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かくいう私も青二才でね

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「推し膜」問題について考える


なかなか恐ろしいものを見た。 

 「推し膜」 声優オタクの間で密かなブームに 「推し膜」 声優オタクの間で密かなブームに:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)

 

ジャニーズファンやAKB48などのアイドルファンの中で「推しメン」と言う言葉で、自分の好きなアイドルのことを呼ぶ。

これを声優オタクの中でヘビーで狂信的なファンの間は「推し膜」 と呼ぶそうだ。

 

ご察しの通り「推し膜」の「膜」は処女膜のことであり、とても悪趣味な言葉が作られたものだ。

リンク先の記事で声優オタク達がしている「2つの業」があり…かなりキモい。

 

1、女性声優がクリスマスに男と過ごしていないか監視
→監視してどうするというのだ…。と思うが、実際にやってる人達の情報が舞い込んでくるから実在はするらしい。

2、女性声優の生理周期を考察

→声優はお前の恋人じゃねー!…と思うが、気持ち悪い声優オタクとして有名なリンク先の管理人によれば、どうやら実在するらしい。

 

声優オタクの名誉のために言っておくが、みんながみんなこんなに気持ち悪いことを考えているわけではない

だが、特に女性声優はアイドル化の一途をたどってきたため、ここまできてしまうと、別の側面が見えてくる。「そっちにはいかないで欲しいなぁ」と心底思っているが…。

 

アイドルとは「技術よりも名前がひとり歩きして評価される人」と言われることもあるけど…それを勘違いも甚だしいじゃない?

声優で食べていける…いわゆる「仕事にする」だけでも狭き門だし、アイドルのようにもてはやされる時代があっても芸がある人じゃないと長続き/再ブレイクしないからね。

 

というわけで、声優の技術とかそれを無視した頭ごなしな話について語ってみたい。

 「声のお仕事」なめんじゃねーよ!

当ブログで声優の話をやったことがないから、当たり前のところから。

 

声優自体はそもそも「性的な商品(サービス業)」でもなきゃ、「人気商売でもあるけど人気が技術をカバーしてくれる仕事」ない。

人気やお色気系の演技のせいで誤解されることがあるけど…人気だけでは絶対に成立しない。

 

むしろ他の役者稼業と同じく「職人芸」の賜物であり、単純に「美人だったら」「声がよかったら」なれるものではない!なるだけならまだしも、「下手な声優」と分類され、評価された時にはアニメ/声優双方のファンから批判されるため、精神的にタフでないと続かない!

 

 

…ということがわからない人が最近は増えて困るんですよね…

(参考資料:ホリエモン「声優ってそんなにスキルいるの?」発言に人気声優の緒方恵美さんや榎本温子さんがコメント – ガジェット通信 ホリエモン「声優ってそんなにスキルいるの?」発言に人気声優の緒方恵美さんや榎本温子さんがコメント – ガジェット通信

 

 …スキルがいらないのでは?という人のために下手くそな演技のアニメをいくつか紹介するところから始めたい。

ここで言う「下手」とは「滑舌が悪くて聞くに耐えない」「セリフを読んでいるだけで、感情が伝わらない(わざとらしい)」などがあるが…悲しいことにアニメは実在するし、もっとひどいアニメも実在する。

 

とりあえず、「下手な声優」を体感したい人はソウルイーター屍姫のアニメを見ると良い。今は知らないけど、当時は小見川千明・秋山依里の両名がアニメーターと原作者の血と汗の結晶を木っ端微塵に砕いて「絵はいいけど、声がダメだからアニメが見られない」と人々からブーイングさ。

(特に小見川千明さんについては、僕の大好きな「それでも町は廻ってる」でも主演を務めて、豪華なアニメスタッフメンバーの努力を潰していった人なので「彼女が出てると知った時点で誰が監督をやっても見ない」と決めてる) 

 

…いや、「両方共アニメとしては豪華よ?」屍姫ガイナックスソウルイーターボンズそれ町はシャフトで新房昭之監督。(細かい原画スタッフなどについては割愛)…実際アニメだけならどの作品もすごく絵が綺麗だったり、アクションがかっこよく、制作スタッフや制作会社を見てアニメファンが信用するようなメンツなんだ。…でも、主役の声がとにかくダメ!

