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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

レバレッジ時間術〜ノーリスクハイリターンの成功原則〜 本田直之

読書日記

3連続読書日記ですが、今回は前にブログかmixiか忘れましたが、私にこの本をおすすめしてくださった読者がいて、それをブックオフでたまたま見つけたので、読んでみることにしました。

記事の内容

  1. 問題なのは時間をどう考えるかである
  2. 時間の考え方を変えれば、人間が優しくなる
  3. 時間に着眼すると新しい商売が生まれる
  • 【時間】を意識せよ。

はっきり言って、この本を読むかどうかという価値は0か100かどちらかだと思います。

というのは方法論としては大したことが書いていないのです。身の回りにある時間管理法をもっと個人で試せというだけの話なのです。
例えば、学校の時間割。例えば、納期に向けて仕事を割り振っていく工程表。例えば、やることを書き込んでいくタスクリスト(To Do List)などは割とどのHow to本でも読める話ですよね。

重要なのは時間の考え方と言いましたが、これらをどう組み合わせるかです。

時間だけはビル・ゲイツもそこらへんのおっさんも寿命の数以上は伸びない。そこで、お金のように「稼ぐ」事はできない。しかし、お金みたいに「投資する」「節約する」という発想は使える。
そこで、日頃の使っている時間を有効に使うために使っている時間を見直す。具体的には時間をかけるもの、そうじゃないものを仕分ける(ルーチンワーク・パターン化やマニュアル化が可能なものは極力そうする。)、必要な点数が満点じゃないものは手が抜ける範囲で抜く、いつも絶対にかかる時間をあらかじめ天引きして考える。

一個一個の作業ではなく、24時間全体で、一週間、一ヶ月といった先に或者を見据えて今何をすべきか考える習慣を付ける。それがこの本の主な要旨です。

  • 時間は誰のモノ?

ちょうどブログを執筆しつつ、ブラック・ラグーンというアニメを見ている時に主人公ロックの発言で「頭を下げて、上司の愚痴を聞くのが仕事」とあったが、これが日本人の時間の感覚というものを象徴している。

この本を読んで欲しいのは僕は社会人もなのだが、むしろ高校生以上の学生にこそ読んで欲しい。

というのは人の時間を大切にする、相手のために空気を読んであげるという習慣はくだらない体育会系の群れることでしか、自分を見いだせないバカ犬共こそ知る必要があると思うからね。体育会系のノリがインテリな商社や銀行にまで浸透している理由はそういう序列を学校時代からやってきて、学校という場所でしかモノを覚えないエリートバカがそういう事を会社でもやるのさ。…サルにオナニーを教えると死ぬまでシコッてるって話を思い出すね。

それもあるのだが、若年層に当てはまることもある。目的もなく、意味の無い趣味に流されやすいのも若年層だ。テレビを見るとか、話の種のためにいろんな娯楽をやるとか、ご機嫌を伺うとか、それをやらない人を虐めるとか…そういうのから脱しないと。*1

そして、人を結論しないままグダグダと連れ回す、突き合わすということも「相手に迷惑かけた」という意識がない人が社会人にまで居るから日本人というのは感覚が狂っている。

本の中で「ドイツ人は【自分の時間を大事にする意識】が行き届いている」と書いてあったが、実際ドイツというのは労働時間の法律が厳しい。工業国でありながら日米はもちろん英仏よりも短い。*2

他にもドイツ関係の文献をまとめた論文にはドイツ人は「超朝型」で、4時終業6時に残業帰りがデフォだそうだ。(ちなみに、筆者によるとアメリカも朝からスポーツクラブに行ってから仕事に行く人が多いという朝方生活。)

朝型の方が脳みそにいいという話は色んな言い方で証明されてる。「脳みその動きのピークは起きてから二時間後に来る」とか「火の光を浴びることで体内時計が調整されて人間の時間感覚が正常になる」とか…。イマイチ科学がわからない人は携帯電話を思い出してください。人間は睡眠で充電し、企業という大きなサーバーでつなげられる携帯電話だと考えれば納得がいく。(スマートフォンは本当になんでも出来るからその発想はあながち嘘じゃないかも…。)

  • 出よ!朝ビジネス!!

