初心者ブロガーは検索エンジンよりも、互助会活動よりも「ペルソナ」しなさいよ!!

 

読んだ。

はてなブログにおけるアフィリエイトのオワコン化が始まったよ – 踊るバイエイターの敗者復活戦

この人、「部分的に正しいけど、大袈裟なタイトルを付ける癖」があるのよね…。

過去には、バブル期のジュリアナ嬢の画像をサムネにして、こういう記事を挙げてたし…。

2015年のアフィリエイトがやばいwwwwwwwww 

というのも、注意して欲しいのは3つ。

1、長期休暇前後は検索順位が高かろうが低かろうが、ブログの総アクセス数自体は下がるから、「検索順位」ではなく、「アクセス」を混同してはいけない。(流入しているキーワードを細かく見て判断したであろう発言が少なかったから、言いたい)

2、はてなブックマークの価値、個人ブロガーの価値など、検索エンジン(に限らず、はてなブックマークなどのシステム全般)はその時々で有利にも不利にも働くからいちいち一喜一憂すべきじゃないし、システムに依存したサイト作りはやめるべき。

3、「アフィリエイトにおける」で検索エンジンの話をしているけど、それは、目的ではなく手段。個人ブロガーならともかく、アフィリエイターの場合はアクセス数よりもコンバージョン率。

アクセス数が関係ないとは言わないけど、コンバージョン率がいい・行動を起こすだけのいいコンテンツがしっかり供給できている場合、一時的な検索順位の入れ替わりで揺るがない。

逆にアクセス取れてても、売上がなかったらアフィリエイターとしてはダメダメ。

つまり、「含みのある情報」なんだよ…。

部分的にはあってるけど、よく考えて取り扱わないといけない情報を、ざっくりと言い切りすぎてるというか、大げさに宣伝しすぎているというか…。

だから、「含み」を読み取ったうえで、情報を扱わないといけない。

 

長く読まれたかったら固有の読者を増やすべきだが…互助会は…

検索エンジンやはてなブックマークの仕様の変化は度々起きる。

だから、「中長期的に読まれ続けるブログ」を作りたかったら、個人ブロガーは購読者・フォロワーを増やす戦略にシフトすべきだ。

そのきっかけとして、全く読まれていない時期に、人に記事にはてなスターやはてなブックマークをつける戦略(いわゆる、互助会活動)はアリだと思う。

だが…長い目で見ると、はてなからも、検索エンジンからも弾かれる。

その理由は3つ。

1、互助会活動もとい、人のサイトを回ってスターをつけたり、購読中のブログを巡回するのはけっこうめんどくさい。

だから、長続きしないか、記事の質が低下するという形で出てくる。

2、ブログを続ける人は案外少ない。だから、互助会活動みたいな事をしてても、自分が回ってる人がブログをやめていることがしばしば…。

または、人気サイトになって互助会活動をする必要がないから、自分がサイトに足跡をのこしても、逆に見に来てくれなかったりする。

3、結局、互助会の人・ブロガーの人はお金にはならないし、互助会ありきの場合、ずっと応援してくれるファンにもならない。

検索エンジンから来る人・自分を応援してくれるファンがつかないと金銭的にもアクセス的にも報われず、自分が勝手に消耗していくだけ。

結局、互助会は自転車操業で、生まれた分だけ消耗するシステムなんだ…。

ちゃんとしたものを書く、ブログのテーマをキッチリさせる、SNSの使い分けをキッチリするとか…基本的な部分をしっかりさせないとアクセスだけ一時的に伸ばしても読者がつかない。読者がつかないからいつまでも互助会に依存する。

コンテンツを作り込む意識…どういう人に見て欲しいか、どういう人と繋がりたいか、自分が記事を書くことで誰を助けたい(誰に・どんな業界に貢献したい)か…。

そこがしっかりしてないサイトが散文を書き連ねても、意味がない。

ただただ雑記を積み重ねても、検索エンジンから漠然と読みに来た人が満足できるような息の長いコンテンツは積み上がらないんだ…。

「雑記」という名の「半専門」ブログを目指せ!!

この間、「鈴木です」の鈴木さんの勉強会に行った際に鈴木さんが

イケハヤも、ヒトデ祭りも雑記ブログじゃない。イケハヤは就職と地域振興、ヒトデ祭りはアニメとマンガの専門ブログだ

と言ってた。

最近、はてなブックマークの新着欄に載る本当に「雑記」で、正直言ってリアクションのしようもないサイトに言いたいし、言ってたよ。

ほんまモンの雑記ブログで伸びたブログはない!!みんな、雑記と言いながらなんかの専門ブログなんや!!

(なんだってー)

…あ、僕がブログを教える時に「半専門ブログを作りなさい」と、自分の教え子達に言ってるし、僕も「雑記と言いながら、毎週フリーゲーム、隔週でグルメとマンガの紹介」をしてるから、本当に、行き当たりばったりな「雑記」ではないんだよね…。

鈴木さんはこれを「○○と✕✕の専門ブログ」と言ってて、僕は日野瑛太郎さんやファーレンハイトさんなどの本当に1つの分野を専門的に行うブロガーさんと区別して、「半専門」と呼んでる。

ブログの軸になる部分が決まってると、欲しい読者も決められるし、自分のキャラクターの出し方も決まるからブログのテーマは決めたほうがいい。

ただ、同じテーマで書くのがしんどいし、他のテーマについても書いてもいい空気を作るために、「専門分野を2〜3つ持ったサイトを作ろう」と僕は言ってる。

ビジネスの言葉にすると、

「ターゲティング」

「ペルソナマーケティング」

っていわれてるやつね。いたずらに、闇雲に読者を増やすよりも、自分がかけるもの、書きたいものは何かを決めて、キッチリとそれを積み上げるべきだよ…。

そうすると、検索エンジンにも強くなるし、仮にGoogleやはてなが仕様変更をしても、信用性の高いサイトとして残り続ける。

少し検索の順位が落ちたって、自分の読者と積み重ねてきたコンテンツと信用がなんとかしてくれる。

…そういう風に考えをシフトしていただきたいね〜。

…ちなみに、さっきリンクを取りに鈴木さんのサイトを見に行ったら、鈴木さんも同じ話題に言及してた。

はてなブログがオワコンって本当なの?PV減少の兆候は3月上旬からのようです。 – 鈴木です。別館

そうそう。鈴木さんの話題を出したから、コレも紹介しとかないと。

はてな周辺でアフィリエイトしてるアフィリエイターさんのインタビューと、基本的なサイト作りの考え方について書かれた本を書かれました。おめでとうございます。

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