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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

AKB48の姉妹グループ、海外にも〜暴走するinvader〜


経済屋さんらしく、経済のネタを書いていこうと思うのですが…これってメディア論と経済論の中間点みたいな議論になると思います。(今日は日本語だけですが、そのうちこれの英語版作ります。3流大学生の残念英語ですが、少しでも台湾・インドネシアに伝わるように翻訳版を作りたいと思います。)←翻訳してくれる人がいたら、本当に嬉しいけど私の知人にグローバルに強い人がいない(一人だけいるけど、オヤジ)ので、ちょっと困ってます。

訳してまで彼らの国に発信したい理由は記事をお読みください。

記事の内容

  1. JKT(ジャカルタ)48・TPE(台北)48誕生へ
  2. AKBプロジェクトの本質的正体
  3. AKBとは海外に輸出するに足る文化か?
  4. そもそも、AKBの海外組織は成功できるのか?
  • まずはconsensus(共通認識)を

毎日さんと朝日さんの記事を一部抜粋で必要なところのみ貼ります。私のブログはマスコミと違って淡々とニュースを伝えるのではなく、私の目でニュースやカルチャーを切っていくことにこそ本質があるため、詳しく読みたい人はリンクへ読みに行ってください。

インドネシアにJKT48誕生へ
人気アイドルグループ「AKB48」の海外初の姉妹グループ「JKT(ジャカルタ)48」がインドネシアで誕生する。年内のデビューに向け、メンバーのオーディション風景が4日、メディアに初公開された。(中略)JKTはAKB同様、「会いに行けるアイドル」をコンセプトに秋元康さんが総合プロデュース。インドネシアの文化を取り入れた国民的アイドルを目指す。第1期生「チームJ」の16人が来月上旬にも発表される予定。(出典・毎日新聞

ジャカルタに続き台北に“TPE48”
 「JKT(ジャカルタ)48」に続くAKB48の2番目の海外姉妹グループが台湾の首都・台北で発足することが1日、発表された。「TPE(ティーピーイー)48」で、AKB48同様に「会いに行けるアイドル」をコンセプトに、秋元康氏(55)が総合プロデュースする。(中略)
AKB48は6月に台湾で行われた「第22回流行音楽金曲賞 授賞式」にゲスト出演したほか、同月には“台湾の原宿”といわれる台北・西門町の大型書店の一角にオフィシャルショップもオープン。ファンが殺到し、開店3日で休業を余儀なくされたが、7月に別のフロアで場所を拡大して再オープンするなど、台湾でも人気は高い。日本の大衆文化を好む若者たちを指す「哈日族(ハーリーズー)」という言葉も生まれ、日本の芸能界に憧れる若い女性が多いことから、TPE48の誕生は大いに注目されそうだ。 (出典:朝日新聞

はじめに断っておきたいことですが、私はこれらの事実についてあまりいいイメージを持っていません。

  • AKBというビジネスモデル

私にとってAKBは準専門分野です。顔や名前は主要の数名しか知らないのですが、どうやって儲けているか・彼女達がタレントとして成功しているのか、ファンはどんな人で、ファン以外はAKBをどう思っているかなど様々な研究をしています。

経済学的なアプローチでAKB48及び派生するグループを語る際に欠かせない理論がパレートの法則」と「ブルーオーシャン戦略」です。

パレートの法則とは【8割の売上を2割のお客が持ってきてくれる】という理論です。8:2と言うことが重要らしく、【8割の利益を2割の社員が出している】なんていう言い方をする際にも使われます。

ブルーオーシャン戦略とは競争が激しい「血の海(red ocean)」ではなくその商売で独自の立ち位置を確立して競争のない「青い海(blue ocean)」を行こうという戦略です。すごくざっくりと言えば、「(業界の問題点を解決した)他社が簡単に真似できない差別化のシステムを持ちましょうね」という考え方です。

AKBについて語る前に、まずはAKBが登場する前の音楽業界の問題点について語ろうと思います。

AKBが解決した音楽業界の弱点
CDの売上を基盤としてきた音楽業界は機材の進歩によって、CD買わなくても、音楽をTSUTAYA・YouTubeを経由してコピーできる時代になりました。

CDが売れない事をTSUTAYAとYouTubeのせいにしている人がいますが、これは50%の回答です。
なぜなら、ダウンロードソフトがあってもCDを買う人はいますし、私自身CDを買いたい・買っていたアーティストが居ます。コアなファンが多いアニメソングや人気バンドのCDは派手な数字は出さないですが、細々と売れ続けました。

