読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

第三報、イワキハ波立ノ海岸ヲ通リ、田舎ノ美シサト復興ノ健気サニ思イヲハセ、ワレハ僅カナ希望ヲ世ニ広メント書カントス


前回までのあらすじ
常磐線の現在の最果て『四ツ倉駅』から海岸線を歩いた。そこで、解体業者の方に地図を書いてもらい、予定通り、草野駅まで歩くよりも逆方向の久ノ浜まで歩く方が被害が酷い事を教えてもらった。そこで、久ノ浜港まで歩くのだが、その道中、四ツ倉港も瓦礫の山と津波の爪あとが強く残っていた。

今回の話
岬沿いにトンネルをくぐっていくのだが…昔の武家屋敷みたいに、入り口が『歩行者用』と『車両用』とあるこのようなトンネルをくぐって行く。(※武家屋敷の入口は大きな入口と小さな入口があって形式的に利用できる入口が身分などで決まっている。)


トンネルをくぐると二つ目のトンネルがあり、これについては普通のトンネルをもう一つくぐって行く。

  • ニッポンの古き良き田舎…だった

いきなり目に入ったのは海岸沿いに広がる海と海岸に果てしなく広がるような道路。海の反対側には2両編成の電車が通る。すごくノスタルジックで平和的な光景がこの町のかつての光景が広がっていたのだろう。いや、鉄道が坂の上にあるだけで、金属の敷居もなく線路が撮影し放題な町というのはよほど治安がいいからそういう状態にしていられるんだ!!日本は事故が起こるようなことをしたがらないから、日本人が柵を作っていないところはそれぐらいのどかなところである証だ。

そう思うだけの精神的な余裕ができた今、そんな海岸線を思い浮かべると涙が出てくる。

ようこそいわきへ、ようこそニッポンの海岸線へ。
車が運転できるのだから、こういうところをガールフレンドつれてドライブしたい。
海と山が同じ町の中で調和している風景は美しい。神戸出身だから、私はその美しさを誰よりも知ってる。そして、この海岸線には神戸のような雑多な町並みはない。だからこそ、のどかで静かで、癒されるような光景が広がっている。沖縄の海こそが美しいと言う人がいるかもしれないが、アレはどうも日本的な美しさだと思えない。
島国でありながら、国土の7割が山であるため、すみ難い。人は住めないけど、それを技術力や自然と共存する心で生きてきたのが日本の庶民の歴史だ。自然が牙をむくことが多く、それぞれに問題が異なるため、地域に根ざした権力者達の多くは人間同士の戦いと同等に自然とも戦った。特に戦国時代の世代の人達がそれぞれの領地をより住みやすくするために基礎インフラを築いた。江戸時代の一国一城の時代もわずかな土地しかなかったからこそ、農業政策やインフラをしっかりとやった。武術や技術革新こそ西洋より発展が遅かったかもしれない。しかし、全国に郷土料理や特産物があり、名所があり、人が住める。これこそがニッポンの一番の力だ。

私はこの海岸通りの中にある美しさを見てそう感じた。道路や鉄道が山と海の間に沿って広がる姿はまさに双方が共存している姿のように私には感じられた。

そして、その道に沿って食堂が…あったのに…

これが現実です。きっと、通りすがりのドライバーや地元の漁民の方々の憩いの場所になっていたはずの場所。
ここだけじゃない。この区域は飲食店が5件あったが、今やっているのはラーメン屋一軒だけだ。しかも、ラーメン屋にたどり着くまではひたすら、瓦礫や壊れた家だった。

しかも、海側の通りだけじゃない。そこから一本は行ったところまで、津波はうけていた。津波の被害を受けていない。

線路よりも海側に面する地域は瓦礫の山になってしまった。一部、丈夫な建物だけが残っています。しかし、古い住宅はほとんど瓦礫で、形成していた木材はむき出しの状態です。


業者の手が足りず、家々には解体撤去の張り紙が貼られているが、一向に進む気配がない。

被災者の夫婦が瓦礫の山からかけらを拾っている姿を見て声をかけた。
『こちらはまだましだ。もっと向こうに進んでいってごらん。』

…これが家が全壊している人の台詞か!?

私は驚かされた。もうヤケになって誰かにぼやきたいと思う人もいる中でこういう人もいることに驚いた。

でも、今日紹介する写真の中で最も驚いたのはこれだ。

これは和食料理のお店の張り紙です。このお店は海から一番近いところにあったにも関わらず、浸水したはずの床・割れているはずのガラス窓などをすべて片付けていた。そして、後は冷蔵庫だけだと言うところまで来ている。

この地域は原発から40キロ区域です。お店が復活したとしても、外国人の観光客は確実に来ません。中国人の取材班が防護服で来るほど警戒して通るのです。(もちろん必要ないですけどね)
そのぐらい風評被害が根強い区域です。食べ物の調達ルートや客足も含めて私が経営者なら身投げしているような状態です。(いや、これは真面目な話だ。身投げしなくたって、店はたたむ。)

でも、健気にもお店を片付け、スタッフこそいなかったが、中をのぞくと閉店時の普通のお店のように椅子もざぶとんもちゃんと並べてあり『準備中』の看板を掲げていた。そのことに私は強く胸を打たれた。


興味のある方はこれがお店のサイトです。よかったら、覗いてみてください。
http://wafuamiya-hp.web.infoseek.co.jp/


次回
第四報、生活観ノアル廃墟ガ涙ヲ誘ヒ、心ヲモ挫ク



この取材をより多くの人に伝えたいので、クリックのご協力お願いします。私の力だけでは広めるにも限度があります。
にほんブログ村 大学生日記ブログへ


ペガサス 縦型業務用冷蔵庫 PSR-265L1

ペガサス 縦型業務用冷蔵庫 PSR-265L1
価格:173,250円(税込、送料込)