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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

4月病・5月病の正体〜なぜ、大企業にダメ人間が集まるのか?〜

教育論

例年に比べて、就活生が5月病ならぬ、4月病になって「会社を辞めたい(もしくは既に辞めた)」という報告・報道をたくさん見かける。

無論、ネットの隅々まで調べたわけじゃないから「気のせいだよ」と言えば、それで終わる話かもしれない。でも、就職氷河期+ネット社会から生じる現象は面白いモノがあるので、それについて語ってみよう。

お品書き

  1. 「お受験」就活生
  2. 「お客様」社会人
  3. 「疫病神」会社員
  • 出るも入るも困難な「天空の城」

媚びたような例えで申し訳ないが、「高学歴で、そこそこ印象の良いルックスで、手際よくテストをこなす人で、話術などのコミュ力のある人」でない限り、みんなが憧れる大企業は「天空の城」なんですよね。

ラピュタですね。はい。(また、アラフォーがうるさそうだなぁ(´・ω・))

だって、そうでしょ?まず、受験戦争勝ち抜く事自体が大変でしょ?まれに楽々来る人もいるけど、浪人したり、子どもの時から勉強漬けにされたりでやっと進学。そして「ああ、俺の人生の絶頂だ」で本当に山の頂上に登りきったあとに、燃え尽きて山を降りきれない人がいっぱいいるじゃないですか?

あるいは、その昔に大学を作った人達の「富国強兵」だとか「日本を背負う人材」だのになる事じゃなくて…アスリートだの、芸人だのもっとひどいとAV女優とか…全く学力必要ないところに学歴ブランド使い始めるからもう「同じぐらいの設備を真面目に勉強してる駅弁大学にやれよ!」なんて気分になりますわ(笑)学力=優秀という盲信・悪平等を信仰する年配者と、それだけの学歴を獲得した若者の間で矛盾が生じているのですよね。

私個人の経験から言わせてもらえば、本当に優秀な奴は駅弁大学にいますよ。ブランド力よりも設備とか人脈とかやりたい事とかに照らし合わせて大学選びをしてそれでいて本当に学力を付けてから入ってる。(※我が家は「大学なんか設備・授業はどこ行っても一緒なので、現役でいきましょ」という方針で三流大学入りましたが…ええ。一橋とか某医大とか学習院とか…そういうところの教授・講師が僕の大学に来て教えてくれるし、設備も時間中は端末使い放題・図書室も充実なので、やる気さえあれば、僕みたいに出身以上に頭がいいと人から評価される事は可能でございます。箔と人脈以外は全部大学の中にありますから、うまく使ってください(笑)チャンスは貰うものであると同時に「拾う」ものですから、周りに落ちてないか探してみてください。恋も仕事も実力も案外周りに落ちてるモノがあなたにとって最適な方法・選択肢です。理想と最適は違うかもしれませんが、そこを分別するのが「大人」なんだと思います)

大学は本来そういうもの。私がブログの資料によく使わせてもらってる日下公人・麻生太郎(両名とも70歳以上)の連中が進路を決めるときに親や友達の意見を聞くと偏差値やネームではなくやりたい事で決めていたそうだ。(特に麻生さんの話は有名で、親に「東大行きたい」って行ったら、父から「東大なんか役人になりたい奴が行くところだ」と一蹴されたそうです。(※家業を継ぐなら政治家か、経営者。本人の趣味を優先するなら射撃のアスリートなので、東大に行っても特に自分のなりたいものに近づくわけじゃないと判断されたらしい。)詳しくは彼の著書「とてつもない日本」読んでみてください。)

昔からお受験戦争などと大学受験を言いまわって、競争をを重ねてきたが、最近は就活もそうなってる。就活も昔は半分以上が百姓でかつ、長男は家業を継ぐことが相場になっていた。だが、サラリーマンの2世・3世ばかりになった今はみんながサラリーマンするのが当たり前になってしまった。(家「業」がないのだから、仕方ないね。)

そして、雇用体型を問わなかったり、求人倍率通りに収まれば、全員就職できるのだが、大学受験に「評価される大学」があるように就職にも「評価される雇用、評価される企業・業界」なんてものが出来てしまった。
正社員でも中小企業ならダメ、派遣はもっとダメ。肉体労働もフリーターも実績にならない。…ああだこうだと消去法を積み重ねていくと、みんなが知ってる企業にリクナビで何万人もエントリーしてる。

