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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

なぜソニーは敗北したのか?〜「ニコ動が赤字でもイベントをする理由」こそ再建の鍵〜


もう有名な話だが、ソニーは5000億円の赤字を抱えて、リストラまでやってる。

ソニー、年内に1万人リストラ:キニ速 ソニー、年内に1万人リストラ:キニ速

どうしてこうなったかを論じるのだけど・・・今回はアナリスト的な小手先論は話さない。「洪水が〜」「円高が〜」という前から赤字だった企業の言い訳や負の要素をいちいち配慮してたら話にならん。そういうのはマスコミに出てる高学歴なエリートアナリストから聞いてくれ。当ブログの読者も私もそのような小手先論ではなく、もっと根本的で実用的な経済とビジネスの話をする。(それができてるから、当ブログは鰻登りの好景気なのでございます(笑)

お品書き

  1. 時間経済論
  2. 乞食の商い
  3. 不本意だが
  • 企業は社長の器以上にはならない

あくまで「主観的感想」であるが、ソニーの会見を見たときに当ブログでやってきた議論のほうがずっとレベルが高い。(AP通信が中身の無さに苛立ち、中断してコーランを放送し始めるほどつまらない会見を以下に貼りました。…が、見なくて結構です。)

私は記事を書く責任から一応見させてもらったが、あまりにも中身が無い。選手交代と会社の指針を述べるばかりで、ソニーという会社から誰が聞いても毒にも薬にもならないお話ばかりだった。
「○○事業を強化して云々・・・、売り上げを○×億円達成します」←やれるもんならやってみなさい!

…そろそろ本題入っていい?いいね。
社内会議じゃないよ!投資家がモノ買うわけじゃないよ!何もわかってないわ!製造業は物を売るわけじゃないし、事業とは闇雲に投資することじゃない。もちろん、技術力がメーカーの力であることも無い。

ソニー…ならウォークマンの話からはじめるか。今も昔も変わってないのは僕らがウォークマンを買って手に入れるのは「技術」や「モノ」では無い。「時間」だ。
どのビジネスでもそうだが、最終的には「商品を買う前に過ごしていた「時間」を削るかor使わせるかして相手の生活を変えること」こそが経済であり、商売だ。それは無料のものでも・・・たとえば、僕のブログもそう。僕のブログを平均して来た人が二分読んでいく。最近の平均なら1500人ぐらいの人が一日にアクセスして、その人が平均でブログに2分づつ貴重な時間を落としていく。(※たぶん、まったく読まずに帰る人が3人いて、8分かけて1・2記事読み上げる1人の平均での2分)

ウォークマンを買うことで、「自分だけのアルバム」を作ることに30年前の発売当初から今まで、買った人のほとんどが没頭してきた。あるいはその時間のおかげで通勤時間や友達・恋人との過ごし方をウォークマンが変えてきた。他の製品なら、プレステシリーズができることでやりこんだり、共有したりといったゲームをする時間をかける幅が広がった。(※「ゲームが趣味や遊びの中でメジャーになった」だったら、ファミコンや64の話になってしまうため、考えた挙句斬新だったのは「メモリーカードによって、ゲームを共有したり、やりこんだりする幅が広がった」のがプレステの凄いところかなぁ・・・と思う。)

だが、昨今のソニー製品・・・いや、ヨドバシカメラなどの量販店に転がる家電のほとんどを見て、「これを買って僕の一日がどう変わるんだろう?」という『ユーザー体験』がまったく思い浮かばない製品が多い。(良いものがあったとしても説明が下手くそ。もしくは本当に今の生活を変えないもの。)
技術先行の製品・・・わずかに使いやすくなっただけで、前とあまり変わらないものが増えただけ。技術ベースで見れば「イノベーション」「業界初・唯一」かもしれない。だけど、経済から・・・つまり「価値を評価してお金や手間をかける場所を選択する行為」から考えれば、たいしたこと無い商品ばかり。前と変わらないか、価値を評価できないような。結果として、10年単位で見ると家電業界の大企業達は累積して赤字の企業が多くなる。

例えば、「エコ家電」あるでしょ?電気の消費量が従来品よりも少ない奴。確かに「働く時間を別のところにやることはできる」だろうよ。だけど、光熱費って一人暮らしの経験から言うとそんなに痛手にならんのだわ。一人分で考えると年金のほうがずっと高いわ!年金を免除してくれたら一人暮らしの光熱費・水道費・通信費のすべてが片付くわ!(※だから、払いたくないし、自主的に払う奴はバカだと申し上げてる。)…そのぐらい光熱費って安いんですよ。それが減るの上がるの言われたって、大したことじゃないよ。

