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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

人々は支配されるために生まれてきた

教育論

昔から悪役の台詞に意外と納得してしまうものがあるが…タイトルに出てきたセリフもまた然りである。これは今年の夏に公開された「アベンジャーズ」という映画のワンシーンだが、昨今本当に「人々は支配されるために生まれてきた」のでは?と思う日常のシーンに出くわすからただの「映画の一場面」で捨て置けないのだ。

  • 社内ニートなんてものは「支配されること」でしか生きられない金魚鉢では?

私は仕事場で「社内ニート」的な人をあまり見たことないが、時折「SPA」などのゴシップ誌や、インターネット上では「会社に行っても仕事がなく、ひまつぶししている」という人を見かける。数が多いわけではないだろうが、本当にいるのだろう。一応、優秀なバイトの加入で社内ニート化した上司を見たことあるから、「いない」と言い切る気もない。

では、なんでそんなものが現れるのか…という議論だが、会社の中で「仕事を自発的に見つけられない人」がいるからだろう。暇なら暇なりに会社の中で問題を見つけて動くことが可能なはずだが…それすらもなかったり、上司も上司で自分で仕事を作れないから今の仕事を守ってしまうのだろう。

「人々は支配されるために生まれてきた」という台詞だと聞こえが悪いから、言い換えてみよう。「社内ニートが生じる会社とは自ら問題解決をする意識がない企業の集まりであり、企業という巨大な親鳥から餌を貰わなければ生きていけない雛鳥である」と。


そして、「考えない社員」に関する議論をするとよく「成果主義が悪い、成果主義で仕事を教えられないようになった」という人がいるが、果たして本当だろうか?
『成果主義で情報を出し惜しみしたから「社内ニート(にならざるを得ないほど仕事を知らない社員)」が誕生した』というが、社内ニートや新人が多過ぎると負担がかかるのは多くの場合中堅だよ?(※経験者談)
チームが増えたり、人件費が増えれば、ノルマが厳しくなるのが営業マン・販売員の相場だよ?(※経験者、語る)記者連中や、経営者・学者はそんな常識も知らずに、「成果主義が悪い」とか言ってないよね?

他方、「人々は支配されるために生まれてきた」という言葉とは反対の性質が人々は持ってる。それは「システムよりも人間の方が知っている『暗黙知』が現場にはたくさん落ちている」という事。本当は数値化なんか必要ない。現場がやせ細る原因は人事だ。骨太になるのもまた人事だが、正当な人事がなされるために、優秀な社員・人の心を持った社員は常に動き続ける。

ダメになりそうな社員を助け(られ)、できる新人は持ち上げる。逆にできない新人は抹消工作さえもかけるし、そこまでやらなくても悪い噂が立つ。経営陣・上司は「こいつに上がってきて欲しい」というやつは精一杯支援するし、こいつには…と思う奴には無視する。「言われるうちが華」という言葉があるが、社内ニートが発生する会社・部署で起こっていることは「北朝鮮」のような虚無感なのだろうと思う。僕は虚無感すら感じるほどの「人々の無関心な態度」で見られている社員をよく知ってる。だけど、そういうのに晒されても本当に無能な人は居直るだけなんだよ。本当にダメな奴には「ダメ」だと言ってやらないと、辞めない。中途半端にできる奴ほど虚無の中で戦おうとするし、現場がその人を守ろうとする。

「成果主義が悪い」のではない。経営者や社内政治家達が裁定を間違えることが悪いのだが、誰一人それを言わない。私利私欲のために、現場のできる奴を駆逐した上で、自分がトップになろうとする「我欲」が「システムによる人事・点数による評価」が容認してしまったから、話がおかしくなる

例えばだが、営業マンの点数を下げることなんて簡単だ。新人をつけて、酷いネタを付けて、ひどい場所に行かせればいい。何十回もやられたよ?嫌がらせだとしか思えないほど酷いネタを持たされて、抗議したときに取り合ってもらえないことが何度あったか…*1

成果主義なんていうのは人事権・采配権をとって我田引水にしてしまえば、出世できる。人事権・采配権は誰を見捨ててでも社長の命令に従うイエスマンをタフに演じ続ければいい…というだけなんだ。…俺にとっては一番苦手だし、やるぐらいなら腹を切ると思ってる卑しい行為だけどね。

僕が営業マン辞めたのはそういう理由。自分のものならいくらでも売りたいし、自分が惚れ込んだ商品を好き勝手宣伝するのは良い。現にブログを通じてどれだけ「ロボと少女(仮)」と蟹丹先生と日下公人先生の著書を読者諸君に勧めたことか(笑)だけど、それが組織だって営業代行だ、ノルマだというものに追われてやると、絶対に頭のおかしい脳筋イエスマンが出世するのを知ってるからやらないと決めてる。

「人々は支配されるために生まれてきた」とはそんな意味。仕事を作り出す力もなければ、現場のために上役やお客・妨害者と戦う気骨もない出世したいだけのイエスマンが会社を牛耳った先にあるモノが「支配されないと生きていけない人間達の虚無」しかないから。

虚無に住む連中とは何か?自分で仕事を作る事をよしとせず、自分でも仕事を作れないから人に仕事を取られまいと蹴落とす連中の集まり。もしくは、システムの上で点数になる仕事しかしない連中。システムの矛盾、上役の最低の矛盾に気づいていながら内部闘争に口を出せない傍観者。

