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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

いや、大昔から「気合主義」は日本の中高年に蔓延してるだろ!


いや~ね、内容自体はへっぽこなんだけど…、なかなか切り口としては共感できる記事を見つけたからその話をしてみよう。

 

ヤンキー的な気合主義が蔓延している | インタビュー | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト ヤンキー的な気合主義が蔓延している | インタビュー | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

今更何を言い出すのか…というタイトルだよね?

太平洋戦争の頃には既にそうだったことを今更言われてる気持ち。

 

ちょっと馬鹿にした態度で

「斉藤さん、気合主義は縮小しているんだよ…。昔ならいい大人が竹槍で火炎放射器に非戦闘員に立ち向かわせるぐらいに気合主義だったんだから!その時代に比べたらITをイットとか読むおじさんが「エクセルを手打ちしないと手抜きだ」「履歴書は手書きじゃないと心がこもらない」ぐらいの気合主義なんか、まだ優しくなった方なんだ」

 

と言いたい。テクノロジーやツールやテクニックをバカにして根性論に走る老害を露骨にバカにしながら「時代遅れですね」っていうぐらいじゃないと伝わらない。

 

老害?いや、若い人でも「気合主義」な人がいっぱいいるな。僕は竹槍で火炎放射器に立ち向かう人と一緒に仕事したくないから、警鐘を鳴らしておこう…。そういう精神性で、犬死する人がいたたまれないし。

  • 成功体験として刷り込まれる「気合主義」

いわゆる「気合主義」…つまりは「根性や絆で自己責任・集団の責任で危機を乗り越えるべきだ」という考え方は世代間論争じゃないのよね…。

 

 どちらかというと「仲間意識」をどう持っているか?という議論で、あまり体育会系の部活動や、チームプレーや全員参加を過剰に意識する職場を意識する場所に共感できるかどうか…そう考えているのは、どうも僕だけでもないみたいだ。

 

日本の部活文化がブラック企業の温床に(All About) - エキサイトニュース 日本の部活文化がブラック企業の温床に(All About) - エキサイトニュース 

 

言われてみると部活動やってると普通の部活でさえ土日なんかない。スポーツ特待生ともなれば、テスト休みもないし、警報が出てもボールを追いかけた。

野球は熱中症で亡くなる人が出るような日でさえ「夏の甲子園」、サッカーも「年末年始」。奴らに正月などない!

 

1日のスケジュールからして違うからね。人によっては朝練までこなして日没まで部活をするだけでもハードだよね?スポーツ特待生はナイターがついている/寮住まいの関係で力の限りやりますから!

 

そう考えてみると、中学生・高校生は忙しい!主に部活のせいでその忙しさを若さと根性で乗り切っていた感じがあるけど…若いってすごいわ!

 

「勝ちたいならそのぐらいできるわ!できなきゃ、意識が低い」

強い運動部特有のこの熱血な空気はほぼ全員が共有してるし、彼らの言う「ハート」を持ってない奴はバカにされてたね。お互いがお互いを監視し合うプレッシャーみたいなものは活動が盛んな部活にはどこにも流れてた。そして、ダメな運動部についてはそういう空気さえ流れてない(学校内で威張ること・特待生として勉強しなくてもいい身分でふんぞり返っているだけの)連中らと対比して「気合主義」を成功体験として刻み込む。

確かにテクニックが同等の時とか、ここ一番の時には「ハート」は大事だ。そこは否定しないし、そのために気合が必要なのも認める。

 

でも、仕事はスポーツでもテストでもない。平等なルールじゃないし、公正な機会じゃないから気合や愛情何かが発揮されるシーンは少なくなる。

気合を見せるパフォーマンスを学校行事や部活動みたいなモノはカッコいいのかもしれないけど…それは一部の仕事でしか通じない形式美だということを理解して欲しい。

 

  • じゃあ、文化的なできる組織の空気って何さ?

「気合主義」に対して警鐘を鳴らしていた元記事では「近代的な個人主義」を注入することが提言されている。では、「個人主義」な集団とはなんぞか?実体験からその特徴書いてみますか。

 

・時間観念がきっちりしてて、タイムキーパーが必要なシーンでは必ずそういう人がいる。

・表裏の観念がはっきりしてる。(オフレコが「あ、これは言うとやばい」というほどすごいオフレコが出てくる。洋画に出てくる「ギャングのコカインパーティー」のシーンに出くわす感じ)

・長々と同じことをしていると効率が落ちるから切り上げる。

・あと、集団の中に違う考えを持っている人を排除しない。集団に賛同できない人は黙って立ち去る/次回から距離を取るだけで、いちいち喧嘩したり恫喝したりしない。

・情報の密度が極限まで上げられるか、結論が出てそれ以上何も言えなくて止まってしまうところまで時間内は活発に動いてる。

 

