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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

SICKO マイケルムーア

映画の話

連載が終わったので、開放的に文化の話をした…かったなぁ。正直ね、世の中が平和でみんなが豊かなら『デモに混じってスゲーかわいい子を見つけた』とか『あそこのラーメン屋はラーメンよりもむしろ自家製ラー油がうまい』とかそういう平和な話(※両方とも実話です)をしたいのですが、どうもそうもいかないのです。

  • 今回の記事の内容

映画の評論なのだが、あまりにもむごい!!血で血を洗うような話です

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見るなとは言いませんが、覚悟はしてください。

前提として、私は当ブログ・mixi両方で『グローバリズムはアメリカ・EUによる奴隷売買の口実だ』と言ってきた。これは日下公人・マイケルムーア・私が学校で習った世界史という日米の全く異なる立場の人達のアメリカ観を聞いて出した結論です(※実際にはもう少し調べてますが、全部書いているとキリがないので、主たる影響を与えた人のみ挙げます。)

しかし、アメリカの場合は移民や途上国の低賃金な労働力を奴隷にするだけでは飽き足らず、自国民をも奴隷化してしまいました。…その典型が医療制度であり、この映画の最も主たるテーマです。この国民奴隷化への道はアメリカのみならず、日本でも同じことが医療と経済ではなく、情報と政治によってもたらされようとしています。その危機の話をしなければなりません。

  • 救急車すらも何十万とかかる国

たまに、日本国内で馬鹿なことを言う人がいる。それも居酒屋の酔っぱらいではなく、大マスコミに出演する権威(失笑)が言うのだ。
『消防士の迷惑を考えて、救急車を有料にすべきだ。タクシーのように使う奴がおおすぎて、重症患者の生き死にに関わるではないか。

…アメリカでは救急車は有料だそうです。それも高いのですよ。日本人のいう「有料化」はせいぜい(タクシーよりは高くつく)4桁ぐらいのイメージでしょうけど…日本円で32万円かかったケースも日本のソース報告されています。それも読売新聞に載ったそうです。32万が取りすぎだからダメという話じゃない。貧乏な人を病院に運ぶ事を拒み出す可能性があるから怖いのだ。

アメリカにはお金が払えないがために、保険に入らず自分で糸で縫う映像からこの映画が始まる。そういう人が5000万人いる。国民皆保険がある日本の場合は救急車をケチって血まみれになって車道を這いつくばって、病院に行く人が出るだけですけど…そんな人が街に出てきたらリアルバイオハザードですよ。(しかも、道路なんか誰も掃除しないから、血の後が残ってたりするんですよ。トラウマ極まりない。)
『じゃあ、軽傷の患者だけ付ければいいだろうが!』
とか言い出しそうなので言いますが、そのために動員する医療事務・看護師を雇うのと消防士だけを増やすのとどっちが財務的に・人材配置の実現性として楽ですか?おまけに救急車が有料になったとして、自治体に収入が行くのですか?公営のタクシー会社が出来ただけじゃないんですかそれは?それも、信号に止まらなくて済む高速タクシー。そうなると社会コストとして、交通整備の警備人員も必要になりますね。それだけ交通ルールを混乱させかねない。(だってそうでしょ?法律が【怪我人が金を払えば、軽傷でも救急車が来てくれる】というなら間違いなく119へのコールが増えますよ。地域全体の社会的コスト考えたら今のまま『重症・急患のためにだけ使うべし』という啓発をした上で、無料を続けるべき!)

だから、ある程度『悪用されても、赤字になっても国が運用しないといけない分野』というのはある。しかし、アメリカでは基本的には国家による国民保険がないのです。民間の保険があるのですが…保険会社が組織として腐敗しきっている。

  • 保険業とはなんぞや

まずは保険の仕組みというのを簡単に説明したい。『保険をかける』という言葉の通り、『もしもの備え』です。利用者から見れば、『もしも』のために莫大なお金を貯金する事が手間極まりないため保険に入って少しづつお金を払います。(3割負担であっても大病・保険の対象にならない最先端医療など自分の支払い能力を超えた病気にかかる)場合には、保険会社が負担してくれるというのが簡単なシステムの説明です。(実際は【どの病気が対象か】【健康だとお金が返ってくる】【保険料が上がっていくもの、下がっていくもの】【期間が限られているもの、すごく長いもの】などありますが、興味がある人はファイナンシャル・プランナー技能士の2級の参考書をご覧ください)←国家資格の割に簡単ですし、経済ニュースがわかるようになる実用的な資格でございます。

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大学・FP2級クラスの参考書に載っている保険会社の保険料算出方法は【できるだけ多くの人を加入させて『もしも』のばらつきを避ける】(大数の法則)、【運用のために必要なお金(他の商売でいう原価)と利益を足した金額の合計と集まる(であろう)お金の合計が等しい】(収支相等の原則)などによって決まるのですが、ここではどうでもいいです。

