読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

盲目社員・妄信企業


ある企業のセミナーを受けてきた。そこで見たものが面白いと思うと半面で、どうにも視野が狭いと感じたので、その話をしたい。

  • 人間はそもそもちっぽけな存在である。

よく『外的要因(人、社会など)にするな』という言葉を聞くが、これにはがある。

成し遂げようとする目的に外的要因が少しでも左右する限り、常に自分で何とかできない事はある。それを『自分で何も変えられないからダメだった。』と言い切る社員やそれを善行の如く賞賛するさまをみてやりきれない気持ちがした。

社長を崇拝し『社長の人間性・著作が好きで惚れた。』という社員に囲まれる。カリスマ性といえば、聞こえがいいが、仮説が間違ったままその仮説から導き出された理論を叫び続ける会社に対して、私には違和感を覚えた。

  • データの見方

これだけではなんだかわからないので、ちゃんと説明します。

その企業は経営者をもっと生み出すために『日本の開業率をアメリカ並にしたい』というのを経営理念にして会社を立ち上げました。

しかし、私に言わせれば、この人の発言を聞いた時にある盲点に気づいた。それはEU諸国の開業率はその水準ではないが、アメリカと韓国がその水準であると言う話です。

その人は教育と経営を学んだ人ですが、経済学や政治学には音痴なんでしょうね。
経済学の始点で言えば、『起業が合理的だから、アメリカと韓国の開業率は高い』という視点になるのです。

では起業が合理的な理由はなんでしょう?
アメリカでは事業を生み出すとその事業を高値で売ってしまう事ができます。(マクドナルドの創業者を知っている人は少ないのは生みの親と育ての親が違うから。)
・日本よりも社会保障が悪い2カ国で、これらの国では企業にいても独占企業の駒にしかなれず、独占企業か国のご加護が与れない時には貧乏になります。(日本人が大嫌いな格差社会です。)

よって生計を立てるために起業を必要とする人間がいるのです。(会社勤めでお金持ちになれるルートが独占数社分しかない。)
もし、日本の企業に福利厚生が少なく、終身雇用の保障もなければ、日本人だって起業します。
現に、明治・戦後・バブルが崩壊してITブームが起こった頃に起業した会社は沢山あります


日本の開業率が上がると言う事は『経営者が増えて世の中にサービスが溢れるいいことだ』というのがこの会社の意見ですが、私に言わせるとこういう側面もあります。
『大企業に安定感がなく、自分で事業を起こさないとお金持ちになる事はできない。』

『開業を支援する』というビジネスモデル自体は好きだが、このビジネスモデルには外的な側面が大きく左右すること、そういう社会が必要な事はしっかりと認識した方が良い。この会社を見ていてそう思いましたが、学生や社員が全員社長にメロメロな姿を見て、新興宗教の現場に来たようで気持ちが悪かったです。(面接には行くけど、そういう注視する目線がとても抜ける気がしない。)


質問が来そうなので、先に答えておきます。(この話したら終わりにします。)

どんなビジネスにも黎明期、成長期、成熟期、安定期と言う感じに(本によって3〜5段階の)産業の収益性の大きさが時間とともに変化して行く。この事をプロダクト・ライフ・サイクルといい、略してPLCとよぶ。

アメリカの場合はビジネスが安定期に入る頃、収益が下がってしまうのでそのビジネスが儲かっているうちに高く売りつける(一番儲かるところだけを自分がやっておしまい。)という選択肢が存在する。

しかし日本の経営の場合はKAIZEN(改善)と呼ばれる事を永遠にやり続ける。何百年も同じ事をしているため、日常品が世界レベルで見ると芸術品になる。子供用の娯楽一つとっても大人のマニアを作ってしまうほどの一大産業に発展する。(そのため、創業何百年の老舗企業が他国に比べて多い。)

ビジネスを起こし続けるのではなく、続ける分野なので、日本の開業率が少ないと言う考え方もできる。


にほんブログ村 就職バイトブログ 就活・就職活動へ
にほんブログ村

金持ち父さんの起業する前に読む本

金持ち父さんの起業する前に読む本
著者:ロバート・T.キヨサキ
価格:1,995円(税込、送料込)