だが、どれだけ多い企業だってせいぜい1000人ぐらいしか取らない。それは金融や鉄道などの巨大なシステムであってもね。そこに10倍以上の人数が群がって競争するのだから、受験以上に厳しい。(広告とかエンタメの有名企業になると100倍とかになるそうな…)
東大って何倍?早稲田って何倍?って考えていくと、どれだけ就活が厳しいモノかわかる。そして、一部の就活生が道場破りの如く難関企業の内定を独占したりするから、余計に難易度が高まる。

最初にラピュタに例えたでしょ?ラピュタに乗り込んだムスカ大佐みたいな人が、天空の城(内定)を目指す人を迎撃して「見ろ!(ろくな大学出てない人・就職浪)人がゴミのようだ」とか言っちゃう。

そんで、それを手に入れて満足しちゃう。そんで、天空の城に歓迎を求める。

  • 天空が住みやすいわけ無いじゃん(笑)

ネット世論に背くようで申し訳ないが、僕は「豚orもののけ」がジブリの至高の作品だと思ってますから、ラピュタの悪口とも取れるような物言いをして反発を招くかもしれません。僕はリアル世代でも何でもないので思い出補正がジブリにかかってる人ほど、ナウシカ・ラピュタを美化する気はございません。(そんじょそこらのアニメよりはずっと面白いとは思うけどね)

その前提で御法度を言えば、地上数千メートルが住みやすいわけないんですよ。

これは企業も一緒ですよ。競争によって勝ち得た達成感から「さぞかし良いものを手に入れた」と思って入ってきた就活生。彼らには御法度な意見を述べれば「人々を競争に駆り立てる程の企業のネームを維持するために中の人が血眼の努力をしてない訳がない」んですよ。

売上が何億・何兆も空から降ってくる?馬鹿にするんじゃないよ!人から守銭奴だの、既得権力だの、悪徳業者だの言われてもかき集めてくるんですよ!そうしないとその会社が存続できなかったり、見放されたりするからね。しかも、そういう企業に限って社員からの要求は多い!

東西問わず、活躍には褒美を求める。古くはギリシアから、あるいは鎌倉時代、あるいは勲章を山のようにぶら下げた戦前の将校…今はそれをお金で支給しないといけないから歴史ある大企業はそれを築いた先人達の重みに押しつぶされそうになってる。(※有名なのはJALの企業年金のお話。)

誰も来られないような天空之城で「酒をくれ、女を連れてこい」と言って誰がいるんですか?ってお話。
城までくるのは偉業だし、城にいればそれだけで地上より立場は上かもしれないが、地上にはない苦労もいっぱいある。空想科学読本っぽい目線で言えば、あんなところに住めば酸欠にもなるだろうし、医者にかかるのも一苦労。おまけに四六時中風が吹きまわったりしそうな気もするわけだけど…下からは見えないんですよね

ラピュタの悪口は許さん?じゃあ、子ども達の憧れ、お菓子の家なんかでも例えてみますか。

アレって住むときにべちゃべちゃしたり、溶けたりするんじゃないかな?座るところも立つところもないし、虫はわくだろう…食べると言っても野ざらしになっているお菓子の家なんか砂だらけで誰も食べたくないだろう?(家の中にお菓子の家を作るなら、そんなものは家ではなく、「家風のデザインの料理」なんだ。子どもの憧れるスケールじゃない!!)

僕からしてみると、就活を経た新人達が愚痴ったり、辞めたり、ブラック企業だとレッテルを貼る姿を見ると「そんな野郎はどこにでも落ちてる」(※掛詞)と言いたくなる。

どんな仕事も華やかなイメージは見てる側の無責任な憧れ。まして憧れるということは普通の人には遠く及ばないから憧れる。そして、そこになるのも大変だが、それをし続けるのは競争相応には大変なんだ。いや、その組織の中で化けていこうと思ったら、みんな競争に上り詰めた勝者と争わないといけないのだから、すごく大変だろう。

それが捨てられない人、いつまでも城まで上がってきた時の栄光を忘れられない人が4月病にかかる。

城に来てから目的がある人は城についたら即座に城を歩き回るが、「我を歓迎する酒宴を開け」などとのたまってる。競争の中で自分をゴリ押ししておいて「われを歓迎しろ」だから、ちゃんちゃらおかしい。そこにいる人達のほとんどが同じように天空之城まで登ってきた人だし、それどころか城を作るために一枚脱いだ人達なのに、そいつらに傲慢な要求を押し付ける。

それがちゃんちゃらおかしい厚顔無恥な態度だと私は申し上げてる。(※僕と同世代の人だから本来擁護するべきなんだろうけどさ…同世代の恥は、同世代が摘むべきかと思ってこの記事を書いております。)

  • バルス!

