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「忘却のサチコ」の1話の食レポが完璧すぎる!

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今は配信されなくなってしまったけど、まだマンガワンで「忘却のサチコ」が無料で読める時期に「これはブログを教える時の教材として使いたい」と思って、ついついメモした。

 

そのぐらいに「忘却のサチコ」の1話の食レポはよくできてたから、前半に見せて後半はどこがよくできてるかを解説したい。

 

本当なら画像でみてもらうほうがより伝わると思うが、そこは大人の事情!!
見て欲しいところだけテキストで書き起こしてしまおう。

食堂のサバ味噌定食で「ビバ日本」とまで高揚する主人公

サバ味噌って…こんなにおいしかったかしら…?

 

このタレの懐かしい甘さと…
サバそのものの脂の甘さ…

 

そして柔らかい…骨までトロントロンにやわらかい…!!
口の中で一瞬で溶けてしまうこの感じ!!

 

ショウガの効いた味噌ダレが…またご飯によく合うこと…!!

 

サバとご飯の反復作業が止まらない!!

 

ああ…そして、味噌汁のこの安心感…
サバ味噌とごはんを上手にまとめてくれている…

 

和食に味噌汁は欠かせないわね…!!

 

そもそも…サバ味噌も同じ味噌を使ってるのに
(コッテリとサッパリが)こんなに違う料理になるなんて

 

外国人が見たらきっとこういうでしょう
「ミソフィッシュとミソスープ?クレイジーではないのか?その組み合わせは!?」

 

なんて奥が深いの…和食!!
なんて鮮やかなの…日本国!!
日本に生まれてよかった…

 

ビバ日本!!!

 

ごはんいってサバ!!
サバいってごはん!!
ごはん、ごはん、味噌汁!!

 

たまにおしんこ
またごはん…

 

も…もう止まらない!!

 

この口の中の状態が…永久に続けばいいのに…

 

…ごくん。

 

まず、これを黙々と読んでもらって、その後に僕が次のように解説してる。

 

食レポの時に大事な3つの段取り

何が完璧かというとその語彙力と、説明する手順だ。それをきっちりと説明していく。

 

 

1、客観的に伝えること。

サバ味噌自体の2つの甘さの話、骨と身の柔らかさの話…これが好きか嫌いかはともかく、ここまではほとんどの人が共有できる感覚だ。

 

これをまず共有する。

 

2、話を現実の中で広げる。

サバ味噌でいえば、「ごはんと合う」「味噌汁も同じようにお味噌なのに…」といった話へと展開していく。

 

展開させることで情景や雰囲気を想像させる。 

 

3、さらに話を広げて、自分だけの世界・感性へとシフトさせてしまう。

「ビバ日本」なんてフレーズは思い込みであり、妄想だ。

 

リズム良く文章で

「ごはんいってサバ!!

サバいってごはん!!

ごはん、ごはん、味噌汁!!」

といった書き込みがあるが、一文ではなんの意味が無い。

 

文脈があってこそ成り立つ、話の流れだ。

 

この流れが素晴らしい。

 

1だけの方が「わかりやすい」かもしれない。でも、これだと「情報」でとどまってしまう。

でも、2や3のようなことが言いたい人、気持ちがわかってしまう人にとっては、2・3があることで、「体験」として感情を動かしながら聞いてくれたり、自分自身のことだと思って話に参加してくれたりする。

 

データベースのような情報サイト・雑誌記者ならともかくだ。

「読み物」を作る人ならば、「体験」や「当事者の感覚」を理解してもらえるところまでネタをしっかりと語れる技術があると、もっと深いところまで伝わる。

 

それができるようになると1ランク上の食レポになります。

そして、それが無駄なくシンプルにいい意味での「コテコテにグルメになり過ぎない食レポ」になってて素晴らしいと思いました。

 

 サエコのキャラクターがグルメ漫画には珍しいタイプのキャラだから、けっこう好き。

 

また、ドラマの部分を見てもらえればわかるのですが、生粋のグルメ好きな主人公ではないため、食レポやドラマが他のマンガとは一線を画するところがまた、面白いです。

 

 

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