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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

ユニクロの『大学1年生採用』から見る就活と人材市場

教育論

大学でダラダラ4年間過ごすよりも、1年生の時から「どういう仕事をするか考え、早くから決められる」(ファ−ストリテイリング会長兼社長 柳井正

相変わらずユニクロはいろんな概念を壊していく企業だと思ったね…良くも悪くも。

お品書き

  1. 新卒一括採用の消滅!? ユニクロが検討する「大学1年生採用」の衝撃
  2. 大学無益論に反発する
  3. 日本の人材市場のレベルの低さを露呈したニュース!!
  4. 前提を疑う力がないから日本企業・日本経済・日本政府はダメになった。
  • まずは事実から

かなり重要なニュースなので、記事にしたいと思います。

長いので、重要なところだけ色付け編集させてもらいます。忙しい方はそこだけ読んでもらえば結構です。

新卒一括採用の消滅!? ユニクロが検討する「大学1年生採用」の衝撃
 12月1日、2013年春卒業予定の大学生の就職活動が解禁となった。震災の影響で、12年卒の内定率は10月1日時点で60%を下回っている。

 そんななか、ユニークな採用方式が注目を集めている。カジュアル衣料最大手「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングがこれまでの新卒一括採用を見直し、「採用時期を通年とする」「選考する学年も問わない」とする新方式導入を検討しているというのだ。

 ファーストリテイリング柳井正会長兼社長によれば、「一括採用だと同じような人ばかりになる。例えば、大学1年生の時点で採用を決め、在学中は店舗でアルバイトをしてもらい、卒業と同時に店長になってもらうこともあり得る

 大学でダラダラ4年間過ごすよりも、1年生の時から「どういう仕事をするか考え、早くから決められる」(柳井氏)メリットがあるという。

 この採用方法、就活のプロはどう見ているのか? 人材コンサルタントの常見陽平氏はこう語る。

「予測していたことが起きるという印象です。新卒採用の自由化、多様化、求められる人材の高度化は止まらない。一括採用に代わって、企業が学生を育てていく新しい仕組みが生まれると思っていました。ユニクロにすれば、在学中からアルバイトをしてもらうことで自社に合うよう育成した人材を採用できる。学生も早くから内定先をひとつ確保し、就職先の選択肢が増えるのだと捉(とら)えることができます

 人事コンサルタント会社「ブレーンサポート」の木村俊良氏も高評価だ。

「大手企業の場合、採用スタートから研修終了までひとり当たり100万円以上の費用がかかります。学生のうちから店舗でバイトをしてもらい、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)で育成すれば、採用や研修のコストが大幅にカットできます。どこかの企業がいずれは導入するだろうなと思っていましたが、やはりユニクロかという感じ」

アパレルビジネスに詳しい「ジェネックスパートナーズ」の河合拓氏も言う。

時給が100円違うだけで他社に転職してしまうほど、アパレル業界は人材の流動性が激しい。そのため、企業間で仁義なき人材争奪戦が起きています。その点、大学1年時から卒業時に使える『入社チケット』を渡しておけば、4年間は辞めない。ユニクロがどんな条件を提示するのかは不明ですが、例えば、卒業1年目からいきなり店長に抜擢され、頑張り次第では年収1000万円も夢じゃないよとでもなれば、学生だってやる気になると思いますよ。優秀な学生が集まってくるはずです

 この「大学1年生採用」、他社にも広がるのだろうか?

拡大しなければ困りますね。経団連は『学生の本分は勉強』と言って、今年の3年生から就活サイトのオープンや説明会のスタート時期を遅らせました。しかし、多くの大学3年生は学業に打ち込んでいるわけではないし、就活の準備がきちんとできているわけでもない。そこで、ユニクロは世間の流れに逆行する『大学1年生採用』をしようとしているのです。これは経団連に対するアンチテーゼ。『新卒一括採用なんてやってたら、日本の仕事はみんな優秀な外国人にもっていかれちまうぞ!』と一石を投じたのです。例えば楽天やパナソニックあたりが続けば、この流れは一気に広まるのでは」(前出・木村氏)

 しかし、学業に専念すべき大学生がアルバイトばかりするのは、マイナスも大きいのでは?