しかし、他の業界と比べて客単価がすごく悪いのです。
飲食店みたいにリピーターが一週間の間に何度も来てくれるわけではなく、マンガやアニメのDVDみたいに熱心なファンがたくさん買うわけじゃないのです。機械や家具の様に1度でたくさんの金額が取れるわけじゃない。

作曲してCDを出すまで、何ヶ月も時間がかかるのが相場です。いくらファンでもほかの人に自分の好きなアーティストを普及するために貸す布教用のCDまでかいません。(ドライブとパソコンがあれば、たいていのCDはコピーしたり、焼き増しして他人に渡すことができます。そんなめんどくさい事をしなくたって、メールでYouTubeの動画のURLを教えてあげればいい。)

AKB48の誕生
AKBがブルーオーシャン戦略たる所以は「CDに付属する券を使った投票」を取り入れたことです。パレートの法則で8割の売上を作ってくれるような暑いファンがいくらでもCDを買ってくれるようにCDを買う理由付けを「投票権」という形で付随させるのです。

「会いに行けるアイドル」というモノ自体はAKB48よりもずっと前から「地下アイドル」なるものはいました。(※私の知り合いにその実物がいます。)
一定層のアイドルオタクがめぼしいアイドルがマスコミに出演していない時期には、各地のライブハウスなどで細々と活動するアイドルに目をつけるのです。

AKBの真骨頂はメジャー化しても自分がそのアイドルに投票する・握手しにいく事ができるというコアのファンの声を反映したサービスです。コアなファンのために痒いところまで届くようなグッズを販売したりからセクハラっぽい発言にも笑顔で応対したりして、それぞれがCDを大量に買った際に自分達に投票されるように努力するアイドルです。(僕は選挙だの決まりだのというアイドルには馴染みのない言葉が並んだから政治家っぽいなぁなんて思いながら、ニュースをチェックしているのですけどね。)


  • AKB48とは【日本版韓流】である

その心は3つです。

  1. パレートの法則+ブルーオーシャン戦略を用いた一部の人の趣味である。
  2. 大々的な宣伝戦略でブームを誇張させ、世の中の本質とは違うイメージを作っている
  3. 韓流同様に儲かってもアイドル達に還元されず、経営者・資本家達が太るだけのシステム

1つ目は上の部分で申し上げた通りです。

2つ目は東京の方と地方の方で大きくイメージが異なると思います。普通は膨大な売上には膨大なユーザーがいることが音楽業界の場合は多いのですが、AKBの場合はそうでもない。

これはAKBの人気ランキングで1位だった前田敦子さんが映画・ドラマに出た時の工業的な売上の伸び悩みから証明されていることだと思いますが、彼らは「投票できるアイドル」のためにお金と労力を使うのであって、それができない前田敦子さんについてはごく普通のアイドルと変わりません。(AKB48の番組「なるほどハイスクール」がゴールデンタイムに4.5%という最低な視聴率を記憶したのは有名な話。(出典・痛いニュース))

そこらへんは私の記事「欲望と幻想のテレビジョン」でご覧いたただくとして、ここではもう少し付け加えをしたい。

フライングゲットというAKB48のシングル曲が発売される前のことなのですが、山手線・京浜東北線・中央線の主要駅の看板広告を各駅に貼られるという事態が起こった。AKB48がブームしているように見える理由はこう言った広告や番組出演の戦略にこそある。

(ほかの歌手と比べて)少数のオタク達でたどり着いたミリオンセラーの売上を広告戦略としてレコード会社(キングレコード)やテレビ局なども巻き込みながら、あたかも大衆文化のように四六時中どこかでAKB48の顔や名前を見かける状態が展開されている。

私はこれを見ると韓流を思い出す。フジテレビが安く権利を買取り、政府主導の韓国国家ブランド推進委員会などの関連機関が作り上げたアイドルを宣伝し、日経新聞が大々的に韓国企業・経済政策を賛美するという大キャンペーンが現在行われているが、韓流ブームはあくまでも一部の年配の人限定です。(若い人は興味もないですし、年配でもフジテレビ抗議デモに参加して「韓流のゴリ押しをやめろ」と叫んだ人が何千人も居ます。)

