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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

【ようつべ・ニコ動で見れるよ】ロボと少女(仮)が、たった1話100秒の短い時間にユーモアが詰まってた!!

同人誌 アニメ

いや〜コミティアはいいね。
プラプラ歩いていたら、こんな自主制作アニメに出会った。


作者様サイトロボと少女(仮)

アニメはニコニコ動画YouTubeで無料配信されてます。
私のブログを見る前でも、あとでもいいので、見てください。(本編は100秒アニメが複数回重なって、合計17分。手軽に見られます。)


あらすじ

頭が飛び出す(ことしか機能がない)家電「ロボ」と「少女」の話。「ロボットだから人のお役に立ちたい」をモットーに様々な事に挑戦していくロボ。それを見守る少女。この2人のお話。(お話が短いので、あらすじも短くしちゃいましたw)


ほとんど気合に押されて買ったけど…意外や意外!!

僕がこの作品に出会ったのはコミティアだった。
本当はカタログの中に載ってた作品だが、初参加だったので、「カタログを見ないでありのままを見よう」として、たまたま通りかかっただけ。

買った時のこともよく覚えている。
同人誌即売会の売り子というとサバサバした人が多いのだが、QB顔負けの熱心な営業活動を披露。「質は保証します」「ネットでもアップしていてクリエイターの間で話題です」「1500円という値段が即売会の相場では割高なのはわかるけど、それだけの価値は絶対にある。そこの映像と設定集みてくれ!」…2,3分程話を聞いて僕も「買わずに話だけ聞くのも人が悪い」と思って買った。実際、サンプルが良くできていたから。

正直、映像ショーとして良く出来てる程度のモノしか期待してなかったし、それだけでも1500円分の価値はあると思った。…とんだ食わせものだった。(詳しくは本編見てね)

ここまで書くと「なんで本編を見れるものをわざわざ買うのさ?」というヤツがいると思う。…その問いは経済的には正しくても人として間違ってる。

人間という生き物は「独占欲」にまみれているんだ。「自分だけが知っている」という感覚?を常に求めてる。(自己同一性・アイデンティティにも絡んでくると思う)僕はこれが金銭動機以上に強い人だから、昔は記者になりたかったし、ブログを始めると実際に被災地やデモの取材をやった。

オタクというのもそうだ。金を積んだり、何度も見ないと気づかない情報を読み取ったり、集めたりする人種。極めて本能に従順でそれが自分の「独自性・唯一性」に繋がるとすら思ってる。

これが良く働くのは研究家としてのオタクの側面。この作品の特典付きで買う意義はまさに「オタクゴコロ」を満たしてくれる事にある。

それにアニメに限らず、良い作品を作った人の素顔はやっぱり気になる。
例えば、コミティアに行った理由の大きな理由として、同人誌紹介を快く受けてくれた「つくしあきひと」さんが何者か見たくて挨拶回りに行ったという動機が大きな理由の1つ。コミケなど即売会ではこうした「挨拶回り」を作家に対してするファンが居る。自分の好きな作品の作り手の正体も気になる、尊敬もしてるからこの目で見てみたいのだ。

僕の場合、文章で相手の教養も性格もわかるから特典のまとまった文章を読めただけで「この人はこんな人か」と相入れるモノを感じた。

そこまで言うほどの特典の中身が何か?…教えない!見た人だけが楽しくなればいいんだ(悦)気になるなら買いなさい(宣伝)

…え?それじゃあステマじゃないか?違う、公然と宣伝してるんだ!


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むしろ、予算と人員の制約あったからこそできた作品

この作者自身が言ってる事だが、初めは「AKIRA」に憧れてリアルな作画の作品を作りたいと考えたそうな…。私も、「エヴァ」や「攻殻機動隊」みたいな壮大でリアリティある話に、そこに出てくるような派手なよく動く作画に憧れる。

…それに憧れるのは「通過儀礼」という事なのだが、実際にできる人は限られてくる。

限られている時に、その人がどうするかで決まる。

そこで「趣味として楽しもう」「アソコまで行かないけど、部分的に絵やお話を作ろう」「作る側だと色んな作品に関われないから、作る人をサポートしたり、作ったモノを紹介する側に回ろう」とか色々と考える。
「ロボと少女」の制作陣は「できるものの中で最高のものを作ろう」という答えを出した。

予算もない、尺も少ない、人は一度に多くの人を使える設備がない。その中でどれだけ詰め込むかという話をするために作るよりも打ち合わせの方が時間を取ったとか。

100秒で楽しめるような「早い展開」「わかる表現(演出)」と、持続する作品としての「伏線」「シリーズ構成」などに工夫が求められる。

ロボと少女は3Dの「アニメ」だが、僕は「漫画」を見てるような気分になる。効果音や感情を演出する文字や記号が沢山並んでいるため、むしろ、漫画だと思って見てしまう。…これを聞くと「動かねぇんだろ?」と言われそうだけど、動きます。ヌルヌル動くシーンもある。

また、設定もすごい。

意外と知られていないことだが、「すごいもの」「需要がありそうなもの」は案外誰でも思いつく。
しかし、ロボ君は「売れない家電」という設定が前提となって「頭が飛ぶ」という設定とセットになっていた。彼がなんの商品なのかは本編で見てもらえばいいが、絶対に売れそうもないモノ・金を積んででもお断りしたくなるようなモノを考えることは意外と難しい。この作品を見ててそう思った。

ただの不良品ではなく、「どう考えてもいらないモノをなんで作ってしまったんだろう」という商品。おまけに原型が考えられてて、それをどうこじつけるかという発想力。
見ていて、様々な事を考えさせられたが、いらない商品をわざと作れと言われるとサザエさんに出てくる「全自動卵割り器」といい、これといい、なかなか思いつかない。

それがすごい。



…たった17分のアニメでも細かい工夫がこの作品は奥が深い。
からこそ、色んな見方もできる奥の深い(タフな)作品です。



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このコミティアの前に参加したコミケで買った同人誌を紹介した記事。…紹介記事はともかく、作品は面白いから見てね♪


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俺氏、自分の記事を直しながら、下手すぎて悶絶する|三沢文也|note