まして「都心で一人・夫婦暮らし」が増えてるのに、大きな冷蔵庫もパワフルなエアコンもいらんよね?(この間ケース電気に行ってきたのだが、大型液晶テレビが値落ちした状態で置いてあったのよ。だけどさ、60型のテレビなんか新しく買う顧客がどれだけいるのさ?一人暮らしが多い東京で。世界有数の住宅事情の悪さを持つ日本で。)

お金の動きや時間をちょっとしか変えられない家電ばっかりが世にはびこるから「家電はオワコン」といわれる。・・・え?ソニーはエンタメの会社で白物家電は無くて、テレビぐらいしか家電と呼べるものは無い?だったら、なおさらオワコンだ。

「ソニー」というとビデオ戦争の時に松下(現パナソニック)と争った経緯から、家電の会社っぽいイメージなんだけど、実際は映画・音楽・オーディオ周り・ネットなど実を言うと「生活するのに、必ずしも必要の無いぜいたく品ばかりを売る会社」なんだ。だから「競合他社が生き残れば、ソニーが消滅しても誰も困らない」のですよ。壊れたものを修理したり、メンテナンスする役割が白物家電の企業(シャープ・パナソニック)よりも少なく、インフラとして業務用にサービスを提供する企業(日立・東芝)みたいに持続的にシステムを供給し続ける企業でもないのだから。(ソニーを大口顧客にしてる取引先が困るからすぐにはつぶれられない事情があるんですけど・・・それだって、ソニーが時間をかけて小さくなれば、いいだけのこと。)

そう。ソニーの存在意義は「生活を製品によって、娯楽に「自分だけのやりこみ要素」という楽しさを提供してきたこと」です。だから、平井社長は「ソニーという会社がこれから、あなた方の生活をどう変えるか」ということを説明すべきだった。事業を黒字にする・どんな人を登用する・今ある資源(製品)をどう売るか・・・それらは消費者にはどうでもいい。投資家にも同じ。その「根拠」・・・「人々がソニーを通じてどう変わって行くか」が知りたかったのに、その説明が何一つ無い。

具体例を述べれば、そういうのが目に見えないで、「売りたい気持ち」だけが見え隠れしてるから僕はウォークマンに音楽を入れることがいやになってるんだ。

  • 「私を国政に送り込んでください」とお願いする政治家は当選しない

私が平井社長の会見を見て思い出したものは野田首相と谷垣総裁の党首討論。最新の奴何だけども・・・野田さんが「自分の政策のために公明党を抱き込んでくれ」と谷垣さんにお願いするシーンがあり、それを谷垣さんが「党内の話もつけられてないのに、そんなことできない。できたとしても、そちらが破綻すれば元も子もないでしょ。」と拒否するシーンが一番印象に残ってます。

誰がどう見てもだめだと思うリーダーというものは何故か精神論と自らの組織を擁護することが好きでね・・・どこがだめという話ができない。(自分自身の「不徳の致すところ」が認められない。)

ソニーの会見にしろ、野田首相にせよ、見え隠れしたものは同じで「どうか我々を飢え死にさせないで下さい」なんだ。ギブ&テイクのうちのギブばかり求めて、何をテイクしてくれるかが無い。そして、ソニーの場合は商品1つにもその姿勢がむき出しになり、気持ちが悪い。

先ほど「ウォークマンに音楽を入れたくない」と述べたが、その理由はウォークマンを開くたびにユーザーのことなんか考えずに、ひたすら広告バナーが点滅してパソコンの動きを鈍くする。…誰もが見捨てたような最近のJ-POPをダウンロードしてくださいとしつこく迫る。この手のもので有名なのは楽天の「断っても送りつけられてくるDM」だったり、グリーの「退会できない」だろう。

大企業のサラリーマン達は広告の正体も知らんようだから、これも書いておこうか。
島田紳助は「広告とは諸刃の剣である」と述べた。広告とは所詮「拡声器」であり、広告自体は「製品の質を保証しない」のだ。つまり、悪いイメージを広めるような広告はかえってマイナスなのである。

「楽天でものを買うとメールが大量に送りつけられて面倒である」という評判が立てば、これは楽天で1・2度モノを買う人が増えたとしても、結局は他のサイトの方へと長期的には行ってしまう。(掲示板上ではそういう理由からアマゾンを使う人が多い。)

