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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

そもそも、創作って教わってやるもんでもないし…

ラノベ

少し前に美大の学校の話が話題になってたけど、今度は美大ではなく、ラノベの学校が話題になってた。

 ラノベ作家養成専門学校が酷い ラノベ作家養成専門学校が酷い

このブログを読んでいる学生さん、専門学校に通おうと考えている人に考えて欲しいテーマだからこれをやることにした。

 

  •  学校に行く理由は2種類しかないんだよ!

「目的意識としての学校」の存在意義は2つに分けられる。1つは医者や教師など「大学での勉強を通じてのみ取得できる資格を取る」こと。もう1つは「大学の設備や大学にいることで得られる時間や人脈を活用して、自分の勉強をする」という事。

 

僕は経済学部出身だから、大学の単位取得によって得られる資格がせいぜい教員ぐらい。でも、教員免許も取得していないから自分の勉強が目的で大学に行ってた。

 

資格にさえ興味がないのであれば、学閥色が強い学者や官公庁、一部企業(電力会社や銀行など)に就職しないなら大学はどこでもいい。文系大学生の場合はそれほど設備・講師の差もない。いや、正確にはこうだ。

 

学部生・大学院生ごときの学力だったら、おおよそどこの大学の図書館の資料でも足りるから、気にしなくてもいい。

 

理系は設備が書籍や教員の問題ではなく、むしろ土地とかマシンである場合がある。これも普通に高校の勉強で進学した人にはあんまり関係ないんだけどね。

 

でも、理系の場合は高専、農業・工業の高校があるから、文系よりも予備知識をガッツリつけてくる人がいる。その手の人になると「設備が整ってるところに進学しろよ」という話になる。が、そのクラスの人はそのぐらいわかってるから言わなくても、やってる。

 

最後に「先生について」だが、これはやりたいことがカッチリと決まっている人はよく選ぶべきだが、そうでもない人・専門知識がほとんどない人が大学に入る分にはそれほど選ばなくとも良いし、選んだところでそれほどの知識が相手から吸収できるだけのスキルが自分にない。

 

  さて、今回お題にした「ラノベ作家養成学校」だけど、これはどうに見たらいいのか?だね。別に「一級ラノベ作家試験検定」なる試験があるわけでもないので、多くの人が専門学校に行く理由は時間、機会の確保のためだろう。

 

ここからが大事だ。文学部・経済学部・社会学部・政治学部はその専門じゃなくても勉強できる。知識やアプローチ、歴史や専門的な情報が必要でそれを教えてもらえるから、大学に行く意味は否定しない。否定しないけど、与えられた単位をこなしてるだけの人に言いたいのは「文系の学問は1ヶ月みっちり勉強すれば大学卒業相当の知識は得られる」こと。(1ヶ月で最低限度テストでとっぱする程度の学力はつくと思う)

 

ラノベ作家養成学校についても、知識自体は書籍数冊でどうにかなるレベルで、書くことがそもそも大事なのだ。現にラノベ作家養成学校も在学中に作品を作ることを目標にしている。

 

さて、ここで下の記事から少し引用してみよう。

 現場学校も酷い。

プロ講師がキミを指導する!」なんて宣伝してるけど、ほとんどが無名作家

 そういう自称プロ作家と話したのだけど、あの人たちまるで教養がない。

 柳田國男聖書構造主義も知らない。

 あまりにもモノを知らないから、「ラノベの角川一強は半端ないですよね」とレベル低めに話題ふると、「え!? 角川ってそんな凄いんですか?」

 もう、帰っていいですか?

 

単位が簡単に取れる文系大学でも、大学に行く意義は先生に質問ができるということだ。だが、ラノベ作家養成学校の場合はそれすらない。先生がモノを知らないのだから、質問をすることもできないし、モノを知らない先生に小説を判定されるのだから、世の中の大半の人よりも低めのレベルの人が読むように書かないといけない。

 

  • 創作はまず「体験」、次に「ネタ育て」だよ?

 僕は「ブログを続ける上で大事なことはネタを育てること」と思う。教養、希少な体験が大事だと昔は思ってたんだけど… むしろ、希少な体験なんてものは誰もが持ってる。

 

僕の例で言えば、転勤族の家で育ち、ブラック企業に入って馴れないDQN系の人と仕事してみたり…。

友人からうらやましがられるんだけど、僕から見れば、むしろその友人の語りを聞きたいぐらいだ。生まれから就職までを僕の育った神戸でずっと暮らし続ける友人がうらやましい。 

僕転勤族ゆえに、幼馴染とか腐れ縁を感じさせる人の存在がないから、タッチみたいなアニメの世界のキャラがよくわかんない。だが、友人ならそういう概念がもっとよくわかると思う。

 