なぜなら【収支が相等ではない】からです。保険会社が儲かる究極の禁じ手をやっているため上記のような金融の基本何か関係ありません。(経済屋を愚弄するような話ですが、金融知識何か関係ない。)

究極の収益モデルとは保険会社が【もしも】を認識しない(存在を認めない)事です。

なんか【シュレーディンガーの猫】の話思い出しますね。(興味がある人は検索してね。気難しい人が好きそうな理屈です。)わかる人のために言うと【箱を開けなければ、絶対に猫は生きている】という理屈です。だって、死んだ事を確認していないんですから。可能性を留保し続ければ、生きていた時の事実を引っ張り続けることができる。

要は【保険を必要とする状態として認知しない】のです。…だと、まだいいのです。難癖つけて【保険は降りません】とつっぱり続けるのです。

似たような話をしますね。昔、父が私の「経済屋さんだから、バンカーになろうかな?」というつぶやきに対して「あれは貧乏人からカネをはがして、金持ちに付ける商売だ。」というのを思い出しましたね。(バブル後の貸しはがしの風景やら、取引先の人が死にかけたりとか色々あったらしく、普段無関心を装う父も銀行だけはすごく噛み付く。)

保険業の本質とは保険が必要な人を可能な限り保険に入れない。(病気の経験がある、太っている、高齢など)日本の場合も多かれ少なかれそうですが、アメリカはもっと酷くて【加入した患者にも保険を使わせない】というのです。
はっきりと申せば、アメリカの保険業とは【『もしも』に怯える健康な人に『見せかけの安心』を、『もしも』が実現した病人に『現実的な絶望』を】提供する素敵な商売です。…いや〜拝金主義の神様が金の天国へ導いてくれそうだ。(憎しみ・孤独・猜疑心の世界でしょうね)

  • 社会主義というプロパガンダ

じゃあ、どうしてそういう制度が罷り通っているのでしょうか?メディアで報道されて、政治が規制するという状態が成り立たないのか?

『政治が推進してしまった後、医療業界が金に漬け込んで、政治家を懐柔して制度を継続したから』ということが答えです。


アメリカの保険会社は治療を拒否する審査を出した人にボーナスが出るシステムになっています。なぜなら、治療費を節約することで、利益に貢献しているのですから。
という商売が嫌で、罪悪感を覚えてやめていく人が多くいるそうです。

でも、ではなぜ国民から『国民皆保険を作れ!』という声が湧かないのか?それはアメリカの奴隷支配のやり方にこそあります。日本も本質的には同じなのですが、内部で作られたの恐怖によって国を統制するのです。イラク戦争、9.11、冷戦、果ては大日本帝国ですら、奴隷を律するために仕組んだ恐怖に過ぎないのです。

あのNHKですら、その時歴史が動いたで『日本は戦争を止める努力をしたが、ハルノート蒋介石によって阻止されてしまった』という趣旨の放送をしたことがあります。
冷戦だってそうです。99%の党幹部を殺し、国家の西半分をナチスに勝つために焦土にした国が無傷にして世界最大の軍事国家『アメリカ』の敵になると思いますか?

9.11だって良く恐怖の象徴のように言われるが、たかだかビル2つ壊れたぐらいでギャーギャーピーピーと言われたくありません阪神淡路大震災の半分しか死んでないんでしょ?ヒロシマ原爆の100分の1でしょ?…我々日本人からすれば『甘いこと言ってんじゃないよ』です。日本人の左傾化だって、毛沢東の虐殺他歴史上で多くの虐殺事件を経験した中国人達からすれば『500万人で何ビビってんの?毛沢東始皇帝の半分にも満たないじゃないか』ってレベルでしょうけど…そういう話なんですよ。

壊滅的な被害を及ぼす巨大な悪を国内の宣伝で作ってしまうんですよ。日本、ソビエト、イラク(含め中東全域)は勝ち目のない戦争なんぞやりたくないですよ。ただ、アメリカは奴隷共に『君たちはアメリカンだから素晴らしいんだ!あんな野蛮な国でかなわない夢も、アメリカという強い軍事と経済の基盤がある国なら夢が追いかけられる』…という夢を見たのでしょう。(その夢は軍事ではベトナムで終わり、経済ではバブル以降のの日本が終わらせた。今や、アジアの移民が日本に流れてくる所を見れば、アメリカが奴隷の国であることが大分知られてきたように感じますね。何万人という中国人学生が日本語を学んでいることを知っていれば、如何に日本が世界的に『ジャパンドリーム』を夢みさせる存在か明らかでしょう。…中華街・新大久保・その他多くの歓楽街があるから日本社会に馴染めなくても居場所には困らないし。)