また、日経新聞なんてのは私ぐらいレベルの高い(!?)経済屋さんから言わせてもらえば、あんな者は犬の餌に過ぎない。「読まないと乗り遅れる」とか行っているビジネスマンや主婦に対しては「もう乗り遅れている奴が今更何言っているんだ。」と痛いものを見るような冷たい視点で見ていますとも。日経とは彼らが言うように「日本経済新聞」ではなく「日本経営者新聞」というのが本当のところだ。日本はアメリカ・韓国をやたらと「好景気」だとか「経済発展著しい」と賛美するが、その格差は目も当てられず、韓国・アメリカ経済が庶民の暮らしまでしっかり検証すれば目も当てられない存在になっていることは明らかである。(北欧を賛美する左寄りの新聞社達もメリットだけではなく、デメリットもちゃんと説明して欲しいものだ。)

アメリカにはマイケルムーアがいるが、韓国人というのは見栄っ張りでそういう弱みを見せたがらないから日本人が研究する。日経だけが日本の経済を論じているわけじゃない。日経なんてのは経営者達の代弁者で、世の中の下級ビジネスマン達に「グローバル化いいよ!」「海外に行くために勉強しよう」と洗脳している機関に過ぎない。

「これが日本人のやり方なんだ」という手法を持ち合わせる私が敬愛する経済学者・評論家や記者達(音楽家や絵師・作家)が世の中にいるが、こういう人達の意見を少数意見として黙殺する事に韓流が利用されている傾向がある。

AKB48と韓流の共通点は過度な情報戦略で輿論を歪ませるということにある。その本質を理解できない人がAKB48に貢ぐことになるのだが、AKBというシステムでは幸せになるのは秋元康キングレコードのみである。


私は日台友好を掲げる一人の日本人として、日本のテレビ局が韓流やAKBをゴリ押しして、実態と乖離された情報空間を形成して、台湾人を惑わすような真似を加担するのが日本人であることは断じてあってはならない!!*1


3つ目については、AKB48に所属するアイドル達にお金がいかないことと、彼らがそのアイドルになるためにその後の人生を丸ごと棒に振るような訓練やキャリアを経験しているため、AKBというシステムが膨張するほどに将来的には自殺したり、水商売・薬物などに手を染めるような人が増える懸念をしている。というよりも、実際にそういう被害が出ているため、モー娘。やAKBのような大所帯のアイドルというものについては法的に規制するか、長期的に持続する集団としてタレント業を全面的にサポートするシステムの構築の必要性を感じる。

その悲惨さについては自分の記事「怖い資本主義の話」で書いたが、若さからくる美貌と愚昧さを利用する大人というものは全く無自覚かつ無責任で嫌悪感を覚えるばかりです。

そもそも、AKB48は・・・48人いらっしゃるのですから、芸能人らしい優雅な生活をしようと思えば48倍(諸経費考えると50倍)稼ぐ必要があるわけですが、1つのユニットでそれだけ稼ぐとなると経済的に歪みをもたらすようなレベルですので…ないとは言いませんが、常識的には稀なケースとしか言いようがありません。

ミリオン+グッズが売れているのですから、かなり裕福な方だという解釈をする人達もいるでしょう。

しかし、半端じゃない量の広告料を使うために彼女達の稼いできたお金が使われることがあることはおおよそ見当がつくと思います。結局、お金で幸せになる人達はプロデューサーと広告代理店なんですよ。

AKB48をキャバ嬢に例える人がいますし、私もその一人なのですが、彼女達ほど徹底している人達はいないでしょうね。
というのも、キャバクラやホストというのは大きなお金を出せるお客を以下に味方に付けて、リピーターになってもらうかというのが本質的な勝負の分かれ目です。AKBも選挙で勝つためには一人で何百枚というCDが買える人を味方に付けないといけません。(ホストの話で、DEEPLOVEというヤングマガジンで連載していた漫画がこの手の話を詳しく解説しています。)

Deep Love[REAL](1) (ヤングマガジンコミックス)

Deep Love[REAL](1) (ヤングマガジンコミックス)

商法だけではなく、その後も似ていて稼いだお金を他人に使い込まれたり、薬に投げたり、自らが散財してもっとひどい商売に手を突っ込む結果になったりする。AKBに限らず、アイドル・水商売・アスリートなどには多かれ少なかれそういう側面があり、一家に突出して稼ぐ人がいると身内が自分の金と勘違いして使い込む・勘違いして自分から大盤振る舞いして破産すると言うケースは昔から問題になっている。