「ユニクロも学生に卒業してもらわなければなりませんから、むちゃくちゃに働かせるなんてことにはならないでしょう。企業と学生、互いに遠慮が働いて、むしろ学生がきちんと勉強する流れになることを期待できます」(前出・常見氏)

 なるほど。卒業後の進路が明確な分、将来につながる勉強には熱心になるかもしれない。

 しかし、学生時代とは勉強やバイトをするだけの期間ではない。社会人になると難しい長期の旅行に行くのもアリだし、ひたすらモテだけを考えてそのためだけに生活するのも貴重な経験。そうした大学でもバイト先でもない場所で経験を積みたいと思っている学生もいるはず。ユニクロ方式が広まったとしたら、彼らにとっては就職しづらい世の中になるのかもしれない。この新方式、学生にとっては吉と出るか、凶と出るか。

随分と半可通な連中の詭弁・妄想がタラタラと垂れ流されて非常に気分が悪い。こういう奴らが就活のコンサルタントだの人材がどうこうと言っているのだから、本当に気分が悪い。

  • このニュースを聞いていの一番に怒るべきは大学だ!!

『時は金なり』

この言葉を知らない人はおそらくいないであろう。しかし、『機会費用』という経済学用語を知ってる人は意外と少ない。この二つの言葉は同じ意味です。遊んでいようが仕事をしていようが、時間を使う。そこで遊んでしまったら時間がただ失われる。稼げるはずだった「機会」を失われる。

「じゃあ、ユニクロの大一採用に賛成なのか!!」

いや、「慎重派」です。「学問と娯楽の弊害がないぐらいの範囲でバイトとして研修させる程度」ならば賛成です。

僕はガリ勉による「学問インテリ」とは真逆の存在です。言うならば「遊び学者」といったところです。
確かに本で知識・動画・大学などで勉強はしているのですけど、僕が他の大学生に勝てる分野というのは「文章能力」と「具現化」なのです。机上の空論ではなく、実用的に「ここにはこういう理論があるからこの人・企業はこういう行動・選択を取る」というのが私の得意分野です。

ユニクロがもしも「社員候補生」として、スパルタ教育をするのであれば、僕はユニクロのためにも、学生のためにも反対です。

というのも、大学生が暇人だから得られるモノがあるのです。…ユニクロならアパレル業界ですよね?だったら、ユニクロの社員になる人はいっぱい合コンと恋愛しないと。相手の性別のファッションを見ないと。

事務的に使えるかどうかという話も重要だけど、そんなもんバイトでも代替可能な部分は大いにある。(早いか遅いかはあるだろうけど、ある程度誰でもできないと事務作業として成立しないわけで…。)
服屋の店員なら、客の質問に答えられないと!…ユニクロは自由気ままに買い物させるお店だけど、素材だとか何がいいかとか、似合うかどうか…色々あると思うんだ。

結局、それが答えられない人が「仕事のやり方がわかります」だけじゃ、ロボットだよ。服ってのは人間味のある表現だからかえって遊び人ぐらいの方がいいんですよ。(ユニクロの場合は優秀な事務員も必要だけど、それだけじゃ客単価が上がらない・ブランドイメージが育たない・ダサいイメージが浸透して肌着、部屋着からランクアップできないなどなど。)

これはアパレルに限ったことじゃない。大学生が何気なく暇を持て余してすることが意外と社会にでて役に立つことは多い。学問関連の知識を付けることもそうなのだが、それだけじゃない。

そもそも、【商売】というのは他人の生活をサポートして、豊かにしてあげる事で成り立っている。

あなたが朝起きてコーヒーを飲んで朝食を食べる。出勤する際にスーツ・靴・ズボン…あらゆる衣類を御召になる。出かけるために鉄道を使う・あるく・バスに乗る。仕事帰りに飲みに行ったり、遊びに行ったり…

ありふれた営みの中で使われるものを供給するのが「商売」ですよ。そして、今の日本はもう全部揃っているから、新しく入ってくる人達には「こうだったらもっと楽しいのになぁ、便利なのになぁ、効果が上がるのに」ということを考える脳みそがないといけない。

単なる事務員、単なる生産工員は機械と中国人がドンドンやってくれる時代になったのだから、日本人はより幸福追求・必要追求をしないといけない。そういう時に一人暮らしを経験して、貧しい暮らしを体験して、忙しくいろんな人と付き合う大学時代の経験は大いに生きてくる。学問ももちろんだが、大学生はもっともっと色んなことを考えないといけない。

学問も経験も仕事の中に活かせないようなシステム、合理化・利益最大化・可視化・数値化・明文化など明らかに幸福追求とは関係ないところへ突っ走っていこうとする企業の風潮こそが責められるべきものだ。


もちろん選択としては歓迎するが、それが広がった際には大学はもっと怒ってもいい。学問は真理を追求する場所だ。社畜の養成所じゃない!!