拡声器が24時間365日鳴っていれば迷惑であるように、頻度が大事になってくる。
たとえば、毎回毎回開くたびにJ-popのランキングが出てきてパソコンが重くなるソニーの広告は効果的ではない。なぜなら、パソコンが重くなるだけでも不愉快なのに、J-popなんていう絶滅危惧種をダウンロードしろと迫ってくるほか、ウォークマンのいつ使うかもわからないような備品の宣伝をされる。ほとんどの人はそんなもの買わなくてもいいし、ウォークマンに求めるものはぜんぜん違うものになっていく。
ウォークマンが欲しいだけなのに、ソニーミュージックにまでお客様呼ばわりされて、毎度毎度西野かながダウンロードランキングの上位に入ってるようなものを見せられたって私はうれしくもなんとも無い。むしろ、彼女のせいでパソコンが重くなるという錯覚すら覚えて、テレビに出ただけでそれはもう「腐れビッチが!」って気分になる。(※私は別に西野かなの交際関係に興味があるわけでもなんでもないけど八つ当たりの対象になっていく。)

こういうのって世の中にいっぱいあるよね?「お肉好き好き♪好き好き♪」と肉売り場に行くとかかってる音楽とか、選挙の「○○をよろしくお願いします。」とか。明らかに不衛生なひげの男が腕を組んで「オレのラーメン」とか言い出した日には「わかったから、ひげ剃ってくれ」という気分になるわな…。

ソニーに限らず、昨今の商いを見てると「売りたい」とか「従業員を養いたい」事情ばかりが先行してお客のことをそっちのけ。特にソニーの場合、平井社長の会見・ウォークマンの迷惑千万な宣伝はその姿勢を顕著に現れたものなんだ。だから「世の中がソニーを必要としてるのではなく、ソニーが世の中(消費者という奴隷)を必要としているんだな」となってみんなが離れていく。

もうちょっと言えば、完成品がショボいくせ垂直統合(完成品の下に部品部門がうじゃうじゃ)してる事情から色んなものを作り続けないとならなかったり、そこそこの名がある事業がたけのこみたいに乱立してるためそれを強引に繋ぎ合わせたりしてなんとか体裁を繕ってる感じが否めない。

ソニーってなんの会社なんですか?という説明ができにくい企業になってる事(そういう事業展開をしてきた事)がソニー自身の共通したミッションを作れない原因になってる。ただ漠然と事業を広げてそれが縦一列につながらない、会社として描ける包括的な展望・戦略がないことが余計に「16万人を食べさせたい」という内輪の事情ばかりを優先した経営に拍車を掛けている。(金融と映画と半導体と…全部をソニーでやる必要ある?ソニーブランドを強化する、ブランドにかけて供給したい物って何?ただ、ブランドで16万人食わせたいという新興宗教のようなモノになっているのではないのかい?)

技術自体は凄いものをあるだろうし、個々のスキルも悪いものではないだろう。だけども、全体として内向きな空気がソニーを覆っているのでしょうね。「仕事を与えないといけない」とか「がんばってるアピールしないといけない」とか。

ある引越の従業員がこんなことを言ってた。
「冷蔵庫を一人で担げる?オレも一人暮らし用ぐらい担げるが、それでも二人で持ったほうがお客からすればうれしいんだ。早くやるとか、走って荷物を運ぶなんてことはお客からすれば「壊されるからやめてくれ」でしかない。引越を安く頼んでも壊されたら結局高く上がる。真にお客のことを思うならゆっくりで良いから壊さないよう、ぶつけないよう細心の注意を払って仕事をする。それがお客のためになる。」
…ソニーは能力云々以前にこういう気持ちで仕事してる人がどれだけ居ますかね?僕はそこから問いたいね。(ちなみに、この引越会社は誰もが知ってる大企業です。)

  • 不本意だが、今最も「未来を語っている」はニコニコ動画なんだ・・・。

ソニーに欠けているものを2つ語ってきた。1つは「消費者の時間・生活様式を変えようとする商品開発・ビジョンの提示」。2つ目が「お客のことを慮る商売とはどういうことで、それが見えるところとはどこにあるか」ということ。

最後の章はケーススタディーです。ケーススタディーに選んだのは「二コ動」です。

僕も大変不本意だが、今1つ目の「消費者の生活様式を変えるビジネス」ができてるのがニコ動なんだ。もっとも、ニコ動のせいでコミケもオタクも劣化したと思ってますし、ニコニコ超会議で「同人誌即売会」「ZUN氏の登用」をした時にはキレたけどね。*1