最近、元モー娘の加護亜依さんがAVデビューするという話が出ているが、AKBの場合はもう既に出ている。それも、薬物依存者のような目をした写真まで出回っている。

  • TPEは成功するが、JKTは失敗する。

最後に、予言の書を書きたいと思います。

民族論的な側面で語らせてもらうと、アイドルなんてものは実は日本が世界で一番ウケる。ほかの国ではウケないとまでは言わないが、日本のように成長することはない。というのも異性への思い入れが日本人というのはすごくピュアで、好きな相手に告白するかどうかみたいなところで物語ができちゃう国っていうのも…あんまりない。
マスターベーションの数が世界トップクラスで、男性の6割が包茎と言われ、セックスの数が一番少ないく、男の平均的な結婚年齢は33歳(女性が29歳)。
もうちょっと言えば、女性において平均より4,5歳上の人達は「経済共同体」として一緒になるのであって「子孫を残すため」ではないためではない。(内縁とかでもいいのよね…)

台湾の場合は民族こそ中国から流れてきた経緯が歴史の中で2度にわたっている事、最新の大量の移民が中国から来ていることから中国系が多い。(高砂族などの原住民・日本の居残り組もいることはいる。)だけど、気質自体は日本人に近い人が政治や経済の中心をになっていたため、価値観として親日国・日本人に似た気質というところが多い。(勘違いして欲しくないのは全部が親日なのではなく、反日な台湾人もいるという多様性をご理解頂きたい。)

というわけで、オタクっぽいもの・日本でウケたモノが真っ先にウケるのは間違いなく台湾だ。Japan coolを広めようという試みが麻生政権下で首相自ら提言したが、エンタメや音楽に限って言えばウケがいいのは東(南)アジア限定だと思ったほうがいい。(エンターテイメントに限定すると日本人の白人コンプレックスな側面が反映して欧米で日本のエンターテイメントは斬新さがない。欧米人から見ると「何で黒髪をうんこみたいな色に染めているのかがそもそもわからん」だそうです。…いや、俺もわからん。)

ただし、アイドルという文化はそのアイドルに対して清純さを期待するオタクが居て成り立つ文化なので、オタクがいる国となるとやっぱり台湾と韓国になるだろう。(帝国による植民地化でどうかさせたのはどうも社会制度だけではなく、オタクなどの日本人しか持ち得ない「気質」までも輸出してしまったらしい。)←韓国って実はオタク多いのですよ。ネット依存者が多いなどの側面もあるけど、その理由考えると日本の気質なのかなぁ…と。(韓国のネット率の高い理由は政府主導・大企業による資本支配が酷い故に、庶民が真実を知ろうとする流れだと…信じたいけど、あの国はちょっと特殊だからなんとも言えない。)


そう言った成功する可能性の高さ(日本文化に寛大でなおかつ、オタク気質なアイドルのカモがいる)と言う理由から僕はTPE48については大反対だ
。日本で若手アイドルが没落することがどれだけ問題になっているか知っているから反対だ。台湾の皆様に申し訳ないから本当にやめて欲しい。

逆にインドネシアでジャカルタが曲者で…これはどちらとも言えません。理由は南の国でかつ、イスラム教(が7割を占める)国家だからです。南の国という要素は女性の露出度を上げ、性に対する考え方をおおらかにしますが、イスラム教という宗教という国だから、女性は肌の露出は愚か頭巾みたいなのをかぶっている国です。あっちでは水着がボルノになったりします。(これは中東のケースだけど…。)

オタクがいない・南の国だから女性を聖なるものにしないという考えで「失敗する」とも言えるし、イスラム教国家故に…という事も考えられるからこれは難しい。(文化が多角化しすぎて国民的な人気にならないけど、比較的受け入れられるという「ちょっとだけ成功説」が私の持論です。…評論として弱々しいなぁ。)

文化が多角化している国でゴリ押しの宣伝戦略をやられるという事をしたときにジャカルタの人がどういう反応をするか見てみたいですね。彼らが俗人の様に広告に迎合するのか、それともネット民の様に反対デモを起こして戦うのかが見てみたいですね。

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*1:…もちろん台湾の方が日本人よりもメディアリテラシーに長け、国家観も持ち合わせ、大日本帝国時代の「武士道」を持ち合わせた人達が脈々と社会の中心で活動をし続けてきたのですからこんな安い手には骨抜きにされないと思いますけど…そうだと知っている人間はこんな金のために情報操作を平然とやらかす逆賊のような連中を嫌悪する姿を考えると「AKBなんか、海外に進出させるな」と言いたい気持ちしかわかない。