社畜を要請するなら文学部英文学科はシェイクスピアーなんか辞めて、スティーブジョブズの演説やビジネス英語の研究をやったほうがいい。経済学部だって、マクロもミクロもやめて簿記とゲーム理論ばっかりやってたほうがいい。経済学なんて所詮は「常識の成文化」だ。如何に【経済という現象を文字起こしし、人にわかりやすく説明するか】ということが経済学なのだから、そんなものは分かっているならもう利益を生み出すために経済学なんか学ばないほうがいい。究極に無益なのは社会学ですよ。少子化?イジメ?家族?そんな研究を理屈でやらずに、いっそのことマーケティングにしたらいいじゃないですか?

…社会の成り立ちをしっかりと理解していない連中が商売をやるから世の中に必要とされず、人の幸福や必要ではなく理屈ばかりを研究する公務員と政治家ばかりだから政策が疎まれる。そして、日本は閉塞する。

評価基準やシステムの問題が大きいのに、それを「大学が必要ない、学問よりも就活」とぬかす企業人・コンサルタントに対して真面目な学者は怒ってもいいと思うね。

  • 「日本の大学生は「名誉職」である」という事実を肯定するから話がおかしい。

敢えて言いましょう。この記事に寄稿した人材コンサルタントの「木村俊良」という人はバカです。世界の人材事情を知らなすぎる。*1

こんなのが人材コンサルタントできるなら…という気持ちでございます。

いやいや、大学一年生を内定させて研修させる話と、新卒採用の話は全然違いますよ。

それに海外では新卒なんてシステムが無くて、大学でしっかり勉強した上で「私はこれをやった専門家で、この研究については…」と熱弁・猛アピールの末に採用されるのです。(特にヨーロッパ)

日本の新卒採用というのは海外との仕事で競合する場合は欧州・アメリカなど学問を4年も5年もやり込んで大学を出てくる連中です。途上国に仕事が流出するとしたら、それはコストの問題で、低コストで出せる仕事はたいていの場合は生産の単純労働です。そして、それらと新卒はほとんど関係がありません。むしろ、憂うべきはパートであって新卒ではありません。(そんなこともわからん奴に人材コンサルタントたる資格なんかありますかね?)


就活をしている人、させている企業がゆめみがちで語られていないので、本質を語ろうと思います。
新卒採用という文化がバブル崩壊後も残り続けた理由は、日本の文系には専門性が要求されないからです。

…厳密には「自分達で育てられる」「イエスマンの部下が居ればいい」という老人達の思いあがりが新卒採用というシステムを残しているのです。

…刻々と変わりゆく時代に、会社の中で育てられた知識しか持たない人間ばかりで何ができるというのか?という事を彼らの業績と既得権益としての腐敗ぶりを見た上で問いたいものです。

日本の理系は欧米みたいにちゃんと研究成果を発表して、採用されているが、文系は明らかに「内部に言い訳が立つ高学歴な美男美女」を優先して採用されているという現状だ。文系の専門性を軽視している。軽視しているだけではなく、高卒と変わらないとすら思っている。

ユニクロに来る人のほとんどは文系のはずだ。(素材の開発者とデザイナーを覗いたほとんどの人は店舗・物流・資産・戦略をマネジメントするスタッフなのだから文系になる)

それらを大学一年生からそいつがどれだけ大学で何をやるかもわからないのに、学歴だけでとってしまおうというのはいささか乱暴であり、もっと懸念が出てもおかしくはない。しかし、そういった懸念が記事に書かれていないところを見ると、これを書いた記者の捏造を疑わずにいられない。

  • 1億層サラリーマン化が日本を衰退させた。

もう分かっていると思うのですが、僕らは中学生くらいからサラリーマン的な価値観に縛られている。

【サラリーマン的】というのはなんでしょうか?基準に従って働くことで、相応の報酬をもらう人の事であります。サラリーマンと反対の存在は『経営者』です。経営者は自分で自分の基準を決めないといけない。誰から何をしろと言われない代わりに、自分が生き残るための手段と基準を常に自分で考えないといけない。人から答えももらえないし責任転嫁することもできない。

なぜ、中学生からなのか?