 

逆に声がいいアニメは…どれを勧めたらいいかわからん。最近見たものなら、true tearsなんだけど…好みがあるからこればっかりはどれがいいとか悪いとか言い切れない。

ただ、ある声優さんが声優になるきっかけとして「(アニメ版ポケモンの)ピカチュウは同じセリフしか言えないはずなのに、抑揚や声の演じ分けで、感情を伝えられるからすごい。ああなりたいと思った」と言うように、間違いなく声優の演技力は存在する。

 

さっきは「声優がアニメーターの努力を潰した」と言ったが、むしろヒロインのセリフが多くて、なおかつ動きよりも日常や恋愛について描いた萌えアニメでは「声優がいいから見る」「演技が良かったから動画にした」「声がエロい」という逆のパターンも存在する。

 

…ここまで言っても、演技力の存在を認めない人は「息」だけで感情を伝えてみてください。声優でない人が声優の演技を見て一番驚くのは「息」だと着目していた人がいて、そこに気をつけて聞くと本当に驚かされたので。

 かわいいのは「+α」であって、声優業あってこそじゃないのか?

ケーススタディーとして、原田ひとみさんという声優の話を少し。

この人はなかなか事情が複雑。歌えて、演技も良く「声優」として評価されているが…別の意味でも有名な人である。というのも、

 

めっちゃおっぱいが大きいのだ!そして、声優ファンのリスナーが引くほどの(女による女への)絡みとセクハラ発言を普通にやらかしまくるエロ魔神としても有名!

 

そのため、彼女の演技や歌の腕前以外にも、彼女自身のファンというのがけっこういる。声以外の個人のキャラクターとかルックスとかが好きな人ね。

 

当人がどこまでが演技やネタっぽい振る舞いで、どこまでが本気なのかは知らないけど…声優がアイドル化することはアイドルっぽいことができないといけないわけ。

それこそ、声優の女の子同士でイチャイチャしながら写真を撮ってみたり、性的だと思われても仕方がないトークをしてみたり…。

 

こうなってしまうと「原田ひとみ演じる、閃乱カグラの飛鳥ちゃんが好き」という人だけでなく、「原田ひとみの爆乳に僕の太巻きを挟みたい」みたいな人も出てくる。

 

…それはわかんなくはないけど、だからって「推し膜」はないだろうに…。

そりゃ、美人で芸達者な声優さんもいるけど、それらって「声優業+α」なわけじゃない?

少なくとも声優としてのスキルを評価してたら「推し膜」なんて気持ち悪い言葉はおかしくない?

 

「膜」と言った途端に、声優じゃなくて女で自分の好みだったら割とだれでも良くなってしまわないかな?声優が女性であることは否定しないし、色気のある演技やビジュアルなのも否定はしない。でも、膜という「処女性」「性的な意味での女性そのもの」を求めてた途端にそれは「声優の誰々」じゃなくて「好きな女がたまたま声優だった」という話にならないかな?

 

「推し膜」から派生する声優の生理やクリスマスの予定の把握なんてもはや仕事への評価とかじゃなくて、なんかしらの恋愛要素…それもストーカーじみた方向に恋愛要素を求めちゃってるよね…。

 

いや、恋愛を求めるにしてももうちょっとないのかねぇ?

人のことを膜呼ばわりするのは、仕事として評価する・しないの観点からもいらつくけど、口に出して言って「それがファンとしての愛情表現」と言われても、それは女の人が男のことを「歩くち○こ」と言ってるのとほぼほぼ変わらないんだぜ?

 

技術評価せずに、ビジュアル評価で「膜」呼ばわりする人にお金出させるようなビジネスモデルは浸透してほしくないなぁ…。声優が良くないとアニメ見てても面白くないし、それでアニメーターの努力が踏みにじられても、声優のしごとが悪く言われても不愉快だからね…。

 

 

 

 名誉のために貼っておくけど…ソウルイーターは後半になってもけっこう面白いです!あんまりインフレしないで正しい少年マンガで居続けてる名作だと思う。

 

アニメは…うん、泣きたい(´;ω;`)

 

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