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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

長時間労働?自己満足でしょ!


あまりにもひどかったから、増田を叩き、脱社畜ブログを援護するとしようか。

 

長時間労働すれば仕事ができるようになるわけでもない - 脱社畜ブログ 長時間労働すれば仕事ができるようになるわけでもない - 脱社畜ブログ 

→こっちが援護する方 

 長時間労働しないと仕事はできるようにならない 長時間労働しないと仕事はできるようにならない

→こっちが叩く方

 

  • 仕事仕事というが、具体的になんだよ!

頭のいい人は察しがついてると思うけど、頭の悪い人のために「スーパーの女」という伊丹十三作品の話から始めていこう。

 

映画「スーパーの女」にはレジ担当の女性(副店長)がいくら言っても言うことを聞いてくれない職人さんが二人出てくる。一人は鮮魚のおじいちゃんで「職人魂」を持って仕事をしている人。もう一人は職人のフリをしながら肉を混ぜて偽装して売る精肉担当のオヤジだ。

 

鮮魚担当のじいさんがどうしても仕事を人に教えたがらない。そのおじいさんに

「みんなが刺身を作れなきゃ仕事にならないから、みんなに刺身の切り方を教えて欲しい」

と頼むと、職人のこだわりとしてこう答えた。

「仕事というのは教わるもんじゃなくて盗んでなんぼ。」

 

その人の切る刺身が美味しかろうが、魚の目利きができようが、職人であるだけではスーパーの鮮魚部もろくに務まらんわけだ。

 

だが、増田はこう言ってる。

勉強でもスポーツでも音楽でもそれを長い時間やらないと身に付かないだろ?仕事も同じで長い時間働かないと仕事はできるようにならない

ああ、間違っちゃいない。だが、仕事とスポーツ・音楽・勉強には大きな違いがある。

 

さっきの魚屋のじいさんを例に出せば、こうだ。

「魚をパックに詰めて並べ、機会を見て補充する」

…鮮魚担当の仕事だね。

「魚を切り身・刺身にして、売れるようにする」

…これもそうだ。

「市場で魚の目利きをする。」

…会社にもよるが、広い意味で「鮮魚」の領域で、スーパーによってはバイヤーではなく個々の店舗でもやってる。

 

…これらは全部仕事だ。でも、鮮魚単体で儲かる、そこに個人で独立したいなら経営や販売、部門のチーフ・店長でお客の前に出て行くなら接客力だって必要だし、自分の周りで働く人づくり(仕事を教える・違う世代、性別の人と接する)スキルも必要だ。

 

だけど、この増田はどこまでが仕事かを書いていない。いや、もし「ステップアップしていく全ての工程のことを言う」という優しい定義にしたとしても、増田は大きな間違えを犯している。

 

仕事ができるようになるには仕事を大量に長時間こなすしかないんだよ。

 

いいや、違うよ!!刺身を切ってるやつが刺身を切り続けたって消費者心理なんかわかんないし、経営・販売の勉強なんかを時間外に勉強してこそ、伸びるんだよ!!

組織は分業してるからこそ成り立ってる。だから、人の仕事を取ろうと思ったら、その仕事の勉強をする時間を大事にしなきゃいけない。バカ正直に働いてたって、「仕事」は上手くならない。

 

そういう商売の知恵ろは消費・余暇から生まれることもいっぱいある。職人という立場で考えたら、高級魚や美味しい魚という技術論になってしまうのだが、その技術を活かすためのヒントはお客を見たらある。

 

自分が八百屋だった時のよくある失敗を言えば…「食べ方がわかんないもの(野菜・果物・魚)が安くても、これを買ってもどうしたらいいかわかんない」という話。

例えば、クレソンとかパセリがすごく安かったとして、いっぱい買えたとして「どうやって料理するんだ?」というのがわかんないと売る方もたくさん売れるのは自営のお店に対してだけで、普通の主婦には買ってもらえない。魚屋も美味しそうなモノは置いてあるんだけど、どう調理していいかわからんから買わないで出ちゃう。それは目利きの問題・保存の技術以前の問題。

 

サービスをどう提供するかという販売力のおはなし。

 

実話を言えば、売れない魚屋は無造作に新鮮な魚が置いてあるだけ。加工法が思い浮かばない魚がたくさんある上に、さばいてくれる人も見当たらない。八百屋もそう。加工の仕方を説明できない仕事バカが見栄えだけは良いモノをおいていても売れない。

仕事が上手くなると言ったって、ノウハウがその仕事の外にあるときは仕事なんかしてる場合じゃない!家に帰ってナベでも作った方が意外で儲かることもある。(これ、企業間取引も同じだからね。「雑談力」なるものが流行ってるけど、その雑談力のネタはうちで見た野球中継や朝見た東スポだったりするんだよ。仕事だけが仕事じゃないんだ!)

  • 仕事を作ると言っても…周りを納得させなきゃ!

