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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

ラノベ評論【僕は友達が少ない5巻】/理科可愛いよ…理科

ラノベ

志熊理科…哀れな奴…いや、むしろ羨むべきなのか…?」僕は友達が少ない5巻・三日月夜空の台詞)

…はがないって心理描写としてはわかりやすいから国語の基礎を学ぶならこれ読むべきだと思うのは俺だけかな?…まぁ、ヒロインがドSと、エロゲ廃人と、痴女の作品何か私が目の黒いうちは教科書にならないと思いますけどね。

僕は友達が少ない (5) (MF文庫J)

僕は友達が少ない (5) (MF文庫J)

記事の内容

  1. 筆者のネタのバラエティに嫉妬!!
  2. 国語の時間っぽく夜空の行動を解説する
  3. 志熊理科というキャラクターについて
  • 5巻使って時間軸として3、4ヶ月くらいしか進んでないから驚く

…いつもなら「この作者語彙力が乏しすぎるだろ」とか「オタネタ仕込みすぎてわけわかんねーよ」とご立腹のところからスタートするのですが、今回はAmazonさんの評価が冷たいので僕はあったかく行こうと思います。

べ、別に「4,5巻になって急に好きになった」とかそういうことじゃないんだからね///

しかし、ネタが豊富だというのは事実で、今回は「ただの電波キャラ」か「男の娘」ポジ以外に特にサブストーリーがない幸村君に待望の見せ場が出る。
…この巻読んだら、10人中7人くらいは幸村の話をしたくなるだろうね。(僕は別に…ですけど。)

3巻から出てくるセラパパ、4巻から出てくるマリアの保護者、終わりの方に電話してくる人などキャラを掘り下げる過程で、いい意味で脱線するネタが多くあることに感心させられた。

キャラを微妙にオタ属性を付けながら変えていっている部分もネタを増やす要因の一つで、理科の登場がオタ知識を汚染と言う名の普及をすることで、うまく機能しているのも面白い。(正直、一巻の小鷹のギャルゲの仕方にも驚いたが、夜空がああなるとは思わなかった。)

  • 夜空が幸村に血相かいた理由

僕は3巻を読んだ時にこんな仮説を建てていたのですが、それが証明されるのがこの巻だったので、3巻の評論で書いたことを少しばかり紹介したい。

『あなたと一緒にいたいから私は愛の巣として部活をつくり、私とあなたに奉仕させるために部員を集めた。いや、私自身もあなたに部活を作ること・楽しませることで奉仕している。』(出典・ラノベ評論【僕は友達が少ない3巻】/愚直なまでの愛情の物語

ここでいう「あなた」は小鷹で、私が「夜空」なのですが…すごくざっくりと僕の仮説を説明しちゃうと「1巻の言動から夜空は小鷹には元々気づいていて、小鷹と一緒にいたかったから部室を愛の巣にした。恋人という道を選ばなかった理由は「高校生の恋仲」というものが何の責任も共有できないただのセックスフレンドに過ぎないと夜空が考えたから。」というもの。

この仮説のほとんどの部分は4巻でも証明されていた。だから、星奈に対するイジメの理由を「ヤキモチでかつ、せっかく小鷹のために作った部活を破壊するような危険因子だと夜空が感じてやっていた」と僕は説明している。(ラノベ評論「はがない4巻」

5巻で起こった幸村のサブストーリーについて最もショックを受けたのは実は夜空だった。

夜空自身が墓穴を掘ったことに気づかされてすごくあわてふためいた。これが5巻の最も重要な部分になる。ネタバレ防止のために言わないが、夜空は小鷹と一緒にいるために部活をつくり、星奈にきついマークをかけてきた。この事実から察するに幸村にああいうことがあれば、そりゃ夜空としては困る。部活存続の危機だろうね。今すぐ起こる危機というよりは潜在的な危機だけど。

  • 理科という良妻〜実は夜空を最も理解・応援している人〜

4巻での経緯もあって、後半は理科パートになります。(むしろ「理科の使い方でこれだけはがないは面白くなるのか」と言うことを原作者に教えられたのがこの5巻だと僕は思うね。)

理科というキャラは非常に奥が深い。小鷹の評価では「変り種のお調子者」なんだけど、最も邪道なヒロインでもある。小鷹が会ってすぐに好きになって、恋人になりたいという意味じゃないんだけど「攻略対象になりたい」という願望もあって、だけど夜空に対して応援しているかのような部分もある。

僕は基本的には二次元キャラの第一印象は大体「いい奥さんになりそう」って人を好きになる傾向があるから、志熊理科がストライクだった。

3巻評論では「夜空は小鷹を愛しているから【ずっと友達でいたい】と願う」と説明し
4巻評論では「星奈は小鷹の事が好きだから【自分のモノにしたい】と願う」と説明した。

