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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

「アニメは子どものモノ」なる考え方はもう古いじゃない?

アニメ

2つの記事が話題になったので、その違和感を語ろう。

 

まずはこれ。

 NEWSポストセブン|アイカツおじさんに女児が苦言「大人なのにずっと機械占領」 NEWSポストセブン|アイカツおじさんに女児が苦言「大人なのにずっと機械占領」

真偽については「昼間は子どもが並んでるから、アイカツおじさんはゲーセンの年齢制限で子どもが帰った時間から活動する」という反論を受けた。

しかし、この記事の問題は真偽ではない。本来、「子ども向け」とされているアイカツの大人のファン「アイカツおじさん」がたくさんいるという事が分かることが大事なのだ。

 

次はこれ

 大人でも楽しめる!センス良くてカッコいいアニメ - NAVER まとめ 大人でも楽しめる!センス良くてカッコいいアニメ - NAVER まとめ

 内容自体は「よくある自分の趣味を高尚なものだとアピールしたい日が浅いオタクの自己満足」なんだけど…問題はタイトルだ。

「大人でも楽しめる」とあるが、当の大人は日曜日のプリキュアや、アイカツのアニメなど、子ども向けでも大人以上に楽しんでいる。

 オタクだけだと思います?話題の政治家だって、こんなつぶやきをしてる!

 

語彙力、性的表現の関係で「子どもには楽しめない作品」があるのは分かる。しかし、今や子ども向けは大人も見るのだ!これは男性向けだけではなく、女性向けもね!

 

  •  大人向けに子ども向けが内包されてるのでは?

プリキュアアイカツで「少女向けなのに男性ウケする作品」の話をしたから今度は「少年向けなのに女性ウケする作品」の話もしておきたい。

 

まずは…忍たま乱太郎。あのアニメは僕も子どもの頃に見えていたけど思ってたし、一般的には子ども向けなんだけど…女性向けの「子どもには見せられない形」でも人気がある作品なんだ。

 オタクじゃない読者には信じられないかもしれないけど、腐女子に大人気で「とらのあな」やpixivなどで探すと、絶対にNHKで放送できないディープな忍たま乱太郎が出てきくる

 

 最近では、イナズマイレブンが似たようなポジになっている。

 

とにかく12歳以下の性欲・性的な妄想とは無縁の「少年・少女向けな作品」がオタクの成人の彼らの妄想で別作品に…なんてことはザラにある。一般的なカテゴリ分けはオタクにとっては過去の産物だといえる!

 

しかし、「アニメなら子ども向け」「スタジオジブリ作品なら家族で見ても大丈夫な子ども向け」と思い込んで、風立ちぬ・魔法少女まどか☆マギカを映画で見て痛い目いあった人が全国でたくさん報告されている。

 

 

オタク的な作品にハマったばかりの人、あまりアニメを見ない人の「アニメは子どものものだけど、大人にとっても見ごたえある作品がある」という思い込みは間違ってる。

 

正確には「アニメは大人のもので、その一部は子どもが見ても面白い」というのが、現在では正しい。僕の親世代以上の連中からは「アニメ見てる奴なんか子どもっぽい」と真っ赤な顔で言い出しそうだね。

 

…時代遅れの化石共!君たちは「ジャパニメーション」と呼ばれる優秀なアニメ作品や、社会現象になって企業とのコラボ商品化・聖地巡礼などの経済効果を呼んだアニメーションを、まさか12歳以下の子どもたちの支持に支えられているなんて思っているわけではあるまい!

 

日経新聞・産経新聞などでアニメのことを扱った記事を書くような記者連中は最低限度、そのぐらいのことを読者に説明するところから始めてもらいたいものであり、ましてオタクという立場で情報発信するなら、そのぐらいの認識は早く持って欲しいものだ。

 

もういっそ「新たなゾーニング」をやったほうがいいと考える。

子どもと大人が共通して楽しめる(以前なら子ども向けと呼ばれていた作品)も、今や1ジャンルに過ぎないようになった。

 

むしろ、萌えや大人向けの作品だっていっぱいある。今も放送時間を深夜に放送するなどのゾーニングがなされている。ところが、表現についてはゾーニングされているのに、何も変わらない。すごくわかりやすく言えば、大人しか見てない時間帯にもかかわらず「風呂場で女性キャラのおっぱいが謎の光線によって隠される」という規制がなされてる。誰のための配慮なんだろ?

 

いまやその視聴者の多くが大人で、大人しか見ない時間に配慮までしてるのに、どうしてよくわかんない表現規制が出てくる。分別のつく大人が見ることが前提であるにもかかわらず、ほとんど見ていない(見ているとしたらむしろ都合がわるい)子供に対する配慮がなされてる。

 そもそも論を言えば、洋画に出てくる下ネタやHな表現なんかアニメでやってるものの比じゃないぐらい濃いぜ?邦画だって元を正せばハレンチな描写がある映画はたくさんあり、ローカルテレビにエロ枠があったりしたが…なぜ、アニメはなぜをやっちゃダメなの?

 

僕にはよくわからんが、すごくちぐはぐして見える。

 

最近だと輪るピングドラム東のエデンなどがそうだが、大人向けのヘビーなテーマを扱ってる。あるいは萌えアニメと言われるものもバカエロを含んでいるものがいっぱいある。…でも、表現規制は子ども向けのような水準。そして、明らかにターゲットが大人向けで子どもがついていけない作品が増えたのに、「大人でも楽しめる」という不可解なフレーズ・子どもへの置いてきぼり感を指摘する流れのない発言が目立つ。

 

12歳以下の哲学的・社会的・性的な要素を楽しむことの難しい年代に向けた作品の方が少ないのに、いつまでも「アニメは子どものもの」とメディア上で、あるいは表現規制は生き続けるちぐはぐ感はなんだろう?

 

いっそ、12禁指定アニメや15禁指定アニメ枠を深夜放送と劇場版の中で解禁して、「難しいテーマの作品・性的描写の多い作品なので、お子様は見ないでください」というゾーニングをしっかりやったほうが、作り手も作りたいものを無制限につくり込めるんじゃないかな?(大人も得するし、子どもにとっても年齢と合わないような作品を見ないで済むため、規制や住み分けを変えること自体は悪いことだと思わない)

 

最近いくつも洋画を見てたり、表現がおおらか時代の邦画に触れると、現状のアニメ作品の表現というのはいかに不自由化がよくわかるなぁ…。と思うのです。不自由でわかりにくいからこそ、演出とおしゃれさだけが発達するのですが、これが作品をさらにわかりにくくする悪循環に入っているのかな?とモヤモヤする。

 

アイカツおじさんを含めた「大きいお友達」が増え・標準化した世の中にはそれにあった規制や住み分け、あるいはもっと尖ったものを作るための選択肢や発送が必要なのかな?

 

その中に「大人しか楽しめない」と「子どもも大人も」の両方があり、両方のメディアになった発信方法があってしかるべきなんだろうなぁ…。

 

 

 

もうすぐ劇場版が公開されますので、うっかり小さい子を連れて入る人がいないようにお祈りしています。