あと、増田はこんな事も言ってた。

 

ああなりたくなかったら生活の全部を仕事に捧げる気持ちで働けよ

 

全部の生活を仕事に捧げる?これどう言う意味?さっき言った魚屋・八百屋が仕事のない日に料理してお客の質問に答えたり、安売りの提案を考えるため研究のこと?ではないようだ。

会社以外で語学やら資格勉強なんかやってたって仕事なんかできるようにはならないから。

 

あ、勉強もしないで、どうやって魚屋さんが店長や部門統括部長になるんだろう?と思って読んでいたらこう書いてあった。

 

本来の仕事なんかすぐ終わらして、他に仕事をもらうんだよ。仕事がないんだったら自分で作れ。

 

…半分同意するけどさ、組織の中に仕事なんか常にあるとしたら…それは相当に不健全よ?暇すぎるとしたら人の雇すぎだし、忙しすぎる中で、自分だけが暇なら、それはやり方を教えてないあなたにも責任があると思うよ?

確かに、仕事は自分で作れるけど…自分で作れる仕事の範囲には限界がある。権限の壁がある限りはそれをさせたらまずいことはおおよそさせない。 

 

仕事をもらうとか、作るとか言うけどみんなでやることなら自分一人だけ変えたって良くならない。みんなが変わるようにしなきゃ仕事なんか作っても、作ったことにさえ気づかれない。いや、作ること自体が人の迷惑になることだってある。そのすれ違いがないように、自分が作った仕事・提案に納得してもらう根回し・手回しまで含めたすべての段取りが「仕事を作る」ということになる。

 

そこまでちゃんとできるやつがどれだけいるんだろうか?そこまでの提案・提言をまとめる力は上司と雑談する力をちゃんと付けてたり、遊び(やあそびたがるめんどくさがりな性格)からアイデアを掴んだやつにできる芸当なんじゃない?

 「脱社畜ブログ」さんの言う「効率よくやること」なんじゃない?効率よくやるんだったら、バカ正直に仕事ちゃダメ

  • 長時間労働なんて、自分の自己満足やで?

 棺桶に片足突っ込んだようなじいさんと仕事すると、多くの場合はこの「効率よくやろう」という発想がない。

そんで「一生懸命やる」というのが代わりにあって、これがすごくややこしい。お客のことなんか考えずに「一生懸命やればどうにかなる(あるいは自分がそうしたいからやる)」というだけで、お客さんのことも、会社のことも、横にいる同僚のことも何も考えてない。

 

それが長時間労働の正体。

・上司になれば、自分がルールで頭ごなしに人にモノを押し付ける。(そんで教育もしないし、言葉に責任を持たない)

・部下になれば、上司の言うことを聞かない。聞かないだけじゃなくて、成果を出すためにお客にも、上司にも嘘をつく。

 

でも、それでも一生懸命やっている(仕事のために嫌なことを我慢してやってる)自分のことを仕事人だと酔いしれてる。

「悪気がない」「善意でやった」「会社のために」と言って仕事を長時間やってる自分を偉くて、それをしない若者を偉くないと思ってるなら、そんな奴に僕は仕事を頼みたくも教わりたくもない。

 

だって、メンツばっかりなんだもん。仕事をこんだけやった?俺は何年頑張った?

知るか!それがどれだけお客に貢献したかを説明してみろ!お客に、会社に、あるいは周囲の人に貢献したという話をしてみろ!

 

「仕事に生きる」なんて聞こえはいいけど、新しい仕事を作りたいんだったら仕事のあとに飲みに行ったり、余暇にアイデア考えたり、勉強したりしないとダメだよ。

 

 

本当に会社のためになる人はどっちだよ?

1、人に文句を言われたり、疲れることだと分かっていても新しい仕事を考えて、提案して「効率よく」仕事をしようとする人?(部下やバイトにでも仕事をできるようにして事業を拡大していく人)

2、会社の経費を使って遅くまで会社の中に入り浸って、仕事してやっと成果を上げる人(また上司になると部下ごとそれを強要し、売上こそ上がれど、経費をあげ離職者や労災を作ってしまう人)

 

もう、僕の口からは答えは言いません。ただ、まともな会社なら離職率は少ないほうがいいと考えるだろうし、経費も少ないほうがいいと考えるだろうし、お客さんから見て社員の人柄や話が面白いほうが商品が売れると考えるでしょう。

 

なら、どっちの方法でそれを実現しますか?と僕は問いたいのです。

 

・参考資料

 

 

接客・販売に興味のない人でもぜひとも見て欲しいわけです。コメディーとしてもなかなか楽しめるし、完全なハッピーエンド・勧善懲悪よりもずっといい落としどころになってるので。

 

 

残業禁止で効率化を実践している企業のお話です。

特に素晴らしいのが「報連相」禁止の代わりに、提案はどんどん募集しているという企業文化です。報連相って本当に必要なとき・手に余ったときでいいんです。

報連相の文化が人の時間を無駄にしてるといっても過言じゃないです。

 

 

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