これ、読み返して気づいたけど、できる現場もやっぱり分刻みで時間見てる。レベルの高いオタク・ギーク界隈の集まりの特徴を書いたつもりだけど、自分がバイト先で一番儲かっていた企業がそこらへんのシフト運用がうまい現場だった。あからさまに忙しい会社なのに、残業がなく帰れてみんな休みももらってた。

 

チームであれ、突発的な集まり・議論であれ、気合や感情論を廃して必要な情報交換、やり取りに集中できてるね。

その場に持ち込むと空気が悪くなる・議論が進まなくなるようなことは持ち込まない「割り切り」が非常にはっきりしている。

 

学校の文化部は知らないけど、オタクやギークの大人同士の集まりでかつ、みんながみんなそれなりにしゃべれる人が集まると暗黙のルールができ上がるね。ローカルルールだから若干の誤差はあるけど、あままこさんの言葉を借りれば「儀礼的無関心」を共有している。

 

オタクやギークという「趣味性で集まっている」ようでいて、意外と職業や仕事二関するスタイルも共通してる。

 

ブログ関係の有名人の仕事は割と固まっている。「ウェブ関係(知る限りこれが一番多い)」「出版/マスコミ・広告」「医者」「学者」「経営者」「個人事業主・自営業者・ノマド(理由は説明できないけどなぜか多い!)」「コンテンツ」…調べていくとここら辺の人が多い。

 

会社だとウェブ系。全般的には一人で仕事している人が多いね。業種問わず。「気合主義」の人…仲間意識とか体育会系的で序列的な人は少ないのはこのあたりの業種の人なのかな?*1

 

学校であったり、多少ブラックでも許される趣味を仕事にした人の集まりであれば、きっと「パフォーマンスを最大にすること」だけ考えていればいいだろうし、気合主義と言うのはそういう考え方の延長にあると考える。

 

「近代的な個人主義」とは何か?と言ったら、それは子どものような「がむしゃらに頑張る・ひたすらパフォーマンスを上げる」じゃないよ…。もっと現実的な運用・やりくりを仕事やその場を過ごす人との間に持ち込めるかどうか。

 

残業しないで仕事をこなす(定時を作る)/体力的にキツくなりがちな女性でも続く/気力や根性を求められても続かない若い人が仕事の意義を見いだせるようにする…。

 

気合で考えている人はこれらを全部「自己責任」で片付けるから僕は嫌いだし、自分の前に現れた時に戦ったよ。(負けたけど)

 

前時代的な成功体験や熱中の仕方じゃない美徳・習慣をもっと世の中の人が気づいて広めていかないといけない。

気合や自己責任論じゃない、効率的で大人な成功体験が職場や教育の場に必要だけど…まぁ、震災直後に宗教のごとく「絆」とかほざき始めた国には無理だと思うよ。

 

「世の中が嫌ならまず自分を変えろ」

 

ってセリフが攻殻機動隊にあるけど、あの台詞だけは同意できないのよね。ツイッターのタイムラインみたいに、自分が見えている場所を変えるだけで違う世の中があるんだから、そういう場所にたどり着く努力と選択をすればいいんじゃない?

 

と僕自身の「人生のタイムライン」を少しだけ変えて気づいた僕が言うよ。

 

 

 

攻殻の面白いのは働き方とか行動は割と個人主義で効率的な少佐が犯罪者(※笑い男含む)に対しては割と、気合主義で「前時代的な大人」みたいなこと言ってるところなんだよなぁ…。

 

あの微妙な不一致をそのうち検証したいなぁ…。

*1:当てはまらないのは俺・フミコフミオさん・コンビニ店長さんぐらいだね…パッと思いつく範囲でウェブに自分の仕事経歴晒していて、それなりにPVを稼ぎ/有名どころへの掲載・寄稿経験があるブログ界隈の人。※学生のうちに有名になったはぁちゅうさんをどっちにわけるかで悩む。

列挙した瞬間に気づいたけど、このメンツはひどいな。「熱狂的ファン&アンチがいる文章の癖が強いブロガー3人集」みたいになっちゃってる。(ちなみに、はあちゅうさんもファン・アンチともに熱狂的なタイプのブロガーです。なんという偶然)

ブログで稼ぎたいとか有名になりたいとか言ってる本に書き加えたほうがいいな。「ウェブ業界に一度お勤めになった方が有利です」とか「文体や企画など、自分の個人技で有名になるとファンも多いけど、すごく叩かれます」とか補足したほうがいいね。