昔は中学校にも不良がいて、盗んだバイクで走ったりするのがかっこいいと思われていたそうですね。…だけど、アレは今の子供が聞いたら「そんなことしたら、進学できなくなるよね」の一言で抹殺されてしまう。

高校進学率が8割、9割の時代です。そして、その高校で受けられる教育、大学で受けられる教育、社会に出るために必要な学歴は中学からずっと勉強漬けで先生に愛想振りまきながら頑張らないといけないのです。

ただし、高校はどんな不良でも学校に出て東大の試験に受かれば東大生になれますが、中学は違う。いい学校に行きたかったら「内申点」制度と言って【先生の独断と偏見が混じった授業態度の評価】、テストの評価が進学を左右する。(高校のAO、推薦入試はこの内申点制度を重視する私学がたくさんあるため、マーチや関関同立でも無学の学生がいることがある。)

僕はこの制度には嫌な思い出がある。
1つは中学3年に限って、一番嫌いな担任にあたって月一で喧嘩してたこと。(正確には難癖をつけられて呼び出されたに近い)
1つはうちの学校ができすぎていたため、教育委員会から圧力をかけられ内申点が厳しめにつけられたこと。(その証拠に僕の中学校から優秀な私学に行く人が多かったが、内申点を不利に設定されたことから公立入試では負けが目立った。)


言いたい事は子供のときから大人に生殺与奪の権利を握られて生きてきたのが僕らの世代だということだ。

これは社会人になっても同じ。上司のご機嫌取りのために自腹を割いて、酒の席に付き合わされても法律だなんだとごねることもできない。そんなことをすれば自分の評価が下がる。


元々、組織の長老が規律を定め、それに従うというルールは古来からあった。だが、今現在の問題として老人や中年が若者を虐げるためにその「生殺与奪の権利」を行使するようになった。これには2つの理由がある。
・1つは【権利は行使するためにある】という個人主義的思想が国民の深層意識を侵食したこと。(日教組教育や憲法の定める自由・人権の精神の行き過ぎ)
・もう一つが「経済成長をせず、デフレが15年以上続いたこと」から、「みんなで豊かになろう」という考え方から「自分の富と地位を守るために権利を使おう。自分もそのために頑張ってきたのだ」という風に保身のために権利を振りかざすようになった。



今の時代にとって、本当に必要な人は3タイプだ。
・1つはルールを、前提を疑う人。これはサラリーマン的じゃない哲人的な部分を持った人。
・1つはルールを壊すときに調整する優秀な実務家。
・1つはルールを変えるときにモラルを持って賛否を表明できる人格者。

僕らの世代が老人から、会社から、規律・社会というシステムから必要とされているものは「従順である事」だが、今の30以下は規律に従順では老人に食われるということ自覚したほうがいい。

私は、ニートやフリーターを進んだ存在だと思っている。というのは『規律に縛られていない』からだ。

政治も経済も全て、少子高齢化によって高齢者が有利なように働くことが明らかになった。選挙では高齢者の方が人数が多く、経済はお金があるほど沢山投資ができ、50過ぎればたいていの人は親からの相続と自分の収入がピークに達するため金が有り余る。

若者とはそれらに虐げられる弱者なのだ。自ら規律をつくる経営者や個人業を目指すか、規律や社会活動から切り離されたニート、フリーター、世捨て人になる事こそが老人からの支配に対して生き残るすべだ。

【ユニクロの大学一年生採用】から学び取らなければならないことは「会社は大学で学んだことなどこれっぽっちも評価する気がなく、肩書きとしての大学があればいい」と思い上がっているということだ。

…それが自らの身を滅ぼしたとも知らずに。


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*1:記者が捏造した可能性もあるけど、書いていることが本当ならば、この人はアホです。