ところが、 当の本人には希少価値がわかってない。わかっていれば、何かが書ける。でも、わかんないからどんな面白い体験をしてても月並みなことしか書けない。

例えば、僕の友人が幼馴染との恋愛の話を書いたり、街から家出する話を書いてくれたら無条件で読むわ!500ページ以内なら読む。1000ページかかるんだったら、2回に分けて欲しいけど、面白そうだから読みたい。

 

でも、その友人は自分が過ごしたちっぽけな世界観がちっぽけに感じてるからそういう話は書かない。これがポイントなんだ。

 

そういう具体例はもっと有名どころにもある。秘密のケンミンショーやアドマチック天国、孤独のグルメの面白さはそこだ!地元の人からしたら当たり前と思ってることを他者の目で「いや、それはすごく面白い事なんだ!」と取り上げる。

 

「当たり前」を自分の身の回りにある平凡な話や週間を他人にもわかるように伝え、できれば面白いと思ってもらえるようにする…これこそ創作の本質。自分の中では当たり前に見えてしまう話をいかに説明するか?面白い説明をして人に聞いてもらえるようにするか?実体験に裏打ちされた創作物を作る事そのものを簡単に言う人がいるけど、それって意外とできんよ!(全く何も知らない人に一から説明するのは意外と骨が折れる)

 

「ブログを続けるために」という言い方をしてるけど、別にブロガーだけに言った言葉じゃない。

絵師さんに聞いても、やっぱり「服屋で働いてた」「旅に出たことがきっかけで…」と経験を掘り起こして作ったネタを多く聞く。また、自分が働いてたIT企業の話から作品を作ったラノベ作家もいる。

 

体験を掘り起こしていくことが「書けるようになる」道で、人に書き方を習っても書きたいこと・好きなこと・書くためのネタとちゃんと向き合ってない人はそもそも何もかけない。

 

断言してもいい。ブログさえ10日続かない。クオリティ以前に続かない。

 

ラノベ作家の学校に行く人に言いたい。

公開するかどうかはともかく、年に短編集を10本書くのを目標にしたら?長く書くよりもむしろ書くという段取りに慣れきってしまうことのほうがずっと大事。

 

自分が同人誌を作ってみて気づいたんだけど、ブログで訓練したおかげで大学時代の僕だったら挫折するぐらいの長さを楽々かけた。驚く程ね。

体育系の部活は一日中やり込むくせに、試合で動いてる時間ってその半分もないよね?あれと同じ理屈で、文章も練習を長ーくやると本番が短く感じるようになる。

逆に言えば、スポーツ選手がそれだけハードな練習をしていても試合になると短い時間で疲れる。それは試合でそんだけの緊張感を持ってるからだ。

 

文章もそう。お金をもらうとか、誰かに校正されながら書くとなりと段違いに疲れるようになる。自分でも多少の手直しはするけど、ダメだしされて戻ってくる。そういうプレッシャーの中でやると、やっぱりタフでないといけなくなる。

 

…と人の雑誌(同人誌)に寄稿するときに嫌というほど感じた。

 

  • じゃあ、なんでラノベ作家養成学校みたいなとこに行っちゃうのさ?

セミナーに参加したり、軽薄なビジネス書に手を出す人のおおよその心理というのは「お手軽に技術を習得したい」という話なんだよね。

前述した内容を読んできた人はわかると思うけど、「めんどくさそう」と感じている人もいると思うんだ。いや、実際好きじゃないとめんどくさいし。

 

オタク系の専門学校自体がうさんくさいと言われてるけど、絵とかゲームは一応まともなところもあるんじゃないかと思ってる。技術が占める割合・もっと言えば先生が先生として機能する割合自体がラノベ作家養成学校よりは高いだろうからね。

あと、コメントでは「お笑い芸人の養成学校」という話も出てたけど、あれだってコネを作る意味ではまともだよ?ちゃんとした学校に行けばね。

 

ラノベ作家養成学校の問題点は2つ。1つは「ラノベ作家として食べて行けている人が少ない」という事。副業で作家している人もたくさんいるし、ヒットが続かない人もいっぱいいる。おまけに、自主制作でのヒットが難しいジャンルなので、学校に行ってまでやる仕事ではない。

もう一つは「芸人養成学校」のようにお金が稼げるような成功モデルが誕生していないし、これからもほぼ誕生しないという現実。

 

でも、お手軽に・楽して何かを成し遂げたい人にとってはそういう将来の計算なんかが働かないからこういう学校がのさばってる。

 地道に勉強する・練習するってことが嫌いな人達の怠惰に漬け込んだ「うまい話」であって、引っかかってしまう人は「抜け道・近道がある」と思っているからだろう…

 

もしくはラノベ書きになりたいなんてのは漠然としたあこがれで、本音は単純なラノベ好きなんだろうね…そんな理由で人生と学費を無駄にされたら、それこそ「親が泣く」というやつだ。

 

 

 

ラノベの書き方の本とかそう言う人のために貼ってもダメなんだ!心を鬼にして「旅行してき?」と言ったほうが多分書きたいものに近づきそうな気がする。