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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

俺の住んでいる千葉が俺妹の舞台なわけがない きゃめる

同人誌

同人誌紹介の第5段としてきゃめるさんの「俺の住んでいる千葉が俺妹の舞台なわけがない」をやろうと思います。(今回も作者に許可を取ってます)

僕の中では「アイデア賞」枠という事でこの同人誌を紹介させてもらいます。なんで「アイデア賞」なのかというと…ジャンルが「聖地巡礼同人誌」だからです。

これは同人誌を作る側にも、読んだあとの消費者にとっても衝撃的な内容でございます。

お品書き

  1. 土台だけで言えば、「誰でも作れる」手軽なジャンル
  2. それを作者の工夫と努力でいかに格好よく見せているか
  • 岡田斗司夫が「一億総生主時代」を作ってるので、僕は「1億総同人」時代を作ろうと思う。

創作系同人誌の紹介を始めた理由として僕は以下の3つを挙げる。

  1. 著作権法をクリアしている同人誌に需要が移れば、商業主義・拝金主義なコミケの現状を正常化できる。具体的には徹夜組・転売屋の減少(残るけど、儲けが減るから減る)、ジャンルを問わず技術のある作家が評価と金銭を得る、企業優位な規制状態を脱却することができる。
  2. 同人誌には様々な種類があることを知ってもらうことで、より多くのジャンルがスポットを浴びて拡大して欲しい。また、自分でも作れるジャンルを見つけてそのジャンルの同人誌を作る人間が増えて欲しい。
  3. クリエイターの市場が浅く広く拡大し、そこには出版社や既得権益が拡大しない状況を作ることで、学歴や生まれの良さ、さらには苦役がなくても生きていける人間をより多く作りたい!!

ニートの名言で「働いたら負け」という文句があるけど、僕はアレを実現したいと思ってる。僕自身がというのもあるのだけど、各々が好きなことをやって時間的・金銭的に誰かに束縛されなくても生きていける選択肢の幅をもっと拡充した社会を実現したいという野望がある。

年収が高い事、安定がある事は贅沢であり、オプションだという価値観が日本中に芽生えれば、歪な日本経済は変わる!そして、僕がそれを変えるために一番使えると思うものは「オタク」だと思う。

経済も政治も勉強したが、そんなモノは局面を見ることには役に立つが、作り出せるものは少なく、大枠としてはやり尽くされてる。

この同人誌にはそういう力を感じたから敢えて、これにした。

多分、十中八九の人は「そんなもんよりも東方のエロ同人紹介してくれよ」っていう無言の圧力をかけてくるだろうけど、そんなものが見たい奴はよそに行ってくれ!(ああ、俺はエロをやる気は今のところない。)

たしかに、この同人誌は簡単につくろうと思えば、ネット上の作業だけで作れる。制作時間も早い人なら30分あれば出来る。(検索して分かることが実際に多く、そこそこ時間を使うねらーやまとめブログのファンならば、そういう情報をいくつか持ってる。)

だから、僕はこの同人誌を見るまでは「そんなものが同人誌になるわけがない!」と失礼ながら思っていた。この人の技術やセンスにふれるまでは。(それについては次章で記述。)

僕が言いたいのは、この同人誌はものすごくハードルを下げるだけじゃなくて、色んな汎用性を持ってるという話。

作ることを目的とするなら30分、実際に聖地に行ってカメラを構えて自前の画像を集めたりすれば、聖地巡礼を楽しみながら作ることもできる。(小説や絵を書く人みたいにヒーヒー言いながらつくらないといけないプロセスを踏む人に比べたら、どれだけ手軽に作れるか…。)

旅行つながりで言えば、僕はそういう意味では「旅行のDVD化」という塩・胡椒のやり方も面白いと思う。旅行に限らず、自分達でホームビデオにバラエティーなり、地元の紹介なり色んなことをやってビデオに収めるだけでコミケで売れちゃう。

…炎上したんだけどね。(炎上騒動については矢印の先の記事を参照)→『塩・胡椒炎上騒動』

  • 簡単にできることを如何に難しく、個性的にやるかを考えるのが日本人!!

ここまで書くと、多分作者やファンから「ざけんな!こっちだって苦労して作ってんだ!」と怒ると思う。僕自身書いてて、誤解を招きそうで気まずい。

前述した通り、この同人誌はクオリティーが高いんです。安直にやれば2chとグーグル先生とWikipediaを手早くやれば30分でできますが、そういう事をするほど無粋な同人誌だったら僕は買いません。

聖地歩きがこの一冊でらくらく実現。
まず、地図付きで実際にこの本を持って幕張や千葉駅の周辺を歩いていくとその舞台に出くわして、検証のために俺妹のアニメの画像も載っているため、その場で「ここが聖地か」と比較できる。

ちなみに、著作権法・23条にあるように「検証」のための資料としての引用は合法です。そのため、この本は俺妹の画像は使っているけど、法的制限には引っかかりません。

地図だけじゃなくて、Googleマップのどこらへんかまでちゃんと打ち込めば出てくるようにしてある「親切設計」な本です。

地元で起こった俺妹の情報をピックアップ
千葉駅の記念切符の話と、俺妹×千葉マツダ(マツダ何してんの!?)のコラボ企画についての記事が画像付きで載せてあります。

さっきから「安直にやればこれはいくらでも簡単にできる」って言いふらしてきたけど、こういう限られた情報やお宝の回収までやってくれる作者にはその言葉は当てはまらないですね。(失礼極まりないぐらいで)


地元の情報(俺妹の情報ではない部分)
感心したことは地元の宣伝的な部分も若干ふくんでいること。(ゴリ押しして作る人もいるだろうけど、この人の場合はページの構成比としては少なめ。)モノレールの比較であったり、OPに出てくるモノレールの下の部分がライトアップされているところまでしっかりと写真に収めている。

千葉の観光PRとして大賀ハスの花畑の話も。

フィギュアの有効活用
冒頭に表紙絵に載せたのですが、もう一回、小さいサイズで載せます。(※説明に必要だから)

この画像に乗っているフィギュアもそうなのですが、おそらく作者の趣味と思われるものがチラッと出てきます。個人的には文字だらけ、地図だらけで、堅苦しい感じになりがちなこういうジャンルでふとフィギュアの画像をはさむような演出がある所は作者ならではの良い工夫だと思い、本編との関連性は少なめですが、敢えて取り上げさせて頂きました。


フィギュアもそうなのですが、写真のセンスが良くて、僕は裏表紙に使われている「フクロウ交番」の画像が大好きです。大賀ハスの画像についてもハス単体だけではなく、電車の通り過ぎるところと共に撮影している画像と一緒に掲載しているところに「わかってんじゃねえか!」と言いたくなるような共感を覚えました。

僕もデジカメを持って写真を取りに行く事がある身としてはそこらへんも非常に勉強になりました。



・作者紹介
画像はきゃめるさんのサークル「no strict;」から頂きました。
http://blog.livedoor.jp/celeron1ghz/archives/5013764.html

ちなみに、コミケで売っていたものを思い出して、話をすると東方関連の聖地巡礼マップ(※諏訪と京都)なども売っています。本当はそっちも買いたかったのですが、ジリ貧のコミケ(予算6000円)だったため、買うにかいきれず、この1冊のみになってしまいました。