「人々は支配されるために生まれてきた」から…システムってものが矛盾する事、老朽化することに気づかず、また面倒事を嫌ってそんな与太者にすがる。実際の商売とは、スポーツとは、あるいは創作とは…臨機応変にルールやシステムの及ばない部分にこそ秘訣があるのだが、そんなものを見ようとはしない。

言い換えれば、「怒られると知りながらわざとバス停の前に止めるタクシードライバー」が儲かり、「文体が稚拙でも人々が考えている不安・葛藤・怒りを代弁した小説」こそがウケる。

よく「ルールを守れ」というが、「ルールがあなたを守るとは限らない」事を知って言っているのだとしたら、その人は涙ぐましいほど信心深い御仁orスパイシーな詐欺師のどちらかだろう?正義を振りかざす人間はお人好しバカor無慈悲な賢人と相場が決まってるんだよ。

  • 人を幸せにしない嘘が増えたなぁ…という不満を共有できる人がいない

嘘には3種類ある。他人を貶める下賎な嘘・自分を助けようとする軽薄な嘘…最後は「方便」。嘘スレスレだけど、嘘でない。でも、限りなく嘘に近いことを言うことで場をうまく進める潤滑油としての「方便」。

僕は詐欺師の嘘は「他人を貶める嘘」であると思っていた時期があったが、これは一面的な見方で、経済学上…もしくは商人の理論で考えれば、多少なり腕に覚えがある商人は皆、詐欺師だ。本当に詐欺に問われる詐欺師と商売の間に「モノを受け渡すかどうか」「返品を受け付けたり、真摯に対応する誠意があるか」の違いはあれど、商売道具は同じ「嘘」だ。

当ブログではおなじみの前職の会長さんのお言葉にこんなのがある。(2つ書く)
「嘘も方便。嘘も付けないなら人間辞めちまえ。バカ正直なだけじゃ、何も面白くない」
「おい青二才!いいか、俺達は良いことをしに行ってるんだ。多少のやっかみや警官が来たからといってそこを忘れちゃいけない。良いことやってると自信を持って相手に持って行ってもらわにゃ、お客さんのためにならんだろ?」

そして、会長語録からもう一個。(もう常連さんは耳タコだと思うけど、もう一回。)
「モノ売ってんじゃない。君達のパフォーマンスを売ってるんだ。パフォーマンスをお客さんに見てもらいなさい。」

詐欺師にとってのパフォーマンスは「トーク」だ。そして、商人もまた「方便」の存在を肯定し、しゃべりを生業としないタクシードライバーだって、儲かる人は怒られるところに止める事で意思表示を示してる。

「商人」というとインテリ層が「下賎なもの」と思うから、外資系企業にお勤めのオヤジの発言から説明してみましょうか。
「ビジネスは塀の上を歩くのが一番儲かる。フェアプレーだけじゃダメだし、塀の向こう側に落ちてもダメだ。ルール違反だけど、そう見せないぐらい(それが許されちゃう程度)のグレーゾーンを狙っていくもんだ。」
…多分、当ブログを読みに来ている人のほとんどは知ってるであろう超企業の御仁がこう仰っている

「嘘をいけない」と女の腐ったやつ(※特に社会経験に乏しい主婦や学校の先生)が言うことがあるが、方便やルール違反なんてそこらじゅうにあふれてる。当ブログに「学校の先生」が…いんや、僕に国語か社会科の先生やらせてくれる酔狂な学校があれば、僕は生徒達に言う。
「嘘がいけないんじゃない。その嘘が人を幸せにしたり、物事を解決できるモノでないこと、あるいは嘘がバレてしまう弱々しいものであることがいけないのだ。」と言います。

だが、正義を掲げる人間…法律だったり、love&peaceだったり、人権だったりを掲げる人間はそういった悪徳の存在そのものを否定する傾向にある。だが、人間とは悪徳から生じる恍惚、優越感が大好きな生き物だ。無意識にそういうものを得ようと体が、頭が動いている生き物だ。
私に言わせれば、「バカとハサミは使いよう」なのよ。人を幸せにする嘘のつき方を教えたほうがずっと有用なのよ。

だけど、そういう人がいない!だから、「自分を守るためだけの無意味な嘘」が増えた。自分を何から守るか?現実と直視する恐怖…とりわけ空気や支配者と戦う事から自分を守ろうとする「自分も他人も幸せにしない嘘」が増えた。

たとえば、いじめや自殺について「良くないと思います」「いじめた人が悪いと思います」と言ってる人のほとんどはそうだよ。実際のところ「関心がない」どころか「わかんない」んでしょ?あるいは行き過ぎた大きな声に叩かれるのが怖いから「いじめられたやつにも責任や失敗があるけど」という言葉を伏せている。

「人々は支配されるために生まれた」という言葉をもう一回見てみよう。大きな声に惰性で追従する人間の姿が実態のない「多数派の空気」を作っている。…そして、そういう嘘を振りかざして他者の足を引っ張る人までいるのだから、本当に支配されるために生まれたと言われてもおかしくないのだよ。

それはお金が、システムが…という話ではなく、長いものにまかれるために誰も幸せにならない嘘を付いたり、自分の無能さをシステムや他者の話にすり替えて逃げる人間を見て感じる。…こういう議論が上がってこない事で傷を舐め合ってる発言者・表現者諸君も含めた話としてこの記事をアップしたいんだ。

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*1:俺に社会経験が足りないとか吐かしおるnekora氏や新月お茶の会の人はそういう辛酸を舐めたことあるの?ねぇ?無いなら俺に社会経験云々言うなよ?