4月・5月病にかかったあとに、あるいは組織を生きていく上で、2つの分かれ道がある。1つは自分がそこにいる意義を見出す人、もう一つはそういうものだと思って割り切る人。

前者はますます天空の城ライフを楽しめるだろうね。自分がいる意義を「ぶら下がる」とかじゃなくて、やりたい事として具現化していけるならその組織にしゃぶりつこう、むしり取ろうなんて考えは湧かない。自分のしたいことと両立しないからね。(※会社が盛り上がっているときの方が要求が通りやすいし、自分の評価が高いほうが…と考えると勝手に動いていく)

問題は後者。最後の小見出しを「バルス」にした理由は内側から会社が潰れていく姿…それもしゃぶりつこうとする社員であったり、従業員を私物化・酷使してバルスと言わせちゃう経営者の存在であったりするから。
就活の人気企業が10年すると「学生の憧れ」という強いブランド力を喪失してるケースが多い。それはなぜか?
それは激しすぎる競争を乗り越えた社員ほど、求めるご褒美の量だったり、会社に求める報いが多い「お客様」になってしまい、会社に無責任なクレームやぶら下がりをする。

昔は「不況を勝ち抜いた社員の方が優秀なのでは?」と思っていたが、それはあくまで処理能力の話。
能力はあっても、そこに心や方向性がない。燃え尽きていたり、うぬぼれていたりでそこから成長しない。

だいたい、常識的に考えたらわかる。社員が多い、設備が多いということは固定経費だけでも会社存続のために稼ぐ量は多いのだ。それなのに、マスコミが売上の多い会社がいいと言えばそこを追いかけていく。あんな経済素人集団は放っておけばいいのに、そっちへ行く。

今の若い人の場合、その場その場で言えない事・少数意見であってもネット上で群れる事が可能なので、2chTwitterで語られる社会というのはどうも実態よりもネガティブだったり、堕落してたりする。

「ネットが本音」と言うこともできるし、ある意味そうなんだろうね。でも、「ネットに書かないといけない理由」を考えてみると違う面も見えてくる。
例えば「会社で褒めてくれる」「仕事が上手くいって幸せだ」って事はリアルで語っても嫌な顔もされない。まして、会社でそれで喜ぶ姿を見せたら、褒める方も褒めがいがあったと思ってさらに褒める方へ行く。(やりすぎるとうざがられるけどね。)

「ネットに書かないといけない理由」はそれを人にいえば、嫌がられることだったり、自分でもそれに対して背徳があるからだと考えれば…企業がブラックだなんて表立って言えば、顔が見える状態で言えば、それを選んだ自分を認めることだったり、会社への背徳・背信になる。

「ネットで書かなくてもいいこと」と「ネットに書かないといけないこと」を分別すれば、もうちょっとポジティブになれるはずなんじゃないかなぁ?
最近ネットで書いてる・マスコミが煽るネガティブな新入生達の日常への批判とその実態を考えていったとき、最後の最後は「ネットや記事だから言えることってなんだろう?」とたどり着くそういう人に限って会社の悪口を言いながらもでていく勇気もなく、会社を確実かつ無自覚にバルスしていく存在になるのだろう。

そう思う次第です。

天空の城 ラピュタ【Blu-ray】




気合入れた記事が伸びなくて悔しいから、参考資料貼る!!

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DVDを繰り返し見るぐらい好きな作品。台詞をチラッと入れさせてもらいました。(この作品の言葉あそびみたいな脚本とか、最後の最後のあの熱血展開が好き。3回見ないと真の面白さがわからんけど、気づくとすごくいい作品。)


【送料無料】とてつもない日本



政治家と言うと個々の政策に固執した弁明が多いけど、大極があってむしろ間違えや失言すら含んでいるのに、全体として納得させる不思議な答弁をする。それが麻生太郎なんじゃないかな?と本を読んだり、演説・答弁聞くたびに思う。

【送料無料】日本既成権力者の崩壊



受験の話もそうだし、日下さんが見てきた学歴とか受験とか就活の話が結構載ってるので、参考資料にさせてもらった。一個人の体験だから偏りもあるだろうが、そういう意味では誰の言葉にも客観的なものなどない。あるのは「客観的に見えてしっくりくる主観」で、それを「1つのケース」だと捉えるか、面白いと見るかは結局は解釈する者に委ねられるだろう。