僕は前々から「ひろゆき○夏野×」のスタンスで来たけど、ソニー問題を考えると最適な再建者は夏野剛さんのような気がする。というのも、二コ動を急速に大衆化させたのは彼の加入があってからなんですよ。*2
実はひろゆきはニコニコ大会議を有料化して台湾でもニコニコ大会議をやると言った時に「ぼく、行きませんよ」と公衆の面前で言ったのだ。技術先行で赤字だったニコ動の中心メンバーであったひろゆきの時代は2chと同じように「不法なのは利用者であり、我々はそれをすべて監督する責任はありません」というスタンスを取ってた。(そのため、二コ動で不法ダウンロードされたアニメが見られた。だが、夏野さんの加入前夜にこれは撤廃され、今ではYou Tubeよりもクリーンになった。)

代替としてアニメチャンネルを設置して、無料で見られる作品(二コ動で公式配信)することでMAD文化は衰退したもののオタクのユーザーは残した。MADが減った代わりにボーカロイドや東方、ゲーム実況などのジャンルはますます強くなった。(※権利者削除が起こらない場合は「黙認扱い」ということもあり、寛大な権利者の作品は勝手に宣伝されるようになった。)*3

既存のコンテンツが権利者削除に遭いやすくなったこともあいまって、新しいものが出てくるスピードを早めた。(ランキングの入れ替わりは遅くなったのだが、昔からある古典的なジャンルよりもむしろ新しいもの、人、クリーンなジャンルが次々と台頭する文化ができた)

僕はこれと趣味が合わないから「ニコ動は子どものたまり場になった」というスタンスだが、ユーザーの時間を奪い創作や視聴に費やさせるモデルは健在である。というのも、従来あまり強くなかった言論系や公式のコンテンツを夏野剛氏の合流以降強くなったことで、視聴者の層・投稿される動画の層が多様化した。(一次ソース系はYouTubeよりも長時間でしかも沢山ある。)

上から降りてくるコンテンツ(公式)も、下から上がってくるコンテンツ(同人・インディーズ・アマチュア)も両方ともが混ざったサイトが出来上がってきたため、ニコニコ超会議では同人誌即売会も有名な言論人も両方とも混在するような仕上がりになってる。超会議自体はまがい物くさくて嫌いなのだが、「二コ動の提供するサービスや時間はこういうものです」とネットの企業でありながら、可視化できる場所を作ったことが面白い。

その点はソニーのコンテンツよりも「どういう人、どういう時間、どういう生活」がその会社のコンテンツから生まれていくかがわかって面白い。(Google ChromeのCMなんかもそうだよね。アレはYouTubeではなくニコ動からできていった文化に近いけど、動画共有サイトで人々がどんな満足を得るか…をちゃんと描いてる。)

ニコ動は大会議については赤字になってしまうそうだ、何よりもネットで堅実に黒字が重ねられるモデルがありながら…と思われる方もいるだろう。しかし、ニコ動は大会議・超会議を通じてしたいことはニコ動がどういう存在であるかを自分自身で宣伝するために必要な行為なのだ。それは何度もやるようなうざったいDMや広告のゴリ押しではなく、たまに盛大なお金をかけてそれをユーザー達に示す。そのことで「俺達はニコ厨!ニコ動万歳」となっていく。(4年ぐらい前だったかな?当時の僕がニコニコ大会議で覚えた興奮はそういうものだった。そして、その後もニコニコの歌い手のライブやニコ動の有名人を集めて演出したいものはそういうものではないだろうか?)

…話をソニーに戻そう。

ソニーというブランドが一人歩きし、16万人という多すぎる従業員を食わせることばかり考えた結果としての打算的な仕事には無いものがある。だから、一部のネット企業はかつてとは比べ物にならないぐらい強い。
ソニーはエンタメの会社であるならばなおさらだ。自分たちの提供する音楽や映画がどのような時間を提供できるのか?そこを問いたださない限りはソニーの再生は無く、「身銭を削ってモノを売る保険屋」という不思議な名称から逃れら無くなるだろう?保険屋で行くも良いが、金融全般としての儲けは「新規参入だったからコストを削減できている」という強さだろうに…。16万人のウチのどこまでを食べさせていけるか…。

僕は他人事だから「ソニーがどこに行こうが良いんじゃない?」と思ってる。だけども、ソニー自身が本当に生き残りたいのであれば、ソニーが提供するものが本質的に消費者をどうするのかを今一度問いただす必要があることだけは確かではないだろうか?