医療制度については無料で治療が受けられる国があることすら知らせず、あったとしても『税金が高く、官僚主義的で、質の低い医療』と言うのです。半分は同感できますが、実態報道せずにそれを『社会主義』の烙印付きで政治家もマスコミも報道されれば胡散臭いこと極まりない。

私は少なめにお金を払う日本の医療制度が一番バランスがいいと思っていますね。映画で例にあがったキューバでは無料で治療できるのはコネクションのある人だけですし、フランスが権利が尊重され、有給がたくさん取れるのんびりした国のように言われるが、たくさんのスラム・移民差別・若者の失業者がいるというバックラウンドがムーアの映画には出てきていない。イギリスがリーマンショック後に対外債務を大量に抱えて、首が回らなくなっていることも2007年のリーマンショック前に上映されたこの映画には載せようがない。

だけど、最先端医療でも無料で受けられて、国が産休・有給をもらう支援をしている事は見習うべきだろう。日本では企業に「女性を雇え」と圧力をかけるくせに何かお金を出していますか?怪我人に有給をもらえるように給料の支援しているのですか?

そういう欧州の充実した制度がある一方、アメリカの場合は治療に保険を適応をさせない、中国の場合は薬代をぼったくるような医療制度になっている。
世界のGDPトップ3よりも下の順位の方が国民が治療や医療制度に対して満足しているのであれば、本当に経済成長を目的とする事・時価総額至上主義の企業運営は改められなければならないだろう。経済は金融業者のモンじゃない!!国民の幸福のためにあって然るべきだ!

  • SICKOから学ぶ日本に迫る恐怖。

最後にこの話をさせてください。

日本の医療制度は国民皆保険の実現、公私共に医療・保険に多様な選択肢があり、国民性から現場の人間・患者のモラルも世界水準で見れば高い。だから、医療制度について四の五の言うほど悪いものはない。

しかし、金融業者と政界の癒着によって国民を奴隷化させたアメリカの様な事態は日本でも起こりうるし、現実に起こっている。
私に言わせれば、日本は電博経団連・在日朝鮮人に支配されていると言ってもいいだろう。
根拠なき陰謀論ではなく、金銭と宣伝の両方で政治を牛耳る事ができる勢力がその3つであり、森政権以降の政局は国民にとっての政策の善し悪しなど二の次として、マスコミと大企業と在日朝鮮人に利益をもたらす政治家だけが長期政権を維持できるようになってしまった

この件はフジテレビデモに関する記事『嘘が破れる日(後編)』で詳しく経緯を解説している。
この場ではその体制ができた経緯ではなく、結果として何が起こっているかを説明していきたい。

アメリカでは国民を借金漬けにしてこき使って働かせるという手法で奴隷を従属させた。大学進学と治療費を中心に借金する大きなリスクを社会の制度に組み込んだ。
国家による広義の社会保障制度を悪くすることで乞食を増やし、世の中の治安を悪くして、生活に必要なコストを高めて借金をさせ、経済を循環させた。

日本の場合は、政治・経済において国民を白痴化させることで彼らは日本を牛耳った。テレビが情報を封鎖するのだ。放送局は消費をさせるための工作機関になった。実態のないブームと嘘の情報が庶民を無意味な消費へと追いやった。
肝心なことを報道せずに、議論せずに、馬鹿な芸人と不細工なアイドルばかりがテレビにでてくだらないことを言っている。私が直々に取材した「3.11取材」も「フジテレビ抗議デモ」も「8.15の靖国神社」もマスコミは報道していない!!

父は私の「なぜ、マスコミも政界も大学生でも知っていることですら捏造して報道するのです?」という問いに『ある程度、バカでいてもらわないと困るじゃないか。』と答えたことがある。父はメーカーだから関係ないのだが、要するに賢くなっては飼い慣らせないのである。

我々は飼い慣らされる羊ではない。毎日同じ時間に何で出来ているか分からぬエサを食べて声太って食べられるのを待つ牛ではない。…人間なんだ。社会と絆と規律の中で自由を謳歌する人間だ!やりたいと思うことを自分で成し遂げていく人間なんだ。

だからこそ、自分の利益のために、弱者をミスリードして奴隷化・愚民化させる政治家しか援助しない彼らの事を憎もうじゃないか!アメリカの様に恐怖と罪悪感で社会が回る前に、草の根の庶民の、優しくも雄々しい庶民が助け合う世の中にしていこうじゃないですか!

私のブログはそのための知恵です。奴隷にならないための、愚民にならないための知恵を詰め込むのはそれこそがもっとも人間を幸福にし・社会を良くすると考えるからです。

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