理科の立ち位置って僕は【妻】だと思う。同じフォマートで当てはめると

5巻評論では「理科は小鷹に一目置いていて【自分を認めて欲しい】と願う」と説明する。

それは発明だったり、性の対象(女)としてだったり、ターゲット(彼女候補)としてだったり、色々な味方はあるんだけど、要するに小鷹に「必要とされたい」という願望が強い。

恋仲とか「一番の友達」というポジションを狙っていないから彼女の場合は夜空や星奈と喧嘩にならない。

認められて、ずっとそばにいられれば少なくとも夜空・マリア・幸村とは立ち位置が競合しない。(小鳩は結構独占欲が強いから競合する。)…星奈の場合だけ競合するけど。(恋人がいる男に仲のいい女が恋人以外にいるのってややこしくない?

はがないが他のハーレムモノよりも優秀なところは「全員が主人公とそばにいたい理由や目的が違う事」にある。だから、ドロドロな昼ドラ展開が起こりうる人物があらかじめ決まっている。 理科と幸村は自分の小鷹に対する立ち位置はだれか別の相手が居ても成り立つポジションだから別に部活の中での立ち位置に困ることはないし、小鷹に部活に居て欲しいという思いは夜空と共有できる。


だから、理科は夜空を援助する。

終盤で夜空にゲームをやらせるシーンがあるのだが、既プレイの理科が夜空の行動を読んでこのゲームを勧めた事は大いにあり得る話。…というよりも、むしろ夜空をどうにかしたくてそのゲームをやらせたと思う方がしっくりくる。

理由としては夜空がどの男を選ぶかは当然、小鷹に似たような奴を選ぶ。小鷹は本作では不良っぽいルックスという設定になっているから、割と普通の優等生キャラは絶対に選ばない。(優等生って優等生のことが嫌いというのが僕のイメージだし、世間の相場のように思える。)

オヤジが「夫婦60%の法則」と言う事を言ったことがある。その法則では「夫婦は何でもかんでも知ろうとしたり、一緒にするばかりではいけない。追ってくるものには逃げ、冷たい人には関わりを持とうと努力することで熱くも冷たくもない一緒居やすいぐらいの温度ができあがる」と述べている。

この法則を持ち出した理由は2つある。
1つは夜空という勉強ができるインテリキャラが同じ勉強ができるキャラを選ぶことはありえないという事。(スポーツ万能の高飛車キャラも絶対に選ばない)。

自分と尖っている部分が一緒の人は大体その事が原因で喧嘩するので選ばない。(まして、はがないでは夜空は聡明な女性だという判断があるから、常識や俗論よりも主観的に合理性を判断・選択するので「みんなが選びそうな男」でも自分に合わなければ捨てるように思考する。)

だから、夜空がゲーム上で選ぶキャラは理科に予測できる。

2つめは理科が夜空にゲームをさせた理由は「恋愛するという事に対する恐れ・抵抗感を捨て去って、素直に小鷹と向き合って欲しい」ということがあったから。

冒頭の台詞を思い出して欲しい。
志熊理科…哀れな奴…いや、むしろ羨むべきなのか…?」

これは理科の真っ直ぐさに向けられた言葉である。(原作読んでもらえば、まっすぐすぎて驚くからぜひ読んで欲しい。)

理科と夜空はすごく似ている。互いに小鷹を攻略するためにかけているものがあるが、そのかけているものを理科は夜空のモノを、夜空は理科のものを持っているのだ。

…夜空は「素直に伝える」って事を恥ずかしがるから部室を作る選択を取った。だけど、理科は反対に「想いを伝える」と言うことにだけは長けている。逆に理科は「小鷹との絆・小鷹への理解」がない。夜空はそれがあったから一緒にいることができた。

…僕は真直ぐ正面だって認めてもらうために、恥も外聞もなくその人に食らいつく恋愛ができる女の子が好きだ。(僕自身がある女性に向けた感情もそれであったからこそその難しさとか虚しさとかそういうのがわかってしまう。)

だから、志熊理科というヒロインがここ数年のラノベ・アニメ…あらゆるメディアを超えて彼女の事が最高に好きになった。…「最も攻略したい」というのは彼女です。本人は攻略しやすい落としやすいキャラって言っているけど、こういう人の愛情を受け止め続けるのってけっこう大変だから…面白いんだと思う。


追記
ここ数日、無性に薄い本を買いに行きたい。…ミルキィホームズのギャグモノが読みたいと思った時以来の衝動で、今は理科の…全年齢で結ばれるのもいいけど、18禁のエロいのもいいなぁ。彼女の願望とか妄想って18禁の部分多いし。


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