  • おまけ

・参考資料
人気記事になったので、もうちょっと詳しい資料を貼りましょうかね。


商売人目線の経済学がわかる本です。紳助個人の自慢話的な側面も含まれてるけど、当ブログもかなり影響を受けた一冊。

5年後こうなる
非貨幣経済論だったり、時間を経済するアイデアは当ブログが最も参考にしてる日下先生の本から頂いたアイデアです。僕の知る限り最も政治経済を面白く読む人は彼だね。


「鳥肌注意」とか「みすちー肌」ってタグが嫌いなんだけどさ、この動画だけは見るたびにゾワッと体に電気が走っていくモノがある。


参考資料ということで、少しだけ本編で触れなかったネタを。九州新幹線のこのCM何かは本当に人々の時間の概念を変えるよね。ソニーと違って日常にあるものじゃなかったからあまり語らなかったけどさ、このぐらい夢がある製品があふれたから高度経済成長期の日本人は働き続けることができたんじゃないかな?奴らが特別タフなんじゃなくて、夢があっただけ。(音だけで泣ける程好きなCM)

・関連記事
引越し業界のブラックorホワイト
派遣時代に別会社の引越しにそれぞれ複数回参加して「こうまで段取り・考え方が違うのか?」と思った時の事を思い出して書いた記事。引越しの旬の時期はすぎてしまったけど、何事も「安く買って高く上がる」買い物は避けていただきたいものです。

ぼくらのよあけ 今井哲也
原案はこの記事で紹介したマンガを読んで「最近の技術って夢がなくなっちゃたよね」というのを嘆いて書き始めた。つまり、この記事のプロトタイプ。技術を通じて世の中がどうなるかという考察と表現力が素晴らしい作品です。

私がニコニコ超会議の前に超会議に言いたいこと
僕がニコニコ動画を持ち上げる事を不本意だと申し上げた所以を語りました。ニコニコアゲの記事になって不愉快だという人はこの記事を見てから文句を垂れていただきたいものです。


・よくあるご質問
はてブ自己記録達成記念におまけをもういっこ作る。
Q、ソニーの話なのになぜアップル・ジョブスが出てこない?
A、みんながやり尽くしてるから絶対にやりたくなかったから。日本人のカリスマ崇拝病に付き合う気がないのよ(笑)

Q、ソニーファンが発狂して議論にもならない主観をブクマコメに書き込んでますが…。
A、日本軍の話をする際に零戦戦艦大和をいたずらに崇拝する人と、いつまでもソニーブランドを名前だけでわっしょいする人の区別が僕にはつきません。

Q、ニコ動を引き合いに出したのはまずかったのでは?
A、僕も不本意だと3度申し上げたし、ニコ動については不愉快なところもある。だけども、今回の話でソニーが最も持ってるべきものを持ってたのはニコ動だったからこれにした。ハードにこだわるなら九州新幹線でも良かった。

Q、「中身のない記事が400以上もはてブされた」という批判コメントが跋扈してますが…
A、そう思っている人がブクマしてそれを言ってるところが矛盾してる(笑)ツイッターの反響も見てるが、荒れてるのはブクマコメントの方でTwitterはそうでもない。中身がない・がっかりしたと言う時にそれを言わずに居られない事情を感じますな

*1:注釈入れろという意見があったから、入れる。コミケとは日本一大きな同人誌即売会のイベントのこと。同人誌即売会とは個人がプロアマ問わず自費出版・自主制作したマンガ・小説・音楽・ゲームなどを売るイベントの事。ZUN氏とはその同人誌の市場の中では絶大な強さを誇る「東方project」というゲームの作者。ネット上での影響力は大手の商用作品よりも上を行くかもしれない。…というぐらいに普及してるし、派生品(二次創作)が多い

*2:解説2つ目。ひろゆきこと西村博之というの2chを興した事で有名な人。今は2chを外国の会社に売り渡して、ニコ動の事業に携わっている。夏野剛というのは元々はドコモでiモードを作った中心メンバー。ニコニコ動画が赤字事業であったときに「黒字化担当」として抜擢された。

*3:解説3。ニコニコ動画で人気のあるジャンルの例として挙げたボーカロイド・東方・ゲーム実況について。ボーカロイドというのは曲を歌わせるソフトとそこからの創作物の事。東方というのは「東方project」という自主制作のシューティングゲームとそこからの二次創作(設定とキャラクターを踏襲して作られた派生作品)の事。ゲーム実況はゲームをしながら、ゲームを実況した音声を動画に付加して配信される動画のこと。