先週の日曜日に「ブログ教えるからメシおごって」と応募した。
すると…来た。それも、夜の11時時点で「翌日でもいいよ」というのが来た。
祝日にも関わらず、財布の残高が600円だった僕は
「やった、カップ麺でしのがなくてもいいし、ATMの手数料払わなくてもメシが食える」
というわけで、祝日にブログ相談をねじ込んだ。
しかも、そのDMのやり取りをしてたら夜の12時になった。
「今日はよろしくお願いします」という不思議なやり取りをしてしまう結果になるほどすぐにブログ相談をした。
相談者はあきさねゆうさん。ブログ名こそ切れ味があまいものの、ブログ開設後3ヶ月で、ホットエントリークラスの記事を5つも作った「期待の新人」である。
しかも、彼は「青二才」、大学生ブロガーもそれぞれを研究してる。
そのため、「中身のある記事の書き方」も「バズるために必要なこと」も相当やってるため…今まで教えた人達よりも、その時点でのはるかにレベルが高かった。
僕が育てたわけじゃないけど、同じく少し前にブログ相談をしたblackgamerさんと初期レベルが同じぐらいだったので、ほとんど文章直しをする必要がなかった。
※blackgamerとのオフレポを書いてないのは「ブログの話か、25歳以上しかわからない濃ゆいオタク話しかしてないから書ける所がほとんどなかった」からであって、つまんなかったり、不満があったわけではないです。むしろ、最後の方は爆笑してました。
こういう風に文章力がすでにあるアラサー男子はブログを始めると強い。
しかし、教えるにはちょっとしたコツがいる。そのお話を書いてみたい。
アラサーブロガーはだいたいネタと自我を持ってるのよね…。
アラサーブロガーの場合、文章力よりも「何が好きか」を聞き出して、彼らが僕に自慢話をし始めるまで根気強くしゃべることが大事になる。
でも、アラサーはけっこう狡猾。
「建前で振る舞う」「自分の趣味や伝わらないであろうことを敢えてしゃべらないこと」ができるから本音トークに時間がかかる。
でも、ブログとは好きなモノを出していくことだ。
その「髄」がその場で出てこなきゃ、ブログで何か出せっこない。
それを聞き出して揃える。そこがポイント。
そして、その人を形取るパーツを揃えた時に「書き手の人柄」「ブログとしての世界観」が見える。それを「カテゴリ分け」という形に機能させる。
青二才オフ! 強いブログとカテゴリ分け【ブログ運営】
良いブログはカテゴリから違う!
そして、アラサーは引き出しがあるからそれができる。
若者にはない経験・知識・趣味があるから、それをどうやって並び替えてやるかを一緒に考えればいい。
というわけで、お互いが好きな野球の話ばっかりしてました(笑)
ぼくなんてもんじゃないぐらい造詣が深いこと、お互いが清原和博についての記事を書いてたから、どう修正するか、画像としてはどうすべきかを話した。
全盛期の清原和博伝説は細かい数字まで掘り下げないと伝わりにくい!
【通算525HR】清原和博への想いを語ります【記憶だけじゃなく記録にも残る大打者】
その時に、
「引退ライブの画像は絶対やるべき。やらないにしても、話として連想させるべき」
ともりあがったため、お互いがイヤホンを片耳ずつ挟んで、長渕剛が清原のために歌うトンボを聞きながら爆笑してました。
他にも。
「王貞治のウィキペディアは何度見ても面白いよね。それに引退した時のあの記録が…」
「いやいや。引退時の記録でいえば、衣笠さんも面白いっすよ。引退するシーズンがですね…」
なんて話をしたりしてた。
僕もそこそこには野球の話ができる人だけど、彼は自分の面白いと思う選手の話だけで、20分ソロで語ったからね〜。
ごきげんな会合でしたよ。
最後に、ついつい野球の話以外とそこでぽろりと出たブログテクニックの話で盛り上がっちゃったから、2時間よりもガッツリとブログも野球も語りました。
その分を延長料金として埋め合わせる事になったので、
「3000円で時間無制限にすると言ってあるから、駅前のワイン専門店で一本ワインを」
ということでワインを頂きました。すごく美味しかったです。
料金を食事や物にするメリット・やって気づいた可能性
現金ではなく、「ご飯をおごってもらう」というやり方が意外な結果を生んでることに、実際にやってから気がついた。
まず、僕は川崎か武蔵小杉に来てもらうようにするので、川崎の飲食店を紹介できる。ホームだからこそ美味しいお店を知ってるし、しかも街を紹介するという名目で入りたかった店に誘い込める。
で、おごる方もおごる方で、お金渡して「これで1つ」とできるところを一緒に買物することで、その場でのメンツや男が上がるだけでなく、思い出や話の種が生まれた。
しかも、ブログ相談をやる前に、僕が選んだ面白いお店に行くこと、ストーリーがあるようなお店で買物をしておくと話が弾む。
これがき相談の質を上げ、相手には喜ばれる。
しかも、予想外なことに「ブログ教えなくてもいいから会いたい」「上京した時には是非」と言われ、良い結果を生んでる。
僕はデブだし、ブログ人格ありきだから「ブログ教えるよ」と言わなきゃ、2000円分ぐらいの食事代を出して会う人が出てこない…と思ってた。
この企画を始めるきっかけになった【レンタル姫姉様】を見た時に「若くてお綺麗な女性(であり続ける努力をなさってる人)は強い」と思ったし、軽くひがんだ。
レンタル姫姉様★2時間20000円の詳細 – モテ貯金
でも、フタを開けてみると、意外にも叩き上げの技術よりも
「そういうの抜きで、(ご飯おごりに川崎まで足を運ぶ程度には信用してるから)会いたい」
と言う人もいて、驚いてます。
もしかして、いわゆる「やったもん勝ちなんや!!」なのか!?
(アオイホノオより)
ぼくなんかちょっと話が面白い、うんちくの引き出しが多いだけで、社会的にも性的にも魅力なんかなんもないデブですよ?
「デブはピザでも食ってろ」のデブですよ!?
「デブでハゲでヒゲだとダメなのか」のデブですよ!?
それでも、会いたい人・デブに魂を売ってでもブログ力を手に入れたい人はどうぞ、川崎へお越しください♪
今のブロガーの相談とかファンに支えてもらうモデルの先駆けであり、外部収入なしでファンからの収入だけでやっているのが岡田斗司夫さんなんだよなぁ〜うん。