーム」というところが新しい。

もちろん「課金した方が有利に立てる」ことは否定しないし、廃人プレイを駆使して遠征を繰り返せば有利に立てる…ことは否定しない。

でも、ゲームクリアのために必要な最大の要因は「長く艦これをやり続けること」と「放置すること」なのだ。

 

課金が必要ない理由は、「課金限定アイテム」が事実上課金ない。課金しないと手に入らないものがほとんどない。特にゲームクリアのために必要な「資材」や「修理・建造」系アイテムについてはお金で買うよりも一日艦これを放置しているだけの方が効率がいい。

 

艦これだけを毎日ガツガツやってもそれほど効率が良くならない。おまけにお金を払っても手に入るもののほとんどはお金を払わなくてもどうにかなるものばかり。

 

今までぼったくり過ぎたソーシャルゲームと違い、課金機能を限定イベントやのちのち無課金で手に入るクリアとは関係ないアイテムの入手など限定的な部分を目的として用意されたことがすごく斬新だ。

 

「そんなので儲かるの?かえって効率が悪そうに見える」

…ビジネスの考え方で言えば、ユーザーに愛されることよりも収益モデルにこだわって考える人は多いし、実際お金を得るのは大変なので半分ぐらいは正しい。

 

安心してください。艦これは儲かる方でもけっこう優秀なんだ。

ゲームそのものの課金に加えてキャラクターに関するグッズや本、アニメやゲームなど多方面のメディアを行っている最中だ。

駆逐艦から戦艦まであらゆるキャラの人気があるため、キャラクター産業は東方プロジェクトやアイドルマスターにも勝るとも劣らない大きな広がりを見せている。また、ゲームの課金で収入を得ることはもちろん、艦これのおかげでDMMの会員になった人が増えたDMMという会社にとっては艦これだけの収益以外にも大きなチャンスをもたらしたと言える。(実際DMMの会員になってなかったことが僕が艦これを渋っていた最大の理由。単純に会員登録したり、宣伝のメールが来るのがめんどくさく感じて今までDMMの会員登録を経て艦これをやろうという気持ちになれなかった)

  • ポケモンを進化させたくない人の気持ちを汲み取る

ほかに、あまり言われてない艦これの斬新さを一言で表すと「初めて仲間にした艦娘と最後まで一緒に行ける」ことだ。

 

艦隊コレクションは「艦娘を出撃や改造で育てることができる」が、「作中で一番小さい駆逐艦はどうやっても戦艦には勝てない」という残酷な現実がある。でも、初めにもらうのは駆逐艦で、クリアのために必要な強いキャラは戦艦や空母など大きな船の名前を持つ女の子。

 

でも、ゲームをする人が悩むのは「好きなキャラを最後まで使い続けられない」というパターン。特に従来のゲームだと戦艦や空母に当たる強キャラばかりのようなキャラばかりになることが多い。これは、駆逐艦好きの僕のような人には辛い。

なんで駆逐艦が好きかというと…萌えキャラ化するときの「身長」や「見た目年齢」が小学生ぐらいの等身で駆逐艦は描かれるが…戦艦や重巡洋艦は八頭身やノッポに描かれるため、イラストとして愛らしくなる童顔のキャラクターは駆逐艦に集中するのだ。かくいう僕も、今ゲットした中で一番好きな艦船は響という駆逐艦が一番好き。*1

 

この葛藤どこかで見たことない?そう、ポケモンをやったことがある女の子によくある葛藤だ。

クリアするためにはあまりかわいくないポケモンに進化させないとクリアや通信バトルが難しくなるだけど、敢えて進化させないでたくさん育てて勝つ。

ピカチュウライチュウぐらいならいいよ。ゼニガメカメックスとか、フシギダネフシギバナだとかわいさのかけらも残ってないよ!「ペットのカメがでかくなりすぎて愛らしさのかけらもねーよ!昔はかわいかったのに、今じゃふてぶてしくキャベツ食べてるだけだよ!」とすごく現実的なところに引き戻される。

 

でも、その心配はあまりない。駆逐艦が必要なステージが難しいステージにもある上、資源を調達する「遠征」では駆逐艦の方が効率がいいところがたくさんある。(しかもそのために駆逐艦をレベル上げしないといけないところもたくさんあるため、駆逐艦を連れて出撃する回数は自ずと増えていく)

 

また、かわいさを維持したまま強くなる「改造」ではレベルが高いものでは立ち絵もバージョンアップするし、改造でしか聞けないセリフも聞くことができるため「駆逐艦を利用したやり込み要素」もかなり多い。

 

育てる系・やり込みのゲームとして弱いキャラクターを最後まで使い込めるのは地味に嬉しいことだ。(敢えて言えば、魚雷も打てないし火力も劣る重巡洋艦水上機母艦系が一番中途半端で使い道がなく「序盤を突破すればいらない子」なんだけどね)

 

  • やり込み要素が多すぎるからこそ、手間で楽しい

最後に、「そんなに面白いなら私も艦隊コレクションをやりたい」という人向けのアドバイスをいくつか。

 

1、普段の生活を大事にしよう

課金プレイ・廃人プレイよりも、辛抱強く待って持続的にクリアしていくゲームなので「ゲームをしない時間」というのが大事になってくる。そのため、ゲームをしない時間も「ああ、艦これやりたい」と思うかもしれないが、艦これをやっていない時間も「むしろ今艦これを触らないから帰ったら出撃や開発を楽しむことができる」というお預け感が楽しく感じられるゲームだ

 

こういうゲームはコンシューマーだろうが、ソーシャルだろうが僕の知る限りは初めてなので「もしかして、最も生活に優しいゲームが誕生した?」とさえ実は感じている程。

 

2、攻略ウィキとクチコミを活用しよう

艦これは近年のゲームの中ではチュートリアルが少ないゲームだ。説明が少なすぎて「何をすればいいかが漠然として分からない」とさえ言われるゲームだ。

 

クリアや開発の条件をゲームの中で示してくれないようなこともたくさんあるので、攻略本ならぬ「攻略ウィキ」をどんどん活用して行くことを推奨したい。

 

艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki* 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki* 

 

 また、こういう辞書のような方式では悩みが解決しにくいため、twitterなどで身近にやっている「提督」さん達に聞いていくのがいい。

 でも、周りに「艦これやっている人がいない」「見ず知らずの人に相談しにくい」という人のために、ニコニコ動画から参考になる動画を用意したので貼っておきます。

 

 

今回のブログは「ゆずっこロリ提督」さんの動画と自分がプレイした経験を元に作ったので、この動画シリーズには大変お世話になりました。

 

未だにサーバーが満員で艦これを「プレイしたくてもできない」ということがあるそうだけど、拡充されプレイした際に「青二才さんのブログがきっかけに艦これをはじめました」という人が増えると僕は嬉しいです。

 

 

 

 

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twitterやってるよ~

 

https://twitter.com/tm2501

*1:島風とか雪風が全面的に押されがちだけど…萌えキャラっぽく狙いすぎて僕は好みじゃない。人気なのはわかんなくはないし、保有すると「速きこと島風の如し」(などのキャラ固有のセリフが全部の艦娘にある)とかほざき始めるかもしれないけどさ。