この本の世の中が少子高齢化したことで、色々と世の中が変わったけど、あまり変わっていないなぁ…と思うもので「お店の営業時間」というのがある。この本に「欧米では朝からお店が空けて、夜は早く締まる」っていう話があったけど、これは実は日本こそがそれをやるべきだ。

私は欧米追従主義は嫌いですが、これについてはさっきの「時間の有効活用」以外の趣旨で「高齢化社会だから」という理由でやってもいいと思う。

理由は三つ。
・高齢者は早寝早起きなのですよ。
高齢者が日本の資産の7割を持っているんです。
・高齢者に限らず、働き方が多様化した社会で朝から空いている施設は嬉しい。

1、2は割と誰でも知っていいますね。特に重要なのが2で、老人が集いそうな場所はなるべく、朝早く開けてしまうのがいい。都会暮らしの老人になったうちの祖母が「もうスポーツクラブで人に会ったり運動しないとボケちまいそうだ」って言っているように何もしない時間を作っているのは彼らにとって苦痛なのだ。(実際、今の老人は成長時代の労働力だった人達ですから、とにかくいっぱい叩いて「クオリティーオブライフ」なんて時代じゃなくて、「働けば働くほど儲かって幸せになる」の時代だから、仕事がなくなるとすることがないのさ。…働く以外にしたいことがあったやつは働かないでバカをやらかしていたから、それをやり続けるだけで引退しても変わらない。)

百貨店は若い女性ばっかり狙ってるから縮小するんだ。金持ってない奴に高級店に入れなんて馬鹿なことをしゃーしゃーというような連中がいい給料もらっているんだから如何に「商売というものは資本があれば、脳みそがいらないか」を、「組織のトップというのは馬鹿野郎でも割となんとかなる」と言うことがよくわかる。(…でも、富裕層男性向けに舵を切り始めた百貨店もあるし、から一部は評価するし、興味深い。)

そんな人達の要望にお答えして、お金を稼ぐのが民間のお仕事だと思うが、意外とこういう発想を街中で見ることがない。そこで、以下のように提案したい。(終わる時間が書いていないが、これはシフトを組む人数で決めたらいい。)

近所の喫茶店が7時、チェーン店でも6時に開けているが、アレを5時にすれば、もっと人が来る。徘徊老人はもうそのぐらいに歩いている。
スーパーだって10時なんてふ抜けた時間に開けずに8時頃にしたらいい。主婦は8時には夫と子供を送り出して暇なんだから、お店開けちゃえばいい。
究極はスポーツクラブだ。9:30じゃ一番高い金払って会員になっているサラリーマンが来られない。6時だ。6時からやって、置けば夜に混雑することがない。(※母のスポーツクラブ好きを押し付けられて一時よく利用していた。)

3については「ビジネスマン向けの商売は夜遅いほうがいい」というイメージがあるが、実はクリーニング屋さんというビジネスマンのためにありそうな商売が意外にも朝型だったりするのです。


最後に、モーニングビジネスって意外と儲かりますよ。例えば、喫茶店は食べ物頼んでくれる人が多いです。スーパーを早く開ければ、レジが混まない他店員に注文をつけてもすぐ対応してくれる。接客する方も相手が寝起きでピンピン動く機嫌のいい人の方が対応が楽です。仕事帰りのイライラした人に八つ当たりや難癖つけられる方が手に負えない。(経験談)←クレーマーは夕方から夜にかけてくる法則。鉄道も今よりも充実すれば確実に混雑は避けられるし、会社側の勤務の選択肢が増えて活性化する。
…まぁ、欠点もあって、前日にいつ開けても大丈夫な状態にしておくか、早起きして店員に深夜手当を上げて来てもらわないといけないのが欠点だけどね。(そして、早起きの仕事というのはなかなか受けない)


というわけで、検討してみてはいかがでしょうか?(僕は今学生だから朝でも夜でもないんだけど、老人は予定がないから朝方からは動かない。夜に仕事している奴らは物流センターなり店舗から動かなくて金にならんのだから、朝に開けて深夜営業はしない方が良いというのが私の意見でございます。)


レバレッジ時間術

レバレッジ時間術
著者:本田直之
価格:756円(税込、送料込)

*1:まぁ、俗論無視の私のブログ読みに来る時点で、クラスの流行なんかよりもずっと高いところにいると思いますけどね。…政治系なら戦前生まれの長老ともやりあえますし、経済なら一流企業の若手サラリーマンと渡り合える腕を持っているからその知識を生かしてこれ書いているんですよそこらの居酒屋会議で無駄な散財するなら、俺のブログと俺が紹介した本を読むほうが有意義だ!!こんな無名のブログがそれなりにはてなブックマークもらって・リピートする読者いることが何よりの証明です。

*2:よく、韓国が労働時間が長いと言う話があるが、あれは韓国って人件費をちゃんとマネジメントできないのよね…済州島の旅行中にどこへ行ってもサービスに使う人の量の多さが目に付きまくったのよ。手持ち無沙汰にしている人がほとんどの時間にどこかしらの視界に入っていたのよね…日本人と違って自由度を与える間にさりげないサービスをするというのではなく、いかにも仕事していますという感じを漂わせるのが彼らのサービスの価値観らしい。そのくせ、